あなたは「カルパス」を食べられたことがありますか?恐らく殆どの方は、一度は口にされたことがあるのではないでしょうか?今回は、カルパスを食べて食中毒になることがあるのか?ということについて、以下のようなことを詳しく解説していきます。
- カルパスとはどんな食べ物なのか?
- カルパスを食べて食中毒になることもあるのか?
- カルパスは食べ過ぎに注意すること
こんな内容になっています。記事をしっかりと読んで、カルパスと食中毒の関係に詳しくなってしまいましょう。
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目次
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カルパスってどんな食べ物?
カルパスとはどんな食べ物なのでしょうか?詳しく調べてみたので、見ていきましょう。
カルパスってどんなもの?
カルパスとはロシア発祥のドライソーセージの事です。豚ひき肉、牛ひき肉、鶏ひき肉を混ぜて調味料、香料、ラードをプラスし腸詰めして加熱して作られます。60日間から90日間乾燥熟成されているので、水分量が非常に少なくなっていて、日本では水分含有量が55%以下という基準が定められています。
料理の食材として使われる事よりも、子供のおやつやお酒のおつまみなどに用いられることが多い食品です。
栄養成分は?
カルパスに含まれている栄養成分は、以下のようなものです。
- たんぱく質
- 脂質
- 炭水化物
- 塩分
カルパスは、動物の肉から作られているので、当り前ですがたんぱく質が非常に多いです。ただし、加工する際にラードを使うので、脂質も高く、味付けする際に食塩を使うので、塩分も非常に多いのが特徴です。ちょっとだけ食べるのであればいいですが、食べ過ぎには注意したいですね。
サラミとの違いは?
カルパスと似ているもので「サラミ」があります。サラミはイタリア発祥のドライソーセージになります。カルパスと違って、サラミは「豚ひき肉、牛ひき肉」のみで作られています。それらのひき肉にカルパス同様、調味料、香料、ラードなどを加え腸詰めして乾燥熟成させます。
それがサラミになっているのです。こちらのソーセージも水分含有量は低く35%以下が基準となっています。カルパスとは違い、サラミはサンドイッチの具材になったり、ピザの具材になったりと、食材の一部として使われることが多いです。
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カルパスで食中毒になる危険性はあるの?
カルパスを食べて食中毒になってしまう事はあるのでしょうか?カルパスと食中毒の関係について、調べてみました。
非加熱食材なので食中毒になる可能性はある
カルパスは非加熱食材なので、食中毒になる可能性もあります。ただ、商品には賞味期限が記載されているので、その期限内に食べきることが出来れば、そこまで気にする必要はないでしょう。保存状態が悪ければ、肉の中に食中毒菌が繁殖し、食中毒を引き起こすでしょう。
賞味期限切れのものにも注意
カルパスの賞味期限は、およそ製造日から120日程度に設定されています。かなり長めの賞味期限となっているので、この期間を目安に食べきるようにしましょう。ただ、賞味期限が切れたからと言って、すぐに食べられるなくなることはありません。
賞味期限は、あくまでも「美味しく食べられる期間」です。なので、賞味期限の1.2倍の日数くらいであれば、食べることは可能です。とはいえ、保存状態が悪ければ、そこまで日持ちはしないので、状態をよく見て食べるようにしてください。
食品添加物も多いって本当?
カルパスは製品を作る過程である程度の食品添加物を使っています。そのため、沢山食べ過ぎるのはあまり体に良くありません。とはいえ、日本国内に流通している食品は、全て「食品衛生法」を通過した物ばかりです。
そのため、カルパスを数本食べたからと言って、すぐに体に悪影響が出ることは考えられません。問題なのは、毎日数十本も食べてしまうような、暴食をした時だけです。
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カルパスは食べすぎにも注意
前述している通り、カルパスは「食べ過ぎに注意」をしなければいけません。そこにはどんな理由があるのでしょうか?
塩分が高め
カルパスには、多くの塩分が入っています。なので食べ過ぎてしまうと、塩分過多により、「高血圧」などの生活習慣病を引き起こします。一日に数本だけを目安に、大量に食べることは控えましょう。
出来れば、サラダなどの野菜も十分にとり、体外に塩分を出来るだけ排出する工夫も必要です。
脂質が高め
カルパスの原材料は、動物のひき肉です。さらに製造過程で、ラードを使っているため、脂質はかなり高めです。もし、ダイエットをされていたり、生活習慣に不安があるのであれば、食べられないことをおすすめします。
毎日続けて食べてしまう事で、脂質の過剰摂取に繋がり、ダイエットしにくい体になってしまうでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「カルパスを食べて食中毒になることはあるのか?」ということについて、詳しく解説してきました。カルパスを食べて、稀ですが食中毒になることはあります。よく量に注意して食べましょう。ざっくりと記事を振り返っておきましょう。
この記事をまとめると
- カルパスとはドイツ発祥のドライソーセージの事
- カルパスを食べて食中毒になる危険性もある
- カルパスは塩分や添加物が多いので、食べる量に気を付けなければいけない
こんな内容となっていました。もし、カルパスを食べられることがあれば、きちんと量を守って、食べ過ぎない工夫が必須です。
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