寒天ゼリーを柔らかくする方法を紹介！固まらない原因や作り方も

寒天は溶かすことで様々なレシピに使用でき、腹持ちが良いことなどからダイエットを志す方に人気の食材となっていますよね！果物をたくさん使用したフルーツ寒天ゼリーや、あんみつや水ようかんなどの和菓子でも使用できてとても便利です。

今回は、寒天を使用したゼリーを手作りした際、「固くなりすぎてしまった！」という場合の対処法について解説していきます。今回紹介していくテーマは、

• 寒天ゼリーを柔らかくする方法
• 寒天ゼリーの作り方
• 寒天ゼリーがうまく固まらない原因
• 寒天ゼリーの成分

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

スポンサードリンク

寒天ゼリーを柔らかくする方法

寒天ゼリーを手作りした際に、思っていたよりも固くなってしまい、失敗してしまうこともありますよね。こういった時、何か対処法はないのでしょうか？

表示より水の量を増やす

寒天ゼリーが固くなってしまった場合は、再度加熱して液体に戻して、水の量を少し多めにしましょう。牛乳寒天などを作る際は温度管理や水の量の調節が難しいため、しっかりとレシピを確認しましょう。

固い場合は再加熱する

先ほども少し紹介しましたが、寒天ゼリーの出来上がりが固くなってしまった場合は、再度鍋に移して加熱することでまた液体に戻ります。鍋に入るように小さくカットして、弱火で少しずつ加熱しましょう。

すでに出来上がった寒天ゼリーはとても焦げやすいため、焦げないように少量の水を入れるなどの工夫をするとよいでしょう。

寒天ゼリーの作り方

寒天ゼリーを上手に作るにはどのようなコツが必要なのでしょうか？失敗しないためのポイントについて見ていきましょう。

ジュースと粉寒天を沸騰させる

寒天ゼリーを作る際は、寒天液や使用するジュースや牛乳などの温度管理が非常に重要です。ここを間違えると、加熱ムラができてしまったり、うまく固まらなかったりします。

そのため、混ぜ合わせる牛乳やジュースなどを寒天と一緒に温める方法をとると失敗しにくくなります。寒天液を作って後からジュースなどを加える方法が定番ですが、寒天液と加えるジュースなどの温度が違うと失敗する原因にもなります。

耐熱容器で冷やし固める

寒天ゼリーを作る際はしっかりと冷やし時間を確保することも重要です。早く食べたい気持ちはわかりますが、冷蔵庫などでしっかりと冷やし固めましょう。

常温で1時間以上、冷蔵庫で30分程度で固まると言われていますが、水分の量などによって前後するため、それ以上の時間をかける場合もあります。

スポンサードリンク

寒天ゼリーがうまく固まらない原因

寒天ゼリーを作ってみたけどうまく固まらなかった・・・という経験、ありますよね。寒天が固まらないのは一体何が原因なのでしょうか？詳しく見ていきましょう。

寒天が溶け切っていない

一つ目の理由が「寒天が溶け切っていない」からです。寒天は完全に溶け切らないと、凝固作用が弱くなるため時間を置いても固まりません。

そのため、寒天ゼリーを作る際は、沸騰させた水に寒天を入れて、2分程度加熱する必要があります。もししっかり溶かせていないとわかった場合は、再度鍋に移して寒天を加熱しなおすと、また液体に戻ります。

液体が冷たすぎる

寒天が上手に固まるかどうかは温度管理が非常に重要です。せっかく温めてうまく溶けた寒天であっても、混ぜ合わせる牛乳やジュースなどが冷た過ぎてはいけません。寒天液の温度が急激に下がってしまい、部分的に固まるといったムラができてしまいます。

固まりにムラがある寒天ゼリーは食感が悪く、美味しくありません。寒天は30度～40度の温度で固まり始めるという性質があるため、牛乳やジュースを使用する際は前もって温めておくか常温に戻しておきましょう。

スポンサードリンク

寒天ゼリーの成分

寒天ゼリーにはどのような成分が含まれているのでしょうか？寒天のカロリーや原材料、栄養素について詳しく解説していきます。

カロリー・原材料

寒天は、天草などの海藻類に含まれる成分を乾燥・冷凍させて加工した商品です。カロリーは非常に低く、1食辺り（約2.2ℊ）3kcalと非常に低いことがわかります。

寒天の原材料は天草やオゴノリと呼ばれる海藻です。棒寒天や角寒天、糸寒天などは天草が原料となっています。粉寒天はオゴノリが原料となっています。

成分・栄養素

寒天に含まれる栄養成分は、炭水化物・ミネラル・食物繊維です。たんぱく質や脂質は含まれていません。ミネラルはヨウ素が多く含まれており、その他のナトリウムやカリウム、カルシウムなども少しずつ含まれています。

食物繊維は非常に多く含まれており、何と100ℊ中79ℊが食物繊維です。ただし一度に使用する量は数グラム程度なので、一度でこれだけの量が摂取できるわけではありません。

しかし食物繊維が多いことには変わりありませんから、腹持ちが良いからと言ってあまり多量に食べてしまうとお腹を壊す可能性があります。

まとめ

今回は、寒天ゼリーで失敗し、固すぎてしまった場合の対処法について解説していきました。

いかがでしたか？寒天ゼリーで失敗してしまった時の対処法について、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

スポンサードリンク