皆さんはかんぴょう巻きというお寿司は知っていますよね!ではその中に入っているかんぴょうとはいったいどんな植物なのかご存知ですか?聞かれると意外と困る質問ですよね。そこで今回はかんぴょうについての紹介をしていきます。かんぴょう料理を作ったことがある人はその酸っぱさに悩まされたことあるのではないでしょうか?酸っぱさの原因や、かんぴょうの正しい戻し方、アレンジレシピを紹介しますね!
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目次
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かんぴょうとは?
かんびょうの原材料は?
かんぴょうの原材料は「ふくべ」という、ユウガオの実です。あまり目にする機会がないかもしれません。
そもそもユウガオという言葉もあまり聞きなじみがないですよね。ちなみに私たちに馴染みのあるアサガオとは全くの別種なので混同しないように!
かんぴょうに使われるふくべは、ユリ科ユウガオ属の一年草でひょうたんの仲間です。ふくべの中身を細長く削り乾燥させたものが「かんぴょう」です。
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どのように作られているの?
かんぴょうの作り方はふくべを輪切りにし、りんごの皮を剥くようにどんどん薄く桂むきしていきます。種のあるふわふわした部分の手前まで剥いて、それを2日程度乾燥させたら環境が出来上がります。実は家でも簡単にかんぴょうを作ることができるんですよ!
かんびょうが酸っぱい原因
原因は保存料の「二酸化硫黄」
かんぴょう料理を作った事がある方はご存知かもしれませんが、市販されている乾燥されたかんぴょうは食べると酸っぱい味がします。これはかんぴょうを保存しやすいように二酸化硫黄で燻蒸されているためです。 二酸化硫黄とは温泉と同じ成分です。体に害はありませんが、しっかり下処理をしないと食べる時に酸味が強く残ってしまいます。
気になる時は塩揉みを
ではどのようにかんぴょうの酸味を落としたら良いのでしょうか?かんぴょうの酸味を落とすには煮る前に、塩でもみ洗いする必要があります。塩でもみ洗いすることで二酸化硫黄の成分が取れるだけではなくかんぴょうらしい食感になると言います。
塩はかんぴょうの中に入り込み水分を奪います。その流れで二酸化硫黄の酸味も水分中に出してくれるので、酸味が抑えられるといった原理になります。
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かんびょうの正しい戻し方
実は結構簡単!
- ①水を張ったボウルにかんぴょうを入れもみ洗いし水気を切る。
- ②再度ボウルにいれて水を浸る程度までそそぎ、3分ほどおいてまた水を切る。
- ③塩をまぶして揉み込む
- ④流水で洗い流し水気を切る。
- ⑤お湯を沸かした鍋に入れしんなりするまで中火で10分ほど茹でる。
- ⑥ザルに上げて粗熱を取り水分を絞る。
メーカーによっては塩もみが入らないかんぴょうも売られています。食品表示には必ず戻し方が書いてありますのでそちらを参考にしてみてください。
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かんぴょうアレンジレシピ3選♪
では最後におすすめのかんぴょうアレンジレシピを紹介しますね!かんぴょうはお寿司以外にも意外と幅広く使うことができる食材なんですよ!
かんぴょうの卵とじ丼
かんぴょうは卵との相性がとても良いと言われています!カニカマと椎茸を一緒に入れた卵とじ丼はほっぺが落ちるほどおいしいですよ!簡単に作ることができますのでぜひチャレンジしてください!
かんぴょうサラダ
かんぴょうはサラダとしても食べることができます!お好きな味付けでサラダに混ぜるだけで味や食感にアクセントを加えることができます。マヨネーズと和えてみたり、ごまドレッシングで和えてみたり、オリーブオイルと塩コショウでも何でもOKです!
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かんぴょうチャプチェ
かんぴょうに春雨と長ネギ・大根・人参・ほうれん草を入れ、醤油とすりごまで味付けすれば美味しいチャプチェが完成します!お肉が欲しい時は牛肉を入れても美味しいですよ。やはりかんぴょうは、甘辛くすることでおいしさを発揮する食材みたいですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?名前はよく聞きますが意外と食卓に並ぶことがないかんぴょうですが、様々な使い方があることがわかりましたね。
この記事をまとめると
- かんぴょうはふくべというユウガオの実から作られている!
- かんぴょうの酸っぱさは二酸化硫黄の影響で、塩もみをすれば酸味を落とすことができる。
- かんぴょうはお寿司以外にも様々な使い方ができる!
このように食材についての情報をたくさん紹介しております。他にも様々な記事を掲載していますので是非ご覧になってみてください!
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