乾パンにはなぜ金平糖･氷砂糖?まずい?賞味期限切れ1年･10年は腐る?

乾パンは非常食として食べられているものですが、缶詰の中に金平糖が一緒に入っていることがあります。なぜ金平糖なのでしょうか？今回は、

これらのテーマについて紹介いたします。

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乾パンとはどんな食品？

乾パンは、ビスケット型の乾燥したパンです。パンと言えど名前の通り乾燥していて食感はカリカリ、保存食や携帯食として販売されています。

乾パンは軍隊用の保存食である”ハードタック”というものに分類されており、日本人の好みに合わせて作られています。

歴史

日本における乾パンの歴史は古く、天保時代(1840年代)に非常時に備え保存できる軍用の携帯食として、パンを焼き始めたのがきっかけでした。

外国文化を取り入れるのが盛んであった江戸時代には、水戸藩は『兵糧丸』、長州藩は『備急餅』、薩摩藩は『蒸餅』と名前を付けて軍用に作っていました。

どんな味？まずい？美味しい？

乾パンは非常食として重宝しますが、味は“まずい”という意見が多いです。水分が少ないのでパサパサしていて、甘みもないので質素な味です。

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乾パンの賞味期限はどれくらい？

乾パンは非常食用の食品で、賞味期限は約5年となっています。これほどに日持ちするのは、水分が少ないことと密閉状態にあり腐りにくいためです。

中には缶詰ではなく袋入りの乾パンもありますが、その場合の賞味期限は1年となっています。

賞味期限切れはいつまで食べられる？

乾パンは保存食なので、うっかり賞味味源が切れてしまった！なんてこともあるかと思います。賞味期限切れの乾パンは、1〜2年切れていても食べられることが多いです。これはもちろん、未開封の場合に限ります。

“期限切れ10年でも大丈夫？”と思う方もいるようですが、期限切れから10年経った乾パンは未開封でも腐っている可能性があるので注意しましょう。

乾パンにはなぜ金平糖が入ってる？

ところで、乾パンの缶詰の中には金平糖(こんぺいとう)が一緒に入っているものがあります。なぜ金平糖？と思うかもしれませんが、これは唾液の分泌を促して口の中がパサパサになるのを防ぐためです。

金平糖に頼らず飲み物を飲めばいいのでは？と思ってしまいますが、元々乾パンは軍用に作られたものなので、水分がない状況で食べることを想定しているためです。また、中には金平糖ではなく氷砂糖が入っているものもあります。

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乾パンの美味しい食べ方

金平糖が入っていても乾パンが美味しくない…！そんな時におすすめの、乾パンの美味しい食べ方をいくつかご紹介。非常用に備蓄していた乾パンの賞味期限が切れそうな時は、こんな方法で消費してみましょう。

乾パンはそのまま食べるとパサパサなので、温めた牛乳に浸して柔らかくして食べたり、ティラミスの土台に使うビスケットの代用品として使うのがオススメです。

また、キャラメルでコーティングすればパリパリ食感が美味しいプレッツェル風のお菓子にアレンジできます。

カロリー･糖質量は？

乾パンは食べると太るのでしょうか？乾パン1枚あたり12kcal、100g食べると約390kcalと高めです。乾パンは一度にたくさん食べるようなものではありませんが、食べ過ぎは太る原因となるので注意しましょう。

金平糖は食べると太る？体に悪い？

金平糖の原料は砂糖なので、“食べると太る？”と疑問に思う方もいるかと思います。結論からお答えすると、食べ過ぎるともちろん太る原因となります…！砂糖なので糖分が多く、糖質量が高いのです。

では、どれくらいのカロリー量･糖質量なのでしょうか？

カロリー･糖質量

金平糖のカロリーは、小さな1粒(2g)あたり約8kcal、糖質量は2gです。1粒で考えるとあまり高くありませんが、20粒食べれば160kcal、糖質量は40gと高い数値となります。

数粒であれば高カロリーにはならないので、食べる量を気をつければ問題ありません。

また、食べ過ぎると体に影響があるのかどうか、上記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。

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まとめ

乾パンは非常食としてストックしている方もいるかと思いますが、金平糖が一緒に入っているのは唾液の分泌を促すためでした。牛乳に浸したり、食べ方は意外といろいろあるので、賞味期限が迫ったものを消費する時は是非おためしください。

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