ホタルイカが青く光る理由｜生食用はそのまま食べられる?食中毒は? |

ホタルイカは小さなイカの種類ですが、海の中では体を青白く光らせます。ホタルイカが光る理由には、様々な説があるようです。そこで今回は、

ホタルイカはなぜ光る？
含まれる栄養成分･効果
食べ過ぎは体に悪い？
生食用はそのまま食べられる？

これらのテーマについて紹介いたします。

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1 ホタルイカとはどんなもの？
- 1.1 栄養成分
2 なぜホタルイカは光るの？
3 ホタルイカの生食用はそのまま食べられる？
- 3.1 食中毒は危険じゃない？寄生虫は？
- 3.2 ホタルイカの食べ過ぎは体に悪い？
4 ホタルイカの保存方法
5 まとめ

ホタルイカとはどんなもの？

ホタルイカは、深海に生息する小さなイカです。オスとメスで大きさが違い、オスは4〜5cm、メスは5〜7cmほどです。これ以上大きくなることはなく、寿命は約1年と短命のイカの種類です。

日本の産地は、富山県や兵庫県です。3〜6月に旬の時期を迎え、鮮度の高いものはまん丸ぷりっとしています。

栄養成分

ホタルイカにはタウリンが含まれており、疲労回復や肝臓機能アップに効果があります。リンパの流れをよくする働きもあるため、美肌効果も期待できます。

また、ビタミンEが含まれており、代謝をアップさせてダイエットにも効果的と言われています。抗酸化作用もあるので、アンチエイジングにも繋がります。

ビタミンA：ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
ビタミンE：ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
タウリン：タウリンは硫黄を含むアミノ酸の一種で、血液の高脂血症を改善する働きを持っています。コレステロールや中性脂肪の抑え、血圧を正常にする働きもあります。肝臓においてはアルコールの分解含めた解毒の働き助け、脂肪肝の予防効果もあります。

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なぜホタルイカは光るの？

ホタルイカが生息するのは、日本海の深さ200〜600mの深海です。夜は水深30〜100mのところまで上がってきますが、深海や夜は太陽の光が届かず真っ暗です。

ホタルイカは腕発光器、皮膚発光器、眼発光器など、体に複数の発光器を持っています。光る理由は、暗い海の環境でも仲間とコミュニケーションを取るためや、敵に威嚇するため、餌を引き寄せるためと言われていますが、はっきりとは判明していません。

ホタルイカの光は青白く、蛍のように光ることが『ホタルイカ』という名前の由来となっています。名前の通りの語源なのですね。

ホタルイカの生食用はそのまま食べられる？

スーパーに並ぶホタルイカは既にボイルされたものが多いですが、中には生食用もあります。生食用と書かれたものは、生で食べられるよう処理したものなので、そのまま食べることができます◎ 人気の食べ方は沖漬けですが、わさび醤油に付けてお刺身のように食べることもできます。

しかし、生食用以外のホタルイカは危険なので絶対にそのまま食べないようにしましょう。