カキフライは太る?カロリーや脂質は?実はダイエットにむいてる?

外側はカリカリ中はジューシーなカキフライは、大好きな人がとても多い料理ではないでしょうか。濃厚な牡蠣の美味しさを口いっぱいに感じることができるカキフライは、牡蠣好きの人の中だけでなく、初めてカキを食べるという方にとっても人気のある食べ方です。

そんなカキフライですが、ダイエット中の人にとっては敬遠しがちな料理だと思いますが実はダイエットに向いてるということをご存知でしょうか?

今回の記事では、

  • カキフライが太る?
  • ダイエットに向いてるって本当?
  • ダイエット向けの食べ方とは?

これらについて解説していきたいと思います。

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カキフライは太る?

カロリーと脂質 

カキフライ一個あたりのカロリーは57kcalと言われています。カキフライはひとつだけではなく2~3個一気に食べてしまうので大体200kcal程度になると覚えておくと良いでしょう。

これだけ見てもそこまでカロリーが高いようには感じませんよね。

実は牡蠣の可食部は100gは約60~80kcalと、栄養の割にかなりヘルシーな食材です。ダイエット食としての定番中の定番の鶏肉よりも低カロリーなんですよ!

牡蠣は一度その場所に固着すると動く必要がなくなるので、筋肉が殆ど付いていません。ですので他の貝のように強い貝柱を持っているわけではありませんので、タンパク質の量はそこまで多くないのです。ですがその代わりに内臓が発達しているので、鉄や亜鉛などのミネラルを多く含んでいます。

フライにしているので脂質については少し高くなりがちです。大体100gあたりで脂質が3.66gとなっています。たくさん食べ過ぎてしまうと脂質オーバーになってしまいますが、2~3個食べる程度であれば全く問題ありません。

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栄養価

牡蠣は栄養満点の食材と言われ、疲労回復に必要な栄養素をたくさん含んでいます。特にビタミンB群が多く、ビタミンB1・B2・B12が豊富です。それに加えて亜鉛・鉄分などのミネラル類、旨味成分であるアミノ酸やグリコーゲンも含まれています。

ビタミンB1

ビタミンB1は人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。

ビタミンB2

ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。

ビタミンB12

ビタミンB12には、細胞分裂に関わり、特に乳児や人間の血球の文化には不可欠な栄養素です。細胞分裂の際の、DNAの複製に関わるため、不足すると正常な組織が作られず体の機能維持に影響が出ます。神経伝達や脂質代謝にも関わる酵素です。

鉄分

鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。

亜鉛

亜鉛は、酵素の材料だけではなく、タンパク質や核酸の代謝に大きく関わるミネラルです。細胞分裂に関わるため舌や髪の毛の維持に多く使われます。皮膚や粘膜の維持にも欠かせないため、不足しがちなミネラルの一つです。

グリコーゲン

グリコーゲンは、動物の体内で作られる多糖類の一種です。動物が食事から取り込んだ糖質を、体内に貯蔵し生きていくためのエネルギーとして再合成し貯蔵されたブドウ糖の多糖類になります。運動の体力や疲れにくさに大きく関係している多糖類です。

このように非常に多くの優秀な栄養素を持っているため、牡蠣は健康な体づくりをする上でもってこいの食品なんですよ! 

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実はダイエットにむいてる?

亜鉛不足を補える!

ダイエット中は牛肉や豚肉などの高カロリーな食材を避けがちですよね。ですのでダイエット中は亜鉛が不足してしまうことが多いと言われています。

亜鉛は体の細胞を作るときに欠かせない栄養素であり、亜鉛不足になると嗅覚や味覚が衰えたり、肌が荒れてしまったり、免疫力が低下して肺炎などの感染症にかかりやすくなるといわれています。

特に汗から亜鉛は排泄されてしまうので、ダイエット中の運動をたくさんする時期は亜鉛不足になりやすいといわれています。ダイエット中に風邪をひきやすかったり、疲れやすかったり、集中力があまり上がらなくなってしまった場合は亜鉛不足かもしれませんの。そんな時は是非、牡蠣を食べてください!

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ダイエット向けの食べ方

ダイエット時のカキフライの食べ方について解説していきたいと思います。

塩やレモンで食べる

ダイエット中にカキフライを食べるならタルタルソースや中濃ソースをかけるのではなく、塩やレモンで食べることをお勧めします。

こうすることによって余分なカロリーや糖質、脂質をカットすることができます。特にレモン汁はカキフライとの相性がバッチリで、牡蠣の美味しさをより引き立ててくれるためおすすめなんです!

塩は牡蠣の独特の香りが苦手な人にとっては少し食べづらくなってしまう可能性がありますので注意しましょう。

付け合わせでキャベツをつける

その他にもダイエット中のカキフライの食べ方でおすすめなのが付け合せのキャベツをしっかりと食べることです。

キャベツは噛み応えもありますし、低カロリーで腹持ちの良い食材ですので、カキフライを食べる前に付け合せのキャベツをしっかりとよく噛みながら食べると食べ過ぎを抑えることができます。

ダイエット中の方はぜひ付け合せのキャベツと共にカキフライを楽しんでくださいね!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • カキフライのカロリーや脂質はそこまで高くない
  • 非常に栄養価が高い食材なのでダイエット中にもおすすめ
  • ダイエット中に食べるならソースではなくしようかレモン汁をかけて食べるのがおすすめ
  • ダイエット中に不足しがちな亜鉛不足を補うことができる優秀な料理
  • ダイエット中に食べるなら付け合わせのキャベツも一緒に食べること 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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