カキフライは牡蠣のおいしい食べ方の一つですが、子供は何歳から食べられるのでしょうか?牡蠣はお腹を壊しやすい食材なので、なかなかいつから与えても良いのかわからない、という方も多いかと思います。そこで今回は、
- カキフライは何歳から食べてもいい?
- 子供にカキフライを与える時の注意点
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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カキフライは何歳から子供に与えてもいい?
カキフライは牡蠣を揚げたものですが、“何歳からなら子供に与えてもいいの?”と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?牡蠣は当たりやすい食材なだけに、食べさせるのを控えている方もいるかと思います。
カキフライを食べてもいい年齢ですが、実は牡蠣そのものは離乳食後期(生後9〜11ヶ月)から与えても良い食材とされています。
食中毒になる可能性のある牡蠣を、1歳未満でも与えて良いというのは非常に意外ですよね。ただし、与えても良いのはしっかり加熱したものに限ります。生焼けだと腹痛や下痢など食中毒症状を起こすこともあるので、加熱時間や加熱温度には注意しましょう。
牡蠣は生後9ヶ月の離乳食後期から与えても良い!
揚げ物はさすがに生後1歳未満の子供には食べさせられないので、家庭で揚げ物を与えるようになったらカキフライも与えてみてOKです。カキフライの中心部まで火が通るよう、よく加熱しましょう。
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カキフライが生焼けだとどうなる?
カキフライが生焼けだと、食中毒症状が出る可能性があります。牡蠣による主な食中毒は下記になります。
ノロウイルス
ノロウイルスは食中毒の中で有名ですが、食べてから症状が出るまでの時間は12〜48時間後、症状には激しい下痢・腹痛・嘔吐などがあります。潜伏期間が最大2日と長く、食べてすぐに症状が出ないため、翌日〜翌々日に発症することもあります。
腸炎ビブリオ
腸炎ビブリオの潜伏期間は12時間前後で、強い腹痛・下痢・嘔吐などが症状となります。特に温かい時期に発生し、5月から増加が始まりピーク時期は7〜9月ですが冬場でも見られる菌です。
潜伏期間は11〜18時間が一般的ですが、中には2〜3時間という短時間で発症したケースもあります。軽症で済む場合もありますが、重症化すると死亡することもある危険性の高い食中毒です。
子供にカキフライを与える時の注意点
子供にカキフライを与える時は、下記のポイントに注意しましょう。
- しっかり火をを通す
- はじめは少量から
- 揚げたその日のうちに食べる
火を通すことで牡蠣のウイルス菌を殺すことができるので、しっかり加熱したものを与えるようにしましょう。中まで火が通っていないと食中毒を起こす可能性があります。また、牡蠣自体をはじめて与える場合は、少量から与えて様子を見るようにしましょう。
カキフライを揚げた翌日に食べることもあるかもしれませんが、できればその日のうちに食べたほうが安全です。特に子供は敏感なので、保存せず消費しましょう。
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牡蠣アレルギーは起こる?
牡蠣はアレルギーを起こす食品でもあります。体質によってアレルギー反応を起こし、蕁麻疹・腹痛・下痢・口の痒みなど様々なアレルギー症状を起こす危険性があります。
こちらは事前に防げるものではないので、子供に与える時は量に注意し、はじめから与えすぎないことで対策しましょう。
まとめ
この記事をまとめると
- 牡蠣そのものは生後9ヶ月から与えても良い食材!
- 与える時はしっかり加熱したものを
- カキフライで与える時もよく加熱し、はじめは与えすぎないこと
牡蠣は意外にも、離乳食後期と言われる生後9ヶ月から与えることができる食材です。揚げ物を食べられるようになったらカキフライも与えてOKなので、お子様の様子をみながら与えてみましょう。食中毒の危険性があるため、生焼けだけには注意してください。
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