かぶの葉の常備菜|日持ちする?作り置きレシピで人気なものは?

皆さんはかぶの葉を使って調理をしたことはありますか?かぶの葉と言うとどうしても捨てがちな部位ですが、捨てるのはもったいないぐらいとても栄養価が高く優秀な食材なんですよ。

むしろ時間が経ってしまったカブは根っこよりも葉っぱの方に栄養素が集まっていくため、絶対に捨てるのはNGなんです!

今回の記事では、

  • かぶの葉の栄養素
  • かぶの葉の常備菜レシピ
  • 保存方法と保存期間
  • 保存期間を長くする方法

これらについて解説していきたいと思います。 

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かぶの葉は栄養価が高い!

栄養価

まずは、かぶの葉に含まれている主な栄養について詳しく見ていきます。葉の部分は緑黄色野菜としても分類されていて、栄養価が抜群に優れています。根の部分と同じく「ビタミンC」「食物繊維」や、造血ビタミンとも言われ注目されつつある「葉酸」も含まれています。

  • β-カロテン
  • ビタミンE
  • 鉄分
  • カルシウム
  • カリウム

必要に応じて体内でビタミンAに変化でき、細菌やウイルスの侵入を防ぐための必要な粘膜を丈夫にする作用があります。また、肌のシミの原因になるメラニン色素を抑制する抗酸化作用も持っています。

◯ビタミンE

強い抗酸化作用だけでなく、コレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制し、細くなった血管を広がる働きがあるので血流の悪化による体の不調改善効果があります。

◯鉄分

血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されるだけでなく、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。

◯カルシウム

骨や歯の主成分の材料であり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きがあり、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌など、多用な働きをします。

◯カリウム

細胞の水分量や、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウム共に、体の中の水分量を調整し、過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性などの不調の改善効果があります。

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作り置き常備菜に便利!

かぶの葉は非常に優秀な栄養素を豊富に含む食材です。それに加えて、かぶの葉のレシピを調べるとかなりたくさんの常備菜が出てきて、比較的長く美味しく楽しめることがわかります。

ですのでかぶを購入したら葉っぱを捨てるのは絶対にNGです!美味しく長く楽しめる健康的な常備菜についていくつか紹介していきますね!

カブの葉のナムル

はじめに紹介するのはカブとカブの葉を使ったナムルです。ナムルというのは韓国料理の一つでナムルだれに野菜を和えて作る料理です。ナムルたれを作る調味料と漬ける野菜だけ準備すれば簡単に作ることができますのでおうちでもとっても簡単に作ることができます。

作るときは以下のようなものを用意してください。

材料

  • かぶ:2個
  • かぶの葉:2個分
  • 塩:小さじ¼
  • こしょう:少々
  • 鶏ガラスープの素:小さじ½
  • ごま油:小さじ2

上記の材料だとナムルのタレを自作する方法ですが、ナムルのタレとしてそのまま既製品として販売されているものもありますのでそちらを活用するとより簡単に作ることができます。

作る時はかぶを適度な大きさに切って塩をふり3分ほどおいて水気を出していきます。

かぶの葉っぱは1センチ幅に切ってボウルに入れて塩を振り、揉み込んで水気を絞り、ふんわりとラップして600 W のレンジで2分程度加熱します。その後ボウルに全ての材料を入れて和えると完成します!

カブの葉とじゃこのふりかけ 

かぶの葉とじゃこのふりかけは日本テレビのヒルナンデスでも紹介されてから、かなり注目を集めている作り置きレシピです。

かぶの葉とじゃことお好きな調味料を合わせてフライパンで少し炒めるだけで簡単に作ることができます。非常に手軽でしかもかぶの葉の若干の苦みとじゃこの塩気が本当に相性が良いので、ぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか。

材料は以下のものを準備してください。 

材料

  • かぶの葉:2~3個分
  • ちりめんじゃこ:大さじ2
  • 白いりごま:大さじ1
  • 削り節:1/2パック
  • 薄口醤油:小さじ2
  • サラダ油
  • みりん 

塩昆布とカブの葉のふりかけ

先ほどはちりめんじゃこと一緒にかぶの葉を炒める方法を紹介しました。その他にも塩昆布と一緒にかぶの葉を炒めるだけでもとっても美味しいふりかけができます。

材料は以下のものを用意してください

材料

  • かぶの葉:3個分
  • フジッコ塩昆布:10g
  • ごま油:大さじ1
  • いりごま:大さじ2
  • 鰹節:5g
  • 料理酒:大さじ2

作り方は先ほど紹介したじゃことかぶの葉のふりかけと全く同じです。作り方が同じということは他の料理にもアレンジすることができますので覚えておくと良いでしょう。

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かぶの葉の常備菜の保存期間

保存期間

ここまではかぶの葉の常備菜レシピについて紹介してきました。

これはの常備菜は基本的に冷蔵庫で保存することができ、大体約一週間ほど保存することができます。ナムル以外のふりかけは冷凍保存も推奨されており、冷凍保存をすることで約一か月ほども保存し長く美味しく楽しむことができます。

冷凍したふりかけを解凍するときは、食べる半日から1日前に冷凍庫から冷蔵庫に移しておいて自然解凍させておきましょう。

自然解凍させたものをアツアツのごはんに乗せて食べると、出来立てのような味わいになってとっても美味しいんですよ!

日持ちする?

手作りで作る常備菜の中では一週間程度も持つので比較的日持ちする食品といえます。もし一週間程度で食べきれないなと感じる場合はより濃い味付けで常備菜レシピを作ってみると良いでしょう。

塩分量が多い方が微生物が繁殖しにくいため、腐りにくくなります。ただし食べる時の量は塩分過多になってしまう可能性がありますので少し控えめにすると良いでしょう。 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • かぶの葉はとても栄養価が高い
  • ビタミンEなどの強い抗酸化作用を持つ栄養素が豊富なのでアンチエイジング効果が期待できる
  • 常備菜に向いているので捨てるのはNG
  • ナムルやふりかけがおすすめ
  • 冷蔵庫保存が基本で約一週間ほど保存することができる
  • もし保存期間を長くしたいなら少し濃いめの味付けにすると良い 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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