バターナッツかぼちゃの保存期間|冷蔵・冷凍保存方法|腐るとどうなる?

バターナッツかぼちゃという変わったかぼちゃの品種を知っています?可愛らしい見た目で、生でも食べられるかぼちゃです。通常のかぼちゃとは見た目や味に違いがありそうですが、保存方法や保存期間はどうなのでしょうか?今回は、

  • バターナッツかぼちゃとは?
  • 保存方法と保存期間
  • 腐るとどうなる?
  • オススメレシピ

これらのテーマについて紹介いたします。

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バターナッツかぼちゃとは?

“バターナッツかぼちゃ”は、“ピーナッツかぼちゃ”とも言われています。ピーナッツもバターナッツも「ナッツ」を表していますね。両方の名前で呼ばれているので、それぞれ別物と思いがちですが、品種としては同じものになります。

特徴

バターナッツ(ピーナッツ)のかぼちゃの皮は、一般的なかぼちゃとは異なりピーラーで剝くことができるほど柔らかいのが特徴です。そのため下ごしらえが簡単で調理しやすいのです。

種は下部に集中していて、上部はそのままカットすれば食べることができるのが特徴です。種とワタは食用ではないので下処理の段階でくり抜きましょう。

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生でも食べられる?

バターナッツかぼちゃは、生でも食べることのできる品種です。生で食べる場合、独特の青臭さがやや残るので、浅漬けや塩麹漬けにして食べると良いでしょう。

しかし、やはりかぼちゃ本来のほくほく、ねっとりとした食感を味わいたいのであれば、加熱をして食べることをおすすめします。

ピーナッツかぼちゃとの違い

結論から言ってしまうと「バターナッツカボチャもピーナッツカボチャも全く同じ物」です。バターナッツカボチャはペポカボチャの品種の一つで、ピーナッツカボチャも全く同じ品種になっています。地域によって、名前の呼び方が違うのかもしれませんね。

食べ比べても違いはないはずなので、同じ物だと思っておいてください。

生産地・旬の時期

バターナッツかぼちゃの原産は南米です。日本で栽培されている地域には、北海道や長野県などがあります。収穫・旬の時期は大体9月~11月くらいの秋の時期とされています。

値段

バターナッツかぼちゃは珍しい品種なのであまり見かけないものですが、ネットでは旬の時期にお取り寄せすることもできます。

販売元によっても値段は様々ですが、5kg2,100円は6kg1,800円などで販売されていました。興味のある方はネットでのお取り寄せをチェックしてみてください!

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バターナッツかぼちゃの保存期間

カットしたバターナッツかぼちゃの日持ち日数の目安は、常温・冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

バターナッツかぼちゃの日持ち
  • 常温保存…1〜2日
  • 冷蔵保存…約1週間
  • 冷凍保存…約1ヶ月

バターナッツかぼちゃは丸ごと1個であれば常温でも2〜3ヶ月日持ちしますが、カットされているものはあまり日持ちしません。購入後は冷蔵保存がオススメです。

バターナッツかぼちゃの保存方法

バターナッツかぼちゃの常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。

常温保存

バターナッツかぼちゃは丸ごと1個であれば、切らずに常温で置いておくことで追熟が進み甘みが増す特徴がありますその場合の日持ちは2〜3ヶ月ですが、カットかぼちゃは傷みやすいので冷蔵保存しましょう。

冷蔵保存

バターナッツかぼちゃを長持ちさせる冷蔵保存のコツはこちらです。

冷蔵保存
  • 購入後はすぐに種を取る
  • 種を取ったらラップに包んで密閉袋に入れる

バターナッツかぼちゃは種やワタ部分が腐りやすいので、買ってきたらすぐにその部分をくり抜きます。

冷凍保存

バターナッツかぼちゃを長期保存させたい時は、生のままor茹でてから冷凍保存が可能です。

冷凍保存
  1. バターナッツかぼちゃを食べやすいサイズにカットする
  2. 茹でて粗熱を取ったらラップをして密閉袋に入れる
  3. 金属バットの上に置いて冷凍庫へ入れる→早く凍らせるコツ!

生のまま保存する場合は、茹でずにラップをして密閉袋に入れます。使う時のことを考えると、冷凍しておいた方が便利でしょう。

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バターナッツかぼちゃは腐るとどうなる?

バターナッツかぼちゃは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったバターナッツかぼちゃの特徴まだ食べられるバターナッツかぼちゃの特徴を、それぞれ確認してみましょう。

腐ると…
  • 色こく変色している
  • ぬるぬるして柔らかくなっている
  • カビ臭さ・酸っぱい臭いがする
  • 包丁で切ると糸を引く
  • 白カビや緑色のカビが生えている

バターナッツかぼちゃの中身は鮮やかなオレンジ色をしているのが特徴ですが、傷み始めると より濃い色に変化 していきます。そして生の状態では固いかぼちゃが徐々に 柔らかくなり、表面がぬるぬる なります。

また、包丁で切ると糸を引いたり、酷い場合には中に 白カビや緑色のカビが生える こともあります。特に種やワタの部分が傷みやすく、切ってみたら腐っていた!なんてこともありますので注意しましょう。

まだ食べられるバターナッツかぼちゃの見分け方

バターナッツかぼちゃが腐っているのかどうなのかわかりにくい、まだ食べられる時の特徴はこちらです。

 断面が白く粉っぽくなっている

 種やワタにぬめりがある

❶クリスタル症状が原因:バターナッツかぼちゃの断面が、白く粉っぽくなっていることがあります。これはかぼちゃが持つデンプンや糖が結晶化したもので、成長中に乾燥や高温にさらされることで現れる 「クリスタル症状」 というものです。クリスタル症状であれば食べても問題はないので安心しましょう◎

❷傷み初期であることが原因:バターナッツかぼちゃは食べる部分よりも種やワタ部分により多くの水分を持っています。そのため 種やワタから傷みが進みます 。果肉にカビや変色が発生していなければまだギリギリ食べられるので早めに消費しましょう◎

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バターナッツかぼちゃの料理レシピ

バターナッツかぼちゃはどんな風に料理に使ったらいいの?という方に、いくつかオススメ料理をご紹介いたします。

ポタージュ

バターナッツかぼちゃは粘性がある特徴と、繊維質が少ないということでポタージュなどに大変向いています。ナッツの風味がするので少し変わった味のかぼちゃのポタージュとして人気があります。

生サラダ

バターナッツかぼちゃはシンプルな食べ方はもちろん、生で食すこともできます。千切りにすると柿のような食感でメロンのような風味もあるのでサラダに合います。

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まとめ

この記事をまとめると

  • バターナッツかぼちゃの保存期間は、丸ごと1個:常温で2〜3ヶ月
  • カット:冷蔵で約1週間
  • 保存方法は通常のかぼちゃと同じでOK◎

バターナッツかぼちゃは生食できる品種で皮まで食べることができる珍しいものなので、見かけた際は是非一度その味を試してみてください♩カットしていないものであれば長期保存可能なのでオススメですよ!

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