ラクトアイスに賞味期限はない?半年・1年前・2年前のは食べられる?

アイスの中にはいくつか種類がありますが、”ラクトアイス”はそのうちの一つです。パッケージを見てみると、賞味期限が記載されていないものが多いあります。なぜアイスには賞味期限の表示がないのでしょうか?今回は、

  • ラクトアイスに賞味期限はある?
  • 多くのアイスに賞味期限がない理由
  • 半年前・1年前のアイスは食べられるの?
  • 食べかけアイスの賞味期限と正しい保存方法

これらのテーマについて紹介いたします。

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ラクトアイスとは?

アイスは、これら4つに分類されます。

種類と乳成分の含有量
  • アイスクリーム…15%以上:濃厚な味わいで一番多く含まれる
  • アイスミルク……10%以上:牛乳ほどの乳成分を持つが、植物油も使用している
  • ラクトアイス……3%以上:最低限の乳成分で、植物油を使用することで濃厚風にしている
  • 氷菓………………ほぼゼロ:かき氷や果汁を凍らせたもので植物油は不使用

アイスの分類は、植物油の使用分量によって異なります。アイスクリームは乳成分が多いため、植物油に頼らなくても固まることができますが、ラクトアイスは乳成分が少ないために植物油を加えることでアイスの濃厚さに近づけようとしている商品なのです。

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ラクトアイスの賞味期限ってどのくらい?

アイスの賞味期限ですが、アイスは 賞味期限がパッケージに記載されていないものも多くあります 。その代わり、「マイナス18度以下の冷凍庫で保存してください」と記載があることが多いです。つまり、アイスは適温で保存していれば劣化することはなく、長期間保存していても食べることができあす。

スーパーカップの賞味期限

アイスには賞味期限が記載されていないものがほとんどですが、スーパーカップには2020年6月から賞味期限が記載されるようになりました。

スーパーカップの賞味期限は、製造から約2年とされています。明治のHPによると、賞味期限を記載するようになったのは「安心してアイスを楽しんでもらいたいから」だそうです。

表示義務

食品に賞味期限や消費期限の記載がないなんて、「表示義務」的にアウトではないの?と思うかもしれません。実は乳等省令では、 「アイスクリーム類にあっては期限及びその保存方法を省略することができる」 とされています。

アイスは賞味期限が一年前でも食べられるの?

「アイスは賞味期限が1年前でも食べられるの?」という疑問を聞くことがありますが、きちんと保存されていたのであれば答えはYESで、賞味期限が1年前でも食べることができます!1年前のアイスが食べられる条件としては、

  • マイナス18度以下で保存され続けてきた
  • 一度も開封していない

このようなことがあります。未開封のまま冷凍庫にずっと入っていたアイスは、賞味期限が1年前でも食べることができるのです◎

アイスクリームに賞味期限がない理由

アイスクリームには賞味期限がありませんが、その理由として、アイスはマイナス18度以下の場所で保存されるのが前提なので保存中に品質が変化することは少なく、それによって人の健康に害が出ることはないと考えられているからです。

冷凍状態であればアイスの中で細菌が発生・増殖する可能性もなく、製造時と同じ状態をキープできているのです。

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賞味期限切れ半年のアイスは?

賞味期限1年前のアイスが食べられるので、もちろん1ヶ月後でも半年後でも食べることができます。一度開封していないことが条件となるので注意してくださいね!

100年前のアイスも食べられる?

「アイスに賞味期限がないのなら、100年前のアイスでも食べられるの?」と疑問のスケールは大きくなるかもしれません。もしもマイナス18度での冷凍保存をされ続け、外部からの光の影響を受けず、一度も開封していないのであれば100年前のアイスでも食べられることになります…!

食べかけアイスの賞味期限は?

アイスが長期間保存できることの条件の一つは、未開封であることです。一度開封した食べかけアイスは、1年も日持ちしません。その理由としては、冷凍庫の中なので細菌が繁殖することはありませんが、空気に触れてしまうので冷凍焼けなどで品質が落ちてしまうからです。風味や味が悪くなるので、食べかけのアイスは早めに消費しましょう。

食べかけアイスの賞味期限

食べかけのアイスは、1週間〜2週間以内に消費しましょう

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アイスの正しい保存方法

アイスをできるだけ長期間保存するコツは、お話してきた中でなんなくわかったのではないかなと思います。アイスを長持ちさせるためには、①購入後すぐに冷凍庫に入れる ②マイナス18度以外で保存し続ける ③一度も開封しない この3つが大切です。

購入後冷凍庫に入れるのが遅くなり、アイスが容器の中で溶けてしまうと品質が変わってしまうこともあります。味が変わる原因にもなりますので、できるだけ早く冷凍庫にしまってください。

アイスの食べ過ぎは体に悪い?

 

アイスは暑い時期をはじめ、冬でも美味しいスイーツです。しかし、食べ過ぎは健康に害がでることも…!アイスには糖分が多く含まれている他、脂肪分もたっぷりなのです。

アイスの種類を選べば、太りにくい食べ方をすることもできます。下記記事では、ダイエット中のアイスの選び方や、毎日食べ続けた時の体への影響について紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。

 

妊娠中(妊婦)でもアイスは食べられる?

妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、“アイス”は妊娠中に食べても良いのでしょうか?つわりなどで食欲がない時、アイスなら食べられそう…!なんていう時もありますよね。

そこで、妊娠中にアイスを食べる影響や注意点についてまとめました。あわせて確認してみてください。

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まとめ

この記事をまとめると

  • アイスの多くに賞味期限の記載義務はない
  • マイナス18度以下で保存すれば1年前のものでも食べられる
  • 食べかけは劣化するので、2週間以内に食べきるのが理想

スーパーカップがこんなにも長期間日持ちすること、初めて知った方も多いのではないでしょうか?冷凍庫で眠っているアイスがあっても、ずっと冷凍庫に入っていただけなら食べられる可能性は大です!未開封であることを確認して、是非食べてみてくださいね。

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