古い油でアレルギーになる?使う際の注意点や危険性を紹介!

揚げ物をした際に残った油をみなさんはどうしていますか?一度揚げ物をするだけでも大量に油を使うので、その一度だけで捨ててしまうのはもったいないですよね。しかし、古くなった油は体に悪いという話も聞きます。今回は、

  • 酸化した油の危険性
  • 酸化した油を摂取すると?
  • 酸化した油の特徴は?
についてご紹介させていただきます。

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古い油でアレルギーになる?

油が酸化すると分解が起こってしまうため、においや味や色などが劣化して変化が現れたり、なかなか消えない泡が発生したりしてしまいます。さらに、分解された物質たちが結合することで重合物となって粘りが出てくることもあります。劣化というだけあって、もちろん栄養価も低下してしまうのです。それでは一体、古い油を摂取してしまうと私たちの体にはどのようなリスクがあるのでしょうか?以下に記載させていただきますので、よろしければぜひ読んで参考にしてみてください。

アレルギーの天敵

油に含まれるリノール酸の過剰摂取は、アトピーや花粉症・動脈硬化・心臓の病気などを引き起こすリスクが高まると言われています。

酸化した油の危険性

酸化した油からは毒性を持つ「過酸化脂質」という物質が作り出されることがあります。この「過酸化脂質」は、口にすることで健康被害をもたらす恐れがあるのです。そのため酸化してしまった油や劣化してしまったた油は口にしないように注意することが必要です。お家で揚げ物料理を作った際に、揚げ物に一度使った油は酸化しやすいです。そのためこの油を繰り返し使用する際にはより一層の注意が必要になります。

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古い油を使う際の注意点

揚げものに使った後の油を一度だけで捨ててしまうのはもったいないですよね。揚げ物に使った油は再利用することができます。しかし、何度も再利用すると徐々に溜まってぬる揚げかすから油の劣化が発生します。そのため揚げ物に使った油の再利用の目安は3〜4回程度が限度です。また、この回数内であっても使用する期間に間隔が開いてしまうとその分劣化も進みますので、こまめに状態を確認しながらなるべく短い期間内に使う方が良いでしょう。

食中毒に気を付ける

古い油を摂取することで食中毒になってしまう可能性もありますので、古い油を使う際は気をつけましょう。

揚げた後しっかりと油を切る

使い終わった油を保存する際には以下のようにしましょう。

作り方レシピ
  1. 揚げ物の調理が終わったらすぐに揚げかすを引き上げます。この際、揚げかすの引き上げが遅れてしまうと焦げてしまって嫌な臭いがついてしまいます。
  2. 油が完全に冷える前に油こし紙を使い油こしでろ過をして冷まします。細かい揚げかすまで綺麗に取り除きましょう。
  3. 2を容器に入れてしっかりとフタをして冷暗所で保存します。

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油でアレルギーになった場合の症状

油でアレルギー症状を起こしてしまうこともあるのしょうか?以下に記載させていただきます。

下痢・腹痛

酸化してしまった油を摂取すると、気分が悪くなったり胸焼けがしたり、胃もたれしてしまうことがあります。また、異臭がするほど酸化してしまった油を摂取してしまった場合には、下痢や嘔吐などの食中毒のような症状が現れてしまうこともあります。

アトピー症状が出る

場合によってはアトピー症状が出てしまうこともあります。

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油の変え時の見極め方

わからない

酸化した油を摂取してしまうと健康被害が出てしまう可能性があるということがわかりましたね!そうなってくると、油の変え時の見極め方を知る必要があります。その油が安全に使用できる状態であるかを見極める力をつけるために、酸化した油の特徴を以下でご紹介させていただきます。

泡が消えにくい

食材を油の中に入れた時、周りに泡が発生しますよね。この泡は正常な油であればすぐに消えますが、酸化してしまった油の場合には泡がなかなか消えません。そのため細かい泡が長く生じている場合などは油が酸化したと判断して、使用しない方が良いと言えるでしょう。

粘り気・においがする

酸化してしまった油の見極めが見た目では難しいという場合には、嗅覚で判断することができます。油を加熱した際に不快な油臭さを感じた場合には、その油は酸化してしまっている油である可能性が高いです。廃棄した方が良いでしょう。また、見た目的な見分け方で言うと、正常な油はサラサラしていて粘り気も強くありませんが、酸化してしまった油には不自然な粘り気があります。そのため油に不自然な粘り気を感じた場合にはその油は酸化していると考えて良いでしょう。この粘り気は冷めている状態の方がわかりやすいので、油を使用する前など容器に移し替えるタイミングでチェックしておくと良いでしょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 酸化した油からは毒性を持つ「過酸化脂質」という物質が作り出されることがある。この「過酸化脂質」は、口にすることで健康被害をもたらす恐れがあるため、酸化してしまった油や劣化してしまったた油は口にしないように注意することが必要である。
  • 酸化してしまった油を摂取すると、気分が悪くなったり胸焼けがしたり、胃もたれしてしまうことがある。また、異臭がするほど酸化してしまった油を摂取してしまった場合には、下痢や嘔吐などの食中毒のような症状が現れてしまうこともある。
  • 酸化した油は、泡が消えにくかったり粘り気があったり不快な油臭さがしたりする。