ホットケーキが苦い!原因は重曹?自家製の目安分量|ミックスは危険?

ホットケーキミックスは砂糖やベーキングパウダーが混ざっているので、そのまま使うことができますが、小麦粉から作る時は自分で調合する必要があります。しかし、ホットケーキの素を手作りすると苦いと感じることがあるようです。今回は、

  • 手作りホットケーキが苦い原因
  • ホットケーキミックスの危険性
  • 保存は常温?冷蔵?冷凍?

これらのテーマについて紹介いたします。

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ホットケーキが苦い原因は?

ホットケーキを小麦粉などから自家製で作った時、仕上がったホットケーキ生地が苦いと感じることがあります。この原因は、ズバリ重曹にあります!

ホットケーキミックスにはあらかじめベーキングパウダーが含まれているのでふっくら仕上がりますが、自家製で重曹を膨らまし粉として混ぜた場合、重曹の味が際立って苦味となることがあるのです。

適量であれば重曹を使っても苦味は気になりませんが、入れすぎた時に苦味を感じます。その分量の目安は。小麦粉100gに対して小さじ1/2〜2/3程度が目安とされています。この量でも十分に生地は膨らむので、入れすぎないよう注意しましょう。

注意

重曹を入れすぎると苦いホットケーキの原因に!

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ホットケーキが生焼けだと下痢・腹痛に?

ホットケーキは、しっかり焼いたものもあれば、メレンゲを入れてふわふわ食感に仕上げるものなど焼き加減は様々ですが、生焼けのまま食べてしまうと下痢や腹痛といった症状を起こすことがあります。

できるだけふわふわにするために加熱を弱めてしまい、中心部が生焼けとなることがあります。その原因は、ホットケーキの主な原料である小麦粉を生の状態で食べてしまうことにあります。なぜ、生の小麦粉でお腹を壊してしまうのでしょうか?

注意

ホットケーキの生焼けは下痢や腹痛の原因に!

小麦粉が生焼けだとなぜお腹を壊す?

ホットケーキミックスで下痢・腹痛になる原因に「生焼け」を挙げましたが、小麦粉が十分に加熱できていないとお腹を壊すのは消化不良を起こすためです。

小麦粉にはでんぷんが含まれており、加熱することで糊化(こか)して食べやすい状態になります。加熱が十分でないでんぷんは完全に糊化しないため、消化に時間がかかって消化不良を起こし、下痢や腹痛となってしまうのです。

また、小麦粉には雑菌が付着していることもあります。加熱すれば万が一雑菌が含まれていても殺菌できますが、加熱が足りないと雑菌が死滅しないため、お腹を壊してしまうことがあります。

食中毒菌は85度以上で死滅するため、十分な加熱が必要です。中が生焼けの状態だと、菌が生き続けてしまう可能性があります。

小麦粉による食中毒症状

小麦粉の生焼けによる食中毒を起こした場合、このような症状が出る可能性があります。

  • 下痢
  • 腹痛・胃痛
  • 吐き気・嘔吐

ホットケーキの生焼け(小麦粉の生焼け)で食中毒を起こした場合、腹痛や下痢以外にも吐き気や嘔吐を伴うこともあるので注意しましょう。

腹痛になるまでの時間

小麦粉の生焼けで腹痛になるまでの時間は、食後30分〜6時間と言われています。人によって発症までの時間は異なるようです。

ホットケーキミックスは生で食べると死ぬ?

“ホットケーキミックスは生で食べると死ぬ”と言われることがあるようですが、生で過剰摂取してしまった場合、合併症を起こして命に危険が及ぶこともあるようです。

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ホットケーキミックスは体に悪い?危険性は?

ホットケーキミックスはホットケーキを作るのに欠かせない食品ですが、体に悪いと言われることがあります。その原因は主に、

  • 食品添加物
  • トランス脂肪酸
  • 小麦アレルギー

この2つです。

食品添加物の危険性

ホットケーキミッスの主原料は小麦粉ですが、それ以外にも乳化剤や膨張剤(ベーキングパウダー)が含まれています。

乳化剤の中には、発がん性のあるリン酸塩を使っている場合があります。原材料名には、どんな乳化剤を使用しているかまでは記載されていないので、安全性は不明です。

また、ホットケーキをふっくらさせるための膨張剤には、アルミニウムが含まれていることがあります。アルミニウムはラットでの実験により、膀胱や腎臓へ悪影響があることがわかっています。

人間でも同じ影響があるとは言われていませんが、影響があるではないかとと懸念され、森永乳業から販売されているホットケーキミックスは『アルミフリー』とHPに記載されています。

トランス脂肪酸

ホットケーキミックスには植物油が使われているものが多いのですが、これにはトランス脂肪酸が含まれています。トランス脂肪酸とは、脂肪酸の一種で、油脂を精製・加工する際にできるものです。

トランス脂肪酸には、このような健康被害があると言われています。

トランス脂肪酸の危険性
  • トランス脂肪酸には体に良い善玉菌を減らして悪玉菌を増やす働きがある
  • 免疫機能を低下させる
  • 発がんリスクを上げる
  • アレルギー疾患のリスクを上げる
  • 認知症や糖尿病のリスクを上げる

悪玉菌が増えると血中コレステロール値が高くなり循環器系の疾患を起こすリスクが高まります 命に関わる生活習慣病を引き起こす原因となるトランス脂肪酸を日常的に食べるのは、非常に危険 なのです。

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ホットケーキの保存は常温?冷蔵?冷凍?

ホットケーキが余った場合、その日のうちであれば常温保存でOKです。焼いた生地なので傷みにくく、乾燥しないようラップをかけておけばそのまま食べることができます。

ホットケーキは冷蔵保存もできますが、一度冷蔵庫に入れるとパサパサになってしまうことも。焼きたてはしっとりしていても、冷蔵庫内は乾燥しやすいため、食感や風味が落ちてしまいます。

すぐに食べない場合は、冷凍保存がオススメです。それぞれの保存方法で、どれくらい日持ちするのでしょうか?下記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • ホットケーキが苦いのは自家製で重曹を入れたことが原因!
  • 目安量は100gに対し小さじ1/2〜2/3程度
  • ホットケーキミックスには体に良くないとされるトランス脂肪酸や添加物が含まれる
  • ま冷蔵庫に入れるとパサパサになるのですぐ食べない時は冷凍を!

自家製ホットケーキが苦いのには、重曹の入れすぎが原因となっている可能性が高いです。分量が少ないと膨らみませんが、入れすぎると苦くなってしまうので注意しましょう。

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