ホタルイカの食べ方は生でも可能？生食可能な種類や食べ方も ホタルイカの食べ方は生でも可能？生食可能な種類や食べ方も

春が旬となるホタルイカ。今は富山や兵庫が有名ですが、現地で新鮮なものを食べたとき生食で食べても大丈夫なのか気になるところですよね？そこで今回は、

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ホタルイカは生で食べることができる？

ホタルイカとは、深海に生息しているホタルイカモドキ科に属する小さなイカです。大きさはオスが4～5cm、メスが5～7cmくらいです。富山では産卵期を狙って漁をするのでほとんどがメスになり、産卵前の丸まると太ったホタルイカを収穫するため年中漁をしている兵庫と比べて身が詰まっているのが特徴です。

日中は沖合の水深200～600mあたり、夜は水深の浅い30～100mあたりに生息し、1年という短い期間で寿命を迎えます。腕発光器、皮膚発光器、眼発光器など、身体にいくつもの発光器がついていて、真っ暗な海の中で青白く発光する姿はとても美しく、名前の由来でもあります。

種類によっては生食可能

ホタルイカの内臓には、旋尾線虫と呼ばれている寄生虫が2~7％寄生しています。この寄生虫は、皮膚疾患や腸閉塞を引き起こしますので、加熱または冷凍してから食べるようにしましょう。

必ず下処理を行う

寄生虫を避けたい方は買う前に表記を確認してください。生食用で内臓を取り除いてくださいと表記されている商品は、加熱処理をしてください。70℃もしくは中心温度が60度以上になるように30秒ほど加熱してください。

それと、ホタルイカを食べるときは背骨、くちばし、目が硬くて食べにくいので、少し手間ではありますが一つ一つ魚の骨抜きで取り除くことをおすすめします。寄生虫が心配な方は内臓もこの時に取り除いてください。

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生食可能なホタルイカの種類

取れたての新鮮なものは生食可能

採れたてのホタルイカは新鮮でおいしいですが、ホタルイカで有名な富山ではお店で提供される際は内臓が抜かれているとのことです。逆に東京など他の地方で食べるときは内臓が入っているから疑問に思う方もいるかもしれませんが、新鮮なうちに冷凍処理することで寄生虫を処理しています。

旋尾線虫は-30℃で冷凍すると死滅します。そして、胃や腸などの内臓に生息することから生のホタルイカを食べたい方は内臓を抜いて食べると安心して食べることができます。

スーパーなどの物は要注意

ホタルイカは鮮度が落ちるのが早いことで有名な食材の一つです。一昔前では、漁をしている地元住民しか食べれないほどでした。日本の冷凍技術の進歩により今ではスーパーなどで売られるようになりましたが時間がたってドリップ液が多く出ているものなどは注意したほうがいいでしょう。

スーパーで選ぶ際は胴の部分が丸々として色が濃くツヤがあり、パンパンになっているものは鮮度がよいです。さらに、足がくるっと丸まっていて、耳の裏の部分が真っ白、目も白く、目の周りもはっきりしているものを選ぶようにしてください。

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生食以外のホタルイカの調理方法

ボイルする

ホタルイカはボイルしても身がとても柔らかく、またワタのうまみも増します。先ほどもお伝えしましたがホタルイカの内臓に寄生する旋尾線虫は、70℃、もしくは中心温度が60℃になるまで加熱してください。

煮つけにする

ご家庭でも簡単に作れるのが醤油、酒、みりんを使用した煮つけかと思います。酒や酢には殺菌効果があると言いますが寄生虫はボイルするか冷凍するしか処理できないので注意してください。

ホタルイカに含まれるビタミンB2は水溶性ビタミンなので、水や煮汁に溶け出てしまいます。そのため、調理した煮汁ごと食べられる煮つけはおすすめです。

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ホタルイカのおいしいアレンジ方法

竜宮そうめん

どうしてもホタルイカを生で食べたいという方は内臓や胴の部分を取り除いて、ホタルイカの足だけを使った刺身は竜宮そうめんはいかがでしょうか？。一人前で30匹～50匹のホタルイカを使いますので、かなり手間のかかった贅沢な一品です。

ホタルイカと菜の花のパスタ

春の風物詩として、ホタルイカと菜の花は旬のおいしい時期が被っています。シンプルなペペロンチーノに、この２つの食材を加えることで一気に春らしさが増しますね。

ホタルイカでお腹を壊さないか心配な方はパスタが茹で上がる前にボイルしてあげるか、アーリオオーリオに水分を加えて乳化させるときに蓋をして蒸し焼きにしてあげると安心して食べることができます。

酢味噌で和える

まとめ

いかがでしたでしょうか？余談ですが、富山では産卵のために海上に上がってきたホタルイカの群遊海面は特別天然記念物に指定されています。なかなか、生で見られることは稀ですが気になる方は写真でもいいので、是非一度ご覧になってみてください。

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