干し芋の作り方は?何日なら干しすぎ?保存方法や下準備も紹介!

今では通販サイトなどで気軽に購入できる「干し芋」。通販で美味しい物が簡単に手に入るので、自宅で作られる方は少なくなっているのかもしれません。しかし、自宅で干し芋を作ると通販で購入する物とは一味違う干し芋を食べることが出来ます。

今回は、干し芋の自宅での作り方について、以下のような事を解説していきます。

  • サツマイモから干し芋を作る方法とは?
  • 干し芋はどうやって作るの?
  • 干し芋のカビとは?

こんな内容になっています。記事をしっかりと読み込んで頂き、自宅で上手に干し芋を作れるようになってしまいましょう。

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サツマイモから干し芋を作る下準備

自宅で干し芋を作る際には、まずはサツマイモを準備しなければいけません。サツマイモを蒸して皮を剥いてなどの下準備が必要です。

洗って鍋に入れる

準備したサツマイモは、洗ってから鍋に入れます。重ねずに、なべ底に均一に敷き詰めるように入れていきましょう。

蒸す

サツマイモを敷き詰めた鍋に蓋をして、コンロにかけ強火で加熱しましょう。湯気が出てきたら弱火に変えて2時間程度蒸していきます。

竹串で確認

2時間程度経過したら、竹串で中の柔らかさを確認します。中まですーっとくしが入るとOK。72℃くらいの温度で長時間加熱することで、サツマイモの中のでんぷんが麦芽糖に変わります。これが干し芋の甘さの秘密なのです。

強火で蒸してしまうと、でんぷんの変化が起こりにくいため、美味しくなくなります。

皮を剥く

蒸しあげたサツマイモは熱いうちに軍手などで持ち、ナイフなどを使って皮を剥きましょう。茶色の甘皮まで全て剥くと味も見た目も良くなります。熱いうちに剥いてしまわないと、皮が剥きにくくなるので注意しましょう。

冷めてから切る

皮を剥いたサツマイモは常温で粗熱をとってからカットします。通常は縦方向に1㎝くらいの厚みに切りますが、横方向に輪切りにしてもいいです。ご自分のお好きな方法で薄切りにしましょう。ちなみに熱いうちに切ってしまうと、柔らかすぎて型崩れしてしまうので要注意。

必ず冷めてから切るようにしましょう。

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干し芋の作り方は?何日干す?

ここまでで、干し芋にする為のサツマイモの下準備は完了です。実際に干し芋を上手に作るにはどうすればいいでしょうか?方法をご紹介していきます。

自宅ならどうやって干す?

カットしたサツマイモは、乾燥用のネットやざるに丁寧に並べて「日当たりと風通しのいい場所」で乾燥させましょう。昼間はなるべく日当たりがいい場所で乾燥させた方がおいしくなります。

蒸したてのサツマイモの水分は70%弱くらいありますが、干し芋にするには水分量を22%以下には落とさなければいけません。

何日干す?

干し芋は1週間程度干しましょう。2日に1度裏返しながら、満遍なく干すのがポイント。乾燥させ過ぎても固くなってしまうので、半分に折り曲げて「折れない程度」の固さにするのが上手に作る秘訣です。

夜も干すの?

干し芋は夜になると「室内に取り込むか、夜露の当たらない場所に保存」しましょう。夜に干しっぱなしにしていると、湿度が上がってしまいます。

雨の日は?

雨の日は、室内に干して出来るだけ湿気から遠ざけましょう。干し芋を作る時は、雨の日がなるべくない日に作るのがベストです。

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カビの生えた干し芋の見分け方は?

半分乾燥させた状態の干し芋は、カビが生えて腐ってしまう事もあります。どうやって見分ければいいのでしょうか?

白い粉の正体は?

干し芋には表面に「白い粉」が付いていることがあります。これはカビではありません。でんぷんから変化した麦芽糖が表面に出てきたもので、白い粉がたくさんついているほど、美味しい干し芋になります。

白い粉と白カビの見分け方

白い粉とカビを見分ける最も簡単な方法は「臭ってみること」です。カビが生えている場合は、緑やピンク色のカビがあることもあり、見た目でもわかりますが、臭ってみてカビのような異臭がするのであれば、カビが生えていますので、処分したほうがいいでしょう。

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干し芋の保存方法とは?

干し芋を劣化させずに保存するにはどうすればいいのでしょうか?

常温保存の場合

干し芋は常温保存にはあまり向きません。出来れば2日くらいで食べきった方がいいでしょう。

冷蔵保存の場合

干し芋を冷蔵する場合は、ラップに1個ずつくるんでジップロックに入れて保存するのがおすすめ。この方法で1週間程度は日持ちするでしょう。干してあるといっても、水分量が多いので長期の冷蔵保存は出来ません。

冷凍保存の場合

干し芋を長期保存したいのであれば、「冷凍保存」が最もおすすめです。冷蔵と同様にラップにくるんでジップロックに入れ、冷凍庫に入れましょう。冷凍保存するだけで1か月程度は日持ちさせることが出来るでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は干し芋はどうやって作るのがいいのか?ということを詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりと振り返ってみましょう。

この記事をまとめると

  • 干し芋はサツマイモを蒸してから作る
  • 蒸したサツマイモは熱いうちに皮を剥く
  • 干し芋は天日に1週間程度干してから作る

こんな内容になっていました。あなたも早速サツマイモを購入して、蒸し芋を作ってみてはいかがでしょうか?

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