お酢はよく使う調味料の一つですが、未開封と開封後はどのくらい日持ちするか知っていますか?今回は、
- お酢の日持ち
- お酢の栄養と効果・効能
- お酢は腐るとどうなる?
- お酢の保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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お酢とは?
英名 | Vinegar |
別名・和名 | 酢、須 |
エネルギー(100gあたり) | 25kcal |
糖質量(100gあたり) | 2.4g |
お酢は、糖質を含む食材を原料とし、アルコール発酵させたのち酢酸発酵させた液体調味料のことを指します。お酢の種類は原料によって様々で、リンゴ酢・米酢・穀物酢・米黒酢などがあります。
どのお酢も酸っぱいのが特徴ですが、これは酢酸という成分によるものです。酢酸は体に良いので、1日に大さじ1杯のお酢を飲むと健康に良いと言われています。
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お酢の栄養と効果
栄養
お酢の成分は、酢酸やクエン酸がメインでできています。どちらもお酢の酸味を構成している成分で、体に良いものです。
- クエン酸:クエン酸は人間のエネルギー代謝でクエン酸が作られる過程があります。そのため、エネルギーを作り出す材料になり、疲労解消効果があります。血流を改善させ、冷え性の解消効果や体の不調の原因になる体のHpを戻す働きも持っている栄養素です。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
効果・効能
お酢に含まれるクエン酸やミネラル類・ビタミンB群により期待できる効果はこちらです。
- 高血圧・糖尿病・動脈硬化などの生活習慣病予防
- 中性脂肪を下げる
- ダイエット効果
- 胃腸の活性化
- 食欲増進
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お酢の日持ち
お酢の日持ち日数の目安は、未開封・開封後それぞれ下記の日数となっています。
- 未開封…約2年
- 開封後…約半年
お酢は未開封であれば2年ほど日持ちします。保存は常温でも冷蔵でも可能ですが、暑い時期は冷蔵庫で保存した方が安全です。
お酢は腐るとどうなる?
お酢は腐るとどうなるのでしょうか?腐ったお酢の特徴・まだ食べられるお酢の特徴を、それぞれ確認してみましょう。
- 白い膜のようなものが浮かんでいる
- 酸味が飛んだような味がする
お酢は劣化すると ツンとした特有の香りがなくなり、酸味が飛んだ臭いがする ことがあります。また、見た目にも変化が現れるのですが、 白い膜が浮いている ことがあります。劣化したお酢は食べられないこともないですが、品質としては変わってしまっています。しかし、かなり長期的に使うことができるので期限切れでも料理に使える場合が多いです◎
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お酢が腐る・劣化する原因
お酢が腐りやすくなる原因を見てみましょう。
❶ フタをきっちり締めていない
❷ 空気に触れやすい容器に入っている
お酢はなかなか劣化しない調味料ですが、フタが緩んでいたり空気に触れやすい容器に入っていると劣化してしまいますよ。
お酢の保存方法
お酢の常温保存・冷蔵保存それぞれの方法は下記になります。
常温保存
お酢は常温でも冷蔵でも保存することができますが、暑い夏場でなければ常温保存で問題ありません。
冷蔵保存
暑い時期は冷蔵庫で保存しましょう。開封後は味が劣化してくるので、できるだけ早めに消費するのが理想ですが、賞味期限は切れていても問題ないことが多いです。
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まとめ
この記事をまとめると
- お酢の日持ち日数は、未開封:約2年
- 開封後:約半年
- お酢は空気に触れると傷みやすいので蓋はしっかりと!
お酢は長期保存できる調味料ですが、暑い時期には念のため冷蔵庫で保存しましょう♩
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