キムチの日持ち・賞味期限|酸っぱい・開封後1ヶ月・期限切れは腐ってる?

キムチはおつまみとして食べたり、餃子に入れたり、麺類と合わせたりとアレンジ豊富な発酵食品です。気軽に購入できる韓国料理の一つですが、未開封と開封後の日持ちはどのくらいなのでしょうか?今回は、

  • キムチの日持ち
  • キムチの栄養と効果・効能
  • キムチは腐るとどうなる?
  • キムチの保存方法

これらのテーマについてご紹介いたします。

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キムチとは?

“キムチ”は、白菜などの野菜を、塩、唐辛子、魚介塩辛、ニンニク等を混ぜ合わせたものに漬けたものです。キムチは朝鮮半島の厳寒期に備えられた保存食で、野菜の塩漬けから始まったようです。

これに香辛料やニンニクや山椒等を加えるようになったのがキムチの原形だと言われており、16世紀に日本から朝鮮半島に唐辛子が伝えられると山椒に代わって唐辛子が使われるようになりました。

キムチはそのまま食べる他、スープやチャーハン、チヂミやスンドゥブ、キムチ鍋やサムギョプサル等様々な料理に幅広く用いられます。

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キムチの栄養と効果

栄養

キムチには、ビタミンA・B群・C・Kなどのビタミン類が豊富に含まれています。ビタミンAとB2には免疫力を上げる働きがあるので、風邪予防にも効果的です。

  • ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ビタミンB12:ビタミンB12には、細胞分裂に関わり、特に乳児や人間の血球の文化には不可欠な栄養素です。細胞分裂の際の、DNAの複製に関わるため、不足すると正常な組織が作られず体の機能維持に影響が出ます。神経伝達や脂質代謝にも関わる酵素です。
  • ビタミンK:ビタミンKは、骨の形成に関わり、ビタミンDとともにカルシウムを取り込むことを助けます。加えて、体内の傷を治すプロトロンビンの働きを助けるため、血小板が傷を塞ぐ働きを助けるビタミンです。不足すると、傷の治りが遅くなります。

効果・効能

キムチには免疫力を上げるだけではなく、腸内環境をよくする効果や美肌効果も期待することができます。韓国人の肌が綺麗なのは、日常的にキムチを食べているからとも言われていますよね。

効果効能
  • 便秘解消
  • 美肌効果
  • アンチエイジング効果
  • 免疫力向上

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キムチの日持ちはどのくらい?

キムチの日持ち日数の目安は、未開封・開封後・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

キムチの日持ち
  • 未開封……約1ヶ月
  • 開封後……約2週間
  • 冷凍保存…約1ヶ月

市販のキムチは未開封であれば1ヶ月、開封後は2週間ほど日持ちします。 発酵食品なので、冷蔵庫に入れていても発酵が進み、味が酸っぱくなるなど変化する ことがあります。

冷凍保存すれば発酵しないので、開封後に日持ちさせたい時にオススメです。冷凍庫での保存期限の目安は1ヶ月です。

手作りキムチの日持ちは?

キムチは家庭で手作りすることも可能で、日持ちは2週間ほどとなっています。

キムチは腐るとどうなる?

キムチは腐るとどうなるのでしょうか?発酵食品なので、長期間保存していたり常温で出しっぱなしにしていると腐ってしまいます。腐ったキムチの特徴を確認してみましょう。

腐ると…
  • カビが生える
  • 白い膜ができる
  • アルコールのような匂いがする

キムチは発酵食品なので腐りやすく、腐ると上記のような状態に変化します。開封後はできるだけ早く消費しましょう。

酸っぱいのは食べられる?

キムチを保存していると、味が酸っぱく変化することがあります。 酸っぱくなるのは発酵が進んだことが原因 で、それ以外にカビが生えたり状態が変化していなければ食べることはできます◎

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キムチの保存方法

キムチの保存方法は下記になります。キムチは匂いが強いので、保存容器を工夫することで冷蔵庫に匂いが充満するのを防ぐことができます。

ジップロックで冷蔵保存

キムチはもともと香りが強い食品ですので、少しでも封の開いたまま冷蔵庫に入れてしまうと一気に冷蔵庫の中がキムチ臭くなってしまいます。そのため 密閉保存が必須 です。

POINT

密閉保存にはジップロックがオススメ!

密閉機能付きのビニール袋といえばジップロックですね。キムチの場合はほとんどがパックで販売されていると思います。プラスチック製の蓋をしたくらいではキムチの匂いは全く防ぐことができません。

この時に注意なのが、ビニール袋に入れる場合汁が漏れてしまうと途端に冷蔵庫の中が臭くなってしまうので、ビニール袋の場合は2~3重にして保存するのが良いでしょう。

タッパーで冷蔵保存

タッパーなどの密閉できる容器の場合はしっかりフタをすれば臭いが漏れるのを防ぎ、口がビニール袋に比べて大きいのでとても食品を入れやすいのが特徴です。

デメリット
 

デメリットとしてはタッパー自体にキムチの匂いが染みついてしまうこと。タッパーは洗うことで再利用することができますが、どうしてもキムチなどの強い匂いの食品を入れてしまうとずっとその臭いが染み付いた状態になってしまいます。

もしタッパーについた臭いを消したいのであれば、米のとぎ汁を一晩入れておいたり、クエン酸などの酸性の成分をかけておくと中和されて匂いが軽減します。 

冷凍保存

キムチは冷凍保存すれば1ヶ月日持ちさせることができます。冷凍庫では発酵が進まないので、味をそのままキープうすることができます。

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まとめ

この記事をまとめると

  • キムチの日持ち日数は、未開封:約1ヶ月
  • 開封後:約2週間
  • 冷凍:約1ヶ月
  • キムチの保存は匂いに注意!
  • 冷凍すれば発酵させることなく保存可能!

キムチは発酵食品なので腸内環境をよくする働きがあります。韓国では日常的に食べられている食材で美肌効果もあるので、是非積極的に食べてみましょう♩

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