イワシの日持ち|そのまま冷凍・冷蔵保存|刺身はいつまで?翌日は?

イワシは手軽に手に入る魚の一つですが、冷蔵・冷凍それぞれの日持ちについて知っていますか?購入後はどのくらい保存期限があるのでしょうか?今回は、

  • イワシの日持ち
  • イワシの栄養と効果・効能
  • イワシは腐るとどうなる?
  • イワシの保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

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イワシとは?

英名 Sardine
別名・和名
エネルギー(100gあたり) 169kcal
糖質量(100gあたり) 0.2g

イワシ(鰯)は、ニシン科のマイワシ・ウルメイワシ・カタクチイワシなどの魚の総称です。イワシは古くから庶民の食事を支えてきた魚で、現在では缶詰としても多く利用されています。

アンチョビもイワシを原料としており、焼いたりお刺身で食べたり用途は様々です。イワシの主な生産地は、長崎県・三重県・宮崎県・茨城県となっています。

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イワシの栄養と効果

栄養

イワシをはじめとする魚類には、DHAEPAといった脳に働きかける栄養素が含まれています。サプリにも使われており、脳の老化防止にも効果があると言われています。

また、たんぱく質やビタミンD・ビタミンB12などのビタミン類も豊富です。お肉では摂ることのできない栄養成分がいくつかあるので、普段から取り入れるようにしましょう。

  • DHA(ドコサへキサエン酸):DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や血管、加えて代謝にも関わる多くの健康効果を持つ栄養素です。脳の栄養素としての働きは特に有名で、脳の発達や神経の機能維持に使われています。眼精疲労の解消や情報伝達にも使用され、疲労を軽減します。血液の脂質を減少させ、脂肪燃焼も助ける栄養素です。
  • IPA/EPA(イコサペンタエン酸):IPA(イコサペンタエン酸)はEPAにとも呼ばれ、人間の血管性の病気を予防する働きが特に強く、ドロドロになっている血液をサラサラにする力が強い脂質です。そのため、心筋梗塞や脳梗塞と言った病気や高血圧の改善効果があります。最近の研究ではアレルギー症状の改善も報告されている栄養素です。
  • カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
  • たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
  • ビタミンD:ビタミンDは、カルシウムの働きをサポートし主に骨形成を助けます。加えて、筋肉や神経伝達において不可欠なカルシウム濃度の調整も担っています。細菌の研究では、ウイルスや細菌に対する免疫効果の向上する。抗うつ作用も注目されています。
  • ビタミンB12:ビタミンB12には、細胞分裂に関わり、特に乳児や人間の血球の文化には不可欠な栄養素です。細胞分裂の際の、DNAの複製に関わるため、不足すると正常な組織が作られず体の機能維持に影響が出ます。神経伝達や脂質代謝にも関わる酵素です。

効果・効能

イワシは焼いたりフライにしたりお刺身として食べたり、アレンジも豊富なので楽しみながら栄養摂取ができます。

効果効能
  • 脳の働きを活性化させる
  • 記憶力の向上
  • 骨や歯を丈夫にする
  • 血液サラサラ効果
  • 中性脂肪を下げる
  • コレステロール値を下げる
  • 生活習慣病予防

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イワシの日持ちはどのくらい?

イワシの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

イワシの日持ち
  • 冷蔵保存…1〜2日
  • 冷凍保存…2〜3週間

イワシは冷蔵保存で1〜2日、冷凍保存で2〜3週間日持ちします。冷蔵保存中も劣化してしまうので、すぐに食べない場合は冷凍保存がおすすめです。

刺身は翌日でも食べられる?

お刺身のイワシを翌日食べるのはあまりおすすめではありません。生魚は鮮度が落ちるスピードが速いので、購入したその日のうちに消費するのが望ましいです。

イワシは腐るとどうなる?

イワシは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったイワシの特徴まだ食べられるイワシの特徴を、それぞれ確認してみましょう。

腐ると…
  • ぬるぬるしてヌメリがある
  • ねっとりしている
  • お腹がぶよぶよ柔らかい
  • 強烈に生臭いにおいがする

イワシが腐るとこのような状態になります。スーパーに販売されている状態で、傷んできたイワシを見分けるには「柔らかさ」がポイントになります。お腹の部分がぶよぶよと柔らかくなっているイワシは、傷んでいる証拠ですので選ばないようにしましょう。

購入後の見分け方ですが、表面がぬるぬるねっとりしたイワシには注意が必要です!ヌメリはイワシの臭いの原因にもなりますので、臭いでもよく見極めましょう。

どろどろして内臓部分が溶けているイワシは、だいぶ腐敗が進んでいます。味も変わっている可能性があり、食中毒の原因となりますので廃棄しましょう。

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イワシが腐る原因

イワシはどんな状態だと腐りやすいのでしょうか?できるだけ長持ちさせるためにも、イワシが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。

 賞味期限を過ぎている

 常温で放置してしまった

 見切り品を購入した

イワシは魚介類なので腐るのが早い食材です。表記されている消費期限・賞味期限を過ぎてしまったり、うっかり常温で放置してしまうと腐ってしまいます。この場合、黒っぽく変色していることが多いです。傷んでいる証拠ですので、できるだけ選ばないようにしましょう。

イワシの保存方法

イワシの冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。

冷蔵保存

こちらの2ステップの手順を踏んで、美味しく安全に保存しましょう。

冷蔵保存
  1. 汚染物質や生臭さを取り除くために、冷水をかける
  2. 汚れと水気をよく拭き取ってからパーシャル室へ

冷凍保存

冷凍保存する場合の保存期間は、2~3週間になります。

空気が入らないようにラップに包みます。さらに冷凍用保存袋に入れてから冷凍しましょう。使うときには自然解凍します。

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まとめ

この記事をまとめると

  • イワシの日持ち日数は、冷蔵:1〜2日
  • 冷凍:2〜3週間
  • イワシを美味しく保存するには購入後冷水で洗う!

イワシはすぐに消費しない場合は冷凍保存がおすすめです。冷蔵庫で保存していても臭いが出るので、その日のうちに食べない場合は冷凍保存で鮮度良く保存しましょう。

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