ホルモンは人気の焼肉メニューですが、市販されているので家庭での焼肉として食べることもできます。ホルモンは購入後、どのくらい日持ちするのでしょうか?今回は、
- ホルモンの日持ち
- ホルモンの栄養と効果・効能
- ホルモンは腐るとどうなる?
- ホルモンの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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ホルモンとは?
ホルモンとは、牛や豚の内臓のことで「モツ」とも呼ばれています。主に小腸・大腸のことで、焼肉の部位としても人気です。牛や豚の内臓に限った言葉で、鶏の内臓はホルモンと呼びません。
食感が豊かでジューシー・そしてお肉のような味わいが特徴です。脂質が多く高カロリーなので、食べ過ぎには注意しましょう。
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ホルモンの栄養と効果
栄養
ホルモンは脂質が多く高カロリーなので食べ過ぎ注意ですが、ビタミンB12やマンガンを豊富に含んでいます。また、ナイアシンやパントテン酸も含んでいます。
ホルモンに含まれているコレステロール値が高いので、過度な摂取は体に負担を掛けてしまいます。
- パントテン酸:パントテン酸は、人間の体内で副腎皮質ホルモンの合成に関わります。コエンザイムAと呼ばれる体内の炭水化物、たんぱく質、脂質全ての代謝に関わるパーツの一部として使用されます。ストレス耐性の効果も上げるビタミンです。
- ナイアシン:ナイアシンは、糖代謝、脂質代謝の補酵素としての働きで、エネルギー生成のサポートします。ナイアシン一つで複数の代謝工程をサポートするのが大きな特徴です。他にも肝臓におけるアルコール代謝の二日酔いの原因になるアセトアルデヒドの分解を助けます。
- ビタミンB12:ビタミンB12には、細胞分裂に関わり、特に乳児や人間の血球の文化には不可欠な栄養素です。細胞分裂の際の、DNAの複製に関わるため、不足すると正常な組織が作られず体の機能維持に影響が出ます。神経伝達や脂質代謝にも関わる酵素です。
- マンガン:マンガンは、食事によって取り込んだ食べ物の炭水化物、脂質、タンパク質の代謝を助ける必須ミネラルです。加えて、骨形成に関わり、丈夫な骨と軟骨を維持を助けます。加えて、体内のホルモンの合成も担うミネラルです。
- 脂質:脂質は、1gあたり9kcalのエネルギーを生み出す三大栄養素の中での一番のエネルギー源です。人間の体内では、取り入れた糖質をグリコーゲンとして保存するだけではなくて脂質にすることで、生体維持に必要なエネルギーが無くならないようにしています。細胞膜やホルモンの材料になり、コレステロールや中性脂肪として存在しています。
効果・効能
ホルモンに含まれるビタミンB12やパントテン酸は、体の代謝やストレス耐性にも関係があります。
- 代謝を助ける
- 骨や歯を丈夫にする
- エネルギー源となる
食べると太る?
問題なのはカロリーや脂質です。食べてみるとわかるように脂っこく、 高カロリー高脂質なので食べ過ぎると肥満の原因となります! それぞれどのくらい含まれているのでしょうか?
ホルモン100gあたりのカロリーは、牛ホルモンが162kacal、豚ホルモンが179kcalとなっています。かなり高カロリーなのがわかりますよね。
詳しくはこの記事をチェック!
食べ過ぎで腹痛・下痢に?
焼肉の人気な部位であるホルモン。脂がたっぷりとあって、お好きな方も多いですよね。しかし食後に下痢がきた。。。という方も多いはず。
なぜホルモンを食べて下痢が起きたのかその原因について下記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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ホルモンの日持ちはどのくらい?
ホルモンの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 冷蔵保存…2〜3日
- 冷凍保存…2〜3週間
ホルモンは傷みやすいので、冷蔵であれば3日以内に消費しましょう。すぐに食べない場合は冷凍保存すれば3週間ほど日持ちします。
ホルモンは腐るとどうなる?
ホルモンは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったホルモンの特徴・まだ食べられるホルモンの特徴を、それぞれ確認してみましょう。
- 茶色っぽく変色している
- ぬるぬるとヌメリがある
- ねばねばして糸を引いている
- 酸っぱい臭いや変な臭いがする
- 酸っぱい味がする・変な味がする
ホルモンは本来ピンク色や白色をしているのが新鮮な証拠ですが、傷み始めると 茶色っぽく変色したり、黒っぽく変色 します。感触としては ぬるぬるとヌメリが出たり、ねばねばして糸を引く ことがあります。
また、臭いも様々で 酸っぱい臭いや変な臭い を発することもあります。このように傷んでいる鶏肉は、加熱すると より強い臭いになったり、酸っぱい味・変な味がする という特徴があります。腐ったホルモンは腹痛や下痢・嘔吐の原因となりますので、廃棄するようにしましょう。
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まだ食べられるホルモンの見分け方
ホルモンが腐っているのかどうなのか、わかりにくいホルモンを見分けるポイントを見てみましょう。
❶ パックの中に汁がにじんでいる
❷ 賞味期限から2日ほど過ぎている
❸ 黄色っぽく変色している
ホルモンなどの肉類はトレイに入れられているかと思いますが、トレイの中に汁がにじんでいることが多々ありますね。これは傷みが進んでいる証拠ではありますが、まだ食べることはできます。他に変色や異臭などの問題がなければ大丈夫なので、よく見極めてみましょう。
また、賞味期限から1〜2日過ぎていても、冷蔵庫に入れて保存していたのであれば食べられる場合があります。この場合もよくお肉を見て、問題がないかどうか確認しましょう。
ホルモンは傷み始めるとピンク色→黄色と変色することがありますが、初期の状態であればギリギリ食べられることがありますよ。
ホルモンが腐る原因
ホルモンが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 賞味期限がとっくに過ぎている
❷ 常温で放置してしまった
❸ 水が出たトレイの中で保存している
ホルモンは絶対に常温で保存するものではないので、ちょっとの時間室温で保存しているとその間に腐ってしまうことがあります。
また、牛ホルモンからにじみ出た液体がトレイの中にたまっている状態で保存している場合も腐りやすいです。この液体の中には菌がいるので、そのまま保存していると腐ってしまうのです。
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ホルモンの保存方法
ホルモンの冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
常温保存
ホルモンは絶対に常温保存はNGですので、冷蔵か冷凍で保存しましょう。
冷蔵保存
ペーパーラップとラップで、密閉保存することで、冷蔵室で2~3日程度、パーシャル室で1~2週間の保存が可能です。また、下味をつけてから冷蔵すると、調理をする時に大変便利になります。
- 生の状態をパックから取り出し、ペーパータオルでしっかり水分を拭き取る
- 1枚ずつペーパータオルで挟み、空気が入り込まないようにラップでしっかり包む
冷凍保存
2~3週間の保存が可能です。下味をつけてからや、表面を焼いた後での冷凍もできますよ。
- 生の状態で水分を拭き取った後、1枚ずつ氷水や塩水にくぐらせる
※こうすることで氷の膜が作られ、酸化防止になる - 1枚ずつ、または小分けにラップに包み冷凍用保存袋に入れて冷凍する
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まとめ
この記事をまとめると
- ホルモンの日持ち日数は、冷蔵:2〜3日
- 冷凍:2〜3週間
- ホルモンをすぐに食べない場合は冷凍保存がおすすめ!
ホルモンは家庭での焼肉としても食べられるので、購入した際は紹介した保存方法を試してみてください。
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