コーヒー豆の日持ち・賞味期限|冷凍で1年?未開封・開封後の保存方法

コーヒー豆は、未開封・開封後・冷凍それぞれどのくらい日持ちするか知っていますか?コーヒー豆は空気に触れることで酸化し、味や風味が落ちていくのが特徴です。今回は、

  • コーヒー豆の日持ち
  • コーヒー豆の栄養と効果・効能
  • コーヒー豆は腐るとどうなる?
  • コーヒー豆の保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

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コーヒー豆とは?

概要 コーヒーノキの種子
英語 coffee
分類(コーヒーの木) アカネ科
主な産地(コーヒー豆) ブラジル、ベトナム、インドネシアなど

コーヒーは、コーヒー豆(コーヒーの木の種子)を焙煎して挽いた粉末から、水や湯で抽出した飲み物です。コーヒーの原料となるコーヒー豆は、コーヒーノキの果実から得られます。

コーヒーノキは、3〜3.5mほどの常緑低木でジャスミンに似た香りの白い花を咲かせます。コーヒーノキの果実は「コーヒーチェリー」と呼ばれ、果実は赤、紫、品種によっては黄色の硬い実で、成熟には9ヶ月ほどかかります。

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コーヒー豆の栄養と効果

栄養

コーヒーはほとんど水分でできており、1杯あたりのカロリーはブラックコーヒーの場合で4キロカロリーのみ。砂糖や牛乳を使えばカロリーは増えるので要注意です。コーヒーにはこのような栄養素を含みますが、1杯のコーヒーに含まれる量はわずかなので栄養源としては期待はできません。

  • 炭水化物炭水化物はブドウ糖・果糖などから構成されているものを総称です。大きく分類すると体内に吸収されてエネルギー源になる「糖質」、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」とに分類できます。
  • たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
  • リン:リンはカルシウムと結合し、リン酸化カルシウムとなり骨と歯の材料になります。そのため、カルシウムとセットで摂ることが大事です。また、細胞の遺伝子情報の核酸に不可欠なミネラルです。加えて三大栄養素から分解したエネルギーを蓄える最終形態ののアデノシン三リン酸の材料にも必要です。

効果・効能

コーヒーに含まれるカフェインには、このような効果がありますが過剰に摂取すると眠れなくなったり、胃酸分泌が多くなり胃痛や胃潰瘍の原因にもなりますので注意が必要です。1日多くても3〜4杯が目安と言われています。

効果効能
  • 脳を活性化させる
  • 集中力・思考能力アップ
  • 利尿作用・デトックス効果

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コーヒー豆の日持ち

コーヒー豆の日持ち日数の目安は、未開封・開封後・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

コーヒー豆の日持ち
  • 未開封…約半年
  • 開封後…約2週間
  • 冷凍保存…約3ヶ月

コーヒは未開封であれば半年ほど日持ちします。腐ることは少なく、空気に触れることで酸化して傷んでいきます。開封後は酸化して味や風味が変わってくるので、2週間が美味しい期限の目安です。冷凍すれば3ヶ月ほど日持ちします。

コーヒー豆は腐るとどうなる?

コーヒー豆は「腐る」ということがありません。一般的な食材はカビが生えたり変色したりと、腐ると様々な変化が現れますが、コーヒー豆の場合「酸化」することで味が落ちたり風味が悪くなったりして「傷んだ状態」に変わります。

傷むと…
  • 風味が落ちて変な味がする
  • 酸っぱい味がする
  • コーヒー特有の香りが薄い

コーヒーには「腐る」ということがありませんが、開封してから日数が経つと 風味が落ちて美味しさが減っていきます 。具体的には空気に触れることで「酸化」するため、 酸味の強い味に変化 していきます。

また、コーヒー豆は挽きたてだと香りがとても強いですが、傷んでくると徐々に 香りが落ちていきます 。未開封の場合は香りが飛ぶことはありませんが、一度開封すると味と共に香りも落ちていくので早く消費するようにしましょう。

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傷んでる?セーフ?まだ飲めるコーヒー豆の見分け方

コーヒー豆が傷んでいるのかどうなのか、わかりにくいコーヒー豆を見分けるポイントを見てみましょう。

 挽いたコーヒー豆が黒く変色している

 挽いたコーヒー豆が固まっている

挽いたコーヒー豆を開封して保存していたら、黒く変色したり粉が固まっていたりすることがあります。これは「水分」によるもので、空気中の水分をコーヒー豆が吸ったことが原因です。

腐っているわけではないのでコーヒーとして飲むことができますが、未開封時より風味や味は落ちてしまっている状態です。乾燥剤を容器の中に入れて早めに消費するようにしましょう。

コーヒー豆が傷む原因

コーヒーが傷みやすくなる原因を2つ見てみましょう。

 密閉せずに保存している

 開封してから2週間以上経っている

コーヒー豆は湿度と空気に弱い豆です。空気に触れることで酸化が進んで味が落ちたり、空気中の水分を吸うことによって風味も落ちていきます。そのため保存の際には「絶対的に密閉状態が必須」なのです!できるだけ空気に触れない方法で保存しましょう。

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コーヒー豆の保存方法

コーヒー豆の未開封・開封後それぞれの保存方法は下記になります。

未開封コーヒー

未開封のコーヒーは真空パックになっているので、約6ヶ月日持ちします。保存は基本的に常温で問題ありませんが、暑い夏の時期には冷蔵庫で保存してもOKです。

開封済みコーヒー

開封済みのコーヒー豆は、どんどん味が落ちていくので2週間ほどで使い切るようにしましょう。2週間を過ぎても飲めることは飲めるのですが、空気に触れること「酸化する」のでどうしても風味は落ちていきます



保存のポイント

  • 密閉容器に入れ替えて、できるだけ空気に触れないようにすることで風味をキープ!

冷凍保存

長期間保存したい時には、そのまま冷凍することで約3ヶ月日持ちします。この場合もできるだけ密閉状態を保って保存するのがポイントです◎ 開封済みのコーヒー豆は1ヶ月ほどで消費するようにしましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • コーヒー豆の日持ち日数は、未開封:約半年
  • 冷蔵:約2週間
  • 冷凍:約3ヶ月
  • コーヒーは腐りにくいが、酸化することで劣化する!

コーヒーを美味しく保存するポイントは、できるだけ空気に触れさせないことです。密閉できる容器などに移して、美味しく保存しましょう♩

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