バナナジュースは忙しい朝に便利な飲み物ですが、作りすぎた時は日持ちさせることができるのでしょうか?バナナは変色しやすい果物ですが、保存は効くのでしょうか?今回は、
- バナナジュースの日持ち
- バナナの栄養と効果・効能
- バナナジュースは腐るとどうなる?
- バナナジュースの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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バナナジュースとは?
“バナナジュース”とは、バナナと牛乳をミキサーにかけた飲み物のことを指します。腹もちが良くダイエット効果も期待できるバナナは人気で、最近はバナナジュース専門店も出店されています。
バナナには食物繊維が豊富に含まれているので、お通じ改善にも効き目があります。バナナは安価で通年購入することができ、簡単に作れるバナナジュースは時間のない朝ごはんにもぴったりです。
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バナナの栄養
栄養
バナナは食べるとすぐにエネルギーに変わるので、スポーツ選手が試合前に食べる食材としても人気です。ビタミンB群が豊富で、エネルギー代謝を円滑にする働きがあります。
また、食物繊維は100gあたり26g含まれており、お通じにも効果的です。マグネシウムは果物の中でもトップクラスの含有量で、体の代謝作用全般で大きな役割を持っています。
- 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
- ナイアシン:ナイアシンは、糖代謝、脂質代謝の補酵素としての働きで、エネルギー生成のサポートします。ナイアシン一つで複数の代謝工程をサポートするのが大きな特徴です。他にも肝臓におけるアルコール代謝の二日酔いの原因になるアセトアルデヒドの分解を助けます。
- マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
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バナナジュースの日持ち
バナナジュースの日持ちの目安は、数時間となっています。
変色しやすいので2時間以内に飲みきるのが理想!
バナナは変色するのが早く、皮をむくと1時間も経たないうちに茶色くなってしまいます。腐るわけではありませんが、見た目が悪くなるので作るのは飲む直前に行うのが吉です。
牛乳と混ぜると淡い茶色になり、そこから時間が経つと更に濃い茶色へと変色してしまいます。
作り置きはできる?
バナナそのものを冷凍保存しておくことはできますが、ジュースにしたバナナジュースを長期保存することは難しいです。
バナナは皮を剥きラップに包んで冷凍すれば、バナナジュースにそのまま使うことができるので、傷みかけのバナナをすぐに消費できない時は冷凍してみましょう。
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バナナジュースは傷むとどうなる?
バナナジュースは傷むとどうなるのでしょうか?時間が経って傷んだバナナジュースの特徴を確認してみましょう。
- ジュース全体が茶色く変色する
バナナの天敵は「酸化」です!ジュースにしてから1時間も経たないうちに茶色や黒く色変わりしてしまいます。空気に触れること変色するのですが、その原因は、ポリフェノールという成分によるものです。
バナナが茶色や黒に変色するのは「ポリフェノール」という成分が空気に触れ、酸素と結合したことによります。食べかけりんごのやアボカドの断面が茶色く変色するのと同じ原理です。ポリフェノールは食べても問題のない色素成分です。
ポリフェノールは抗酸化作用を持つ成分なので体に悪いものではありませんが、とにかく「見た目」が悪くなってしまうので、早めに飲みきりましょう。
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バナナジュースの保存方法
保存しにくいバナナジュースの保存方法は下記になります。
冷蔵保存
バナナジュースを一時的に保存する際は冷蔵庫に入れます。
酸化して変色しないようにジュースそのものにラップをかぶせる
できるだけ酸化を防ぐためには、空気に触れさせないことが大切です。しかし、ミキサーで混ぜる過程でジュースの中にはたくさんの空気が含まれています。
ラップで覆っても変色を止めることはできないので、バナナジュースは保存せず一気に飲みきりたいものです。
まとめ
この記事をまとめると
- バナナジュースの日持ちは、1〜2時間!
- 腐るわけではないがポリフェノールにより茶色く変色してしまう
- ポリフェノールが変色する原因は酸素に触れること
バナナジュースはみなさんもご存知のように日持ちするものではありません。作りたての美味しいタイミングで全て飲みきるようにしましょう。
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