ハヤシライスとビーフシチューの違いは?ルーを代用して使える?

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完熟トマトで作ったハヤシライスが美味しい季節になりました!ところで、みなさんは、『ハヤシライスを作ろうと思ったら、ビーフシチューのルーしかない!』という経験はありませんか?そもそも、二つのルーに違いはあるのでしょうか。「別のルーを代用しても使えるのかな?」と思われた方は、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。今回の内容は、

  • ハヤシライスとビーフシチューの違いは?
  • クリームシチューのルーを混ぜたらどうなる?
  • 【番外編】ハッシュドビーフとの違いは?
についてご紹介します。

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ハヤシライスとビーフシチューの違いは?

明確な違いはない

メーカーにより多少異なるものの、どちらも小麦粉、食塩、砂糖をはじめ、デミグラスソースやトマトペーストなどは共通して入っています。つまり、ハヤシライスもビーフシチューも原材料は同じようなものなので、明確な違いはありません。特徴としては、ハヤシライスの方がトマトペーストやトマトパウダーなどが多く使われるようです。下記はルーの外枠に記載されている原材料です。ご参考まで。

ハヤシライスのルー(A社)

食用油脂(牛脂、ラード、パーム油)、小麦粉、砂糖、コーンスターチ、食塩トマトペースト、ポークブイヨン、トマトパウダードミグラスソース、たまねぎエキス、カカオマス、ソースパウダー、にんにくペースト、たまねぎパウダー、ソテーオニオンチップ、ミックスフルーツペースト、濃縮赤ワイン・・・など

ビーフシチューのルー(B社)

デミグラスソーストマトペースト小麦粉、食塩、砂糖、フォンブルン、ブラウンルウ、粉乳、バルサミコソース、バター、赤ワイン、香味油、ビーフエキス・・・など

ルーを代用して使える?

ハヤシライスとビーフシチューのルーを代用しても使えます。上記のように、原材料があまり変わらないのでハヤシライスのルーがなくても、デミグラスソースで十分補うことが出来るわけです。デミグラスソースにケチャップやコンソメを入れると、ハヤシライスのルーを美味しく補ってくれます!反対に、ハヤシライスのルーに、赤ワイン、バター、中濃ソースなどの調味料をプラスするとコクが出てビーフシチューに近づけることも可能です。市販のルーには、固形タイプ、顆粒タイプ、ペーストタイプなど色々ありますが、どのタイプのものでも代用できます。

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クリームシチューのルーを混ぜたらどうなる?

クリームシチューのルーには、チーズなどの「」が入っています。クリーミーなハヤシライスやビーフシチューができるイメージですが、どんな味になるのでしょうか。

どんな味になる?

口コミなどを見てみると、意外と美味しく食べられるといった意見が多いようです。ハヤシライスにクリームシチューのルーを混ぜると、普段のハヤシライスよりも酸味が抑えられて、こちらの方が好きだという方もいます。また、ビーフシチューにクリームシチューのルーを混ぜると、クリーム+ビーフで子どもも好きな味わいになるとか。見た目は、本物のビーフシチューに比べて若干白く仕上がります。好みが合えば、ルーを混ぜても美味しく食べられそうです。

クリームシチューカレーとは?

カレーのルーとクリームシチューのルーを同量ずつ入れて調理する「クリームシチューカレー」。これは、中途半端な料理になるのではないか?と不安に思われる方も多いことでしょう。完成した見た目は、少し白っぽくなるのでクリーミーさが伝わります。味は、実食した方によると、8割はカレー味だそうです。カレーの辛味が押さえられ、よりクリーミーで優しい味になり、おいしくいただけるそうです。カレーの辛さを押さえたい場合は、カレーのルー1:シチューのルー2でも良さそうです。子どもさんにとっては、辛さがマイルドになり食べやすくなります。

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【番外編】ハッシュドビーフとの違いは?

ハッシュドビーフとは

ハッシュドビーフは、薄切りの牛肉をたまねぎなどの野菜と一緒に煮込み、デミグラスソースやトマトソースで煮込んだ料理です。マッシュルームなどのキノコを入れることもあります。元々、イギリスやアメリカなどで作られていました。明治時代、ハッシュドビーフが日本に入ってきたときに、当時の日本人がアレンジしてご飯と一緒に食べるハヤシライスになったという説があります。「ハヤシライスのご飯がないもの」がハッシュドビーフだと思ってほぼ間違いではなさそうです。ただ、現在の日本では、市販のルーの普及により、ハヤシライスのようにご飯と一緒に食べるスタイルが定着しつつあるようです。

違いは?

ハヤシライス・ビーフシチューとハッシュドビーフとの違いは、「食べ方」と「具材の大きさ」です。

ハヤシライスはカレーと同じようにご飯にかけて食べます。一方、ハッシュドビーフはそのまま食べたり、バターライスやオムライスにかけたり、パンやマッシュポテトを添えて一緒に食べたりします。ただ、現在の日本では、市販のルーの普及(CMやパッケージ写真の影響)により、ハヤシライスのようにご飯と一緒に食べるスタイルが定着しつつあるようです。

また、ビーフシチューは、ハヤシライスやハッシュドビーフと違い、肉や野菜などの具材が厚切りされています。赤ワインや香味野菜を使ってじっくり長時間かけて煮て作られるのもビーフシチューの特徴です。
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まとめ

今回は、ハヤシライスとビーフシチューの違いについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • メーカーにより多少異なるものの、どちらのルーも明確な違いはない
  • ルーは代用しても使える
  • クリームシチューのルーを混ぜるとクリーミーさが増す
  • ハッシュドビーフをアレンジしてできたのがハヤシライス

市販のルーは、手軽に本格的な料理が作れるので便利です。特に、旨味が凝縮されたビーフシチューは、炒めたり煮込んだりする時間も長く、一から作るとなると大変です。市販のルーをそれぞれ代用したり、足したりすることでオリジナルの味を作ることもできますので、ぜひ、試してみてくださいね。余ったルーを無駄なく使い切るワザとして参考にしていただければ嬉しいです。 

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