ハンバーグを生焼けで食べたけど大丈夫?食中毒の心配はある?

ハンバーグを食べていたら生焼けだった…。みなさんもこのような経験を1度はしたことがあるのではないでしょうか?生焼けのハンバーグを食べてしまった時、真っ先に思い浮かぶのが食中毒ですよね。

止まらない吐き気や嘔吐、下痢に腹痛、発熱などの症状が特徴の食中毒ですが、生焼けのハンバーグを食べてしまった場合、必ず食中毒になってしまうのでしょうか。そこで今回は、

  • ハンバーグが生焼けだけど食べて大丈夫?
  • 食中毒について
  • 生焼けを食べた時の対処法は?

これらのテーマで、生焼けのハンバーグを食べてしまった際の対処法などについて解説していきたいと思います。ぜひ、最後まで読んでいってくださいね。

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ハンバーグが生焼けだけど食べて大丈夫?

ここではハンバーグを生焼けで食べてしまった際、食中毒になる可能性があるのかどうか、また、どのような症状が出たら注意が必要なのかなどについて解説していきます。ぜひ、チェックしていってくださいね。

食中毒の可能性は?

もしも生焼けのハンバーグを食べてしまったとしても、必ず食中毒になってしまうということはありません。ハンバーグに使ったお肉が牛肉のみの場合、牛肉は生食も可能といわれていますので食中毒の心配はほぼないといっていいでしょう。

ですが、ハンバーグに使ったお肉が豚肉や牛と豚の合い挽き肉だった場合は食中毒になってしまう可能性があります。もしも、食べたハンバーグが生焼けだった場合にはまず、何肉を使って作ったのかを確認しましょう。

どんな症状がでたら注意?

食中毒の主な症状には、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢といったものが挙げられます。これらの症状がみられた場合には早めに医療機関を受診したほうがいいでしょう。

ですが、一口に食中毒といっても原因となるウイルスや細菌によっては血便や発熱、頭痛など先ほど挙げた症状に加えて、別の症状がみられる可能性もあるため、注意しましょう。

今回のような豚肉や鶏肉による食中毒の場合は、カンピロバクターやサルモネラといった細菌が主な原因でしょう。

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食中毒について

下痢・腹痛ここでは食中毒について、どれくらいの時間で症状が出るのか、潜伏期間や命の危険があるのかどうかなどについて解説していきます。ぜひ、チェックしていってくださいね。

食べて何時間後に症状が出る?

生焼けのハンバーグを食べてしまった場合、何時間後に食中毒の症状が出るのか。これも、原因となった細菌やウイルスの種類によって変わってきます

今回のようなケースで主な原因となるのがカンピロバクターやサルモネラといった細菌です。カンピロバクターが原因の場合は、食後2日〜7日程度、サルモネラが原因の場合は、食後6時間〜48時間といわれています。

潜伏期間は?

食中毒の原因となる細菌やウイルスはカンピロバクターやサルモネラだけではありません。それぞれの潜伏期間の目安は以下の通りです。細菌やウイルスによって、潜伏期間にはかなりのバラつきがあるため、注意しましょう。

  • カンピロバクター…食後2日〜7日
  • サルモネラ…………食後6時間〜48時間
  • 黄色ブドウ球菌……食後30分〜6時間
  • 腸炎ビブリオ菌……食後4時間~96時間
  • O157やO111………食後12~60時間
  • ノロウイルス………食後1~2日
  • E型肝炎ウイルス…食後6週間

命の危険は?

食中毒になってしまった際は、嘔吐や下痢などで体内の水分がたくさん出ていってしまい、脱水症状を引き起こしてしまう可能性があります。

こまめな水分補給を心がけるようにしましょう。また、体力や免疫力も低下してしまっています。食べるとまた吐いたりしてしまってつらいかもしれませんが、少しだけでも食事は摂るようにしましょう

免疫力や体力が低下したままだと、なかなか症状がよくならなかったり、別の病気にかかってしまう可能性も出てきます。きちんと医療機関を受診して、適切な処置をすれば基本的に命に関わることはないでしょう。

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生焼けを食べた時の対処法は?

ここでは、生焼けのお肉を食べてしまった際の具体的な対処法などについて解説していきます。ぜひ、チェックしていってくださいね。

経過観察

生焼けのハンバーグを食べてしまい、食中毒になってしまうかもしれないと慌ててしまう気持ちはよくわかりますが、必ず食中毒になってしまうというわけではありません。

一旦経過をみることも大切です。症状が出る前に医療機関を受診したとしても、詳しい症状がわからないため適切な処置ができない可能性もあります。

症状が出たら病院へ

吐き気や嘔吐、腹痛や下痢などの食中毒と思われる症状が出てしまった場合、なるべく早く医療機関を受診するようにしましょう。

食中毒を治す1番の近道は、医療機関を受診して適切な治療を受けることです。自己判断で誤った薬などを飲んでしまうとなかなか治らず、長引いてしまうということになる可能性もあります。

夏場・子供には注意

夏場は様々な細菌やウイルスが繁殖しやすい季節です。もちろん食中毒の原因となる細菌やウイルスも例外ではないため、ほかの季節に比べて特に注意が必要になります。

また、小さなお子さんやお年寄りの方が食中毒にかかってしまった場合は症状が重症化しやすいです。症状が重症化してしまうと命に関わる可能性もあるため注意が必要です。

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まとめ

いかがだったでしょうか。今回は生焼けのハンバーグを食べてしまうとどうなってしまうのか、その症状や対処法などについて解説させていただきました。

この記事をまとめると

  • 豚肉や鶏肉、牛豚の合い挽き肉の場合は食中毒になってしまう可能性がある。
  • 食中毒の主な症状には吐き気や嘔吐、腹痛や下痢などがある。
  • 食中毒の症状が出た場合はなるべく早く医療機関を受診するようにしましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆さんもぜひ、参考にしてみてくださいね。

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