固いハンバーグを柔らかくする方法|固くなるのはなぜ?原因は?

ハンバーグは子どもから大人まで人気の料理ですが、焼いたら固くなってしまった経験がある方は多いのではないでしょうか?ふわふわジューシーに焼き上げたいところ、固くなってしまうのはなぜなのでしょう?そこで今回は、

  • ハンバーグが固くなる原因
  • 固いハンバーグを柔らかくする方法
  • 冷凍保存がオススメ!保存&解凍方法

こちらのテーマについて紹介いたします。

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ハンバーグを焼いたら固い!原因は?

レシピ通りに作ったのに、いざ食べてみたら固い‥それは一体なぜなのでしょうか?ハンバーグを作ったことがある方なら、一度は経験したことがあるかもしれません。その原因には、このようなものがあります。

固い原因
  • 焼きすぎている
  • タネに空気が入っている
  • 牛ひき肉を使っている
  • つなぎの量が足りない

焼きすぎている

お肉は、加熱し過ぎると固くなる性質を持っています。ハンバーグには程よい焦げ目が必要ですが、最初から強火でガンガン焼いてしまったり、なかなか中まで日が通らないからと長時間焼き続けているとお肉が固くなってしまいます。

中心部までしっかり火を通す必要があるので焼き加減が難しいハンバーグですが、上手く焼くこともふっくらさせるコツの一つです。

タネに空気が入っている

焼く前の形成したハンバーグは、手でパンパンと中の空気を逃す作業がありますが、これが足りないことも固くなる原因の一つです。

中に空気が入っている方がふんわり焼けるのでは?と思うかもしれませんが、空気が残っていると焼いている最中にそこが膨らんで割れが起き、肉汁が漏れてしまうので固くなります。

焼き方だけではなく、空気をしっかり抜くことも美味しく焼き上げる方法なのです。

牛ひき肉を使っている

ハンバーグに使うひき肉は豚肉でも牛肉でもOKですが、牛ひき肉を使うと豚ひき肉を使った時よりも固くなる傾向があります。

牛肉で柔らかいハンバーグを作るには、中心部は多少のレアが必要になりますが、家庭で牛ひき肉ハンバーグをレアで焼き上げると食中毒になる可能性もあるのでオススメしません。

つなぎの量が足りない

ハンバーグには、ひき肉の他につなぎとして卵・パン粉・牛乳を使用します。これらのつなぎの量が少ないと、固くなる原因となります。

つなぎはお肉をつなぐ効果以外にも、肉汁を吸って流れ出るのを防ぎ、ジューシーにさせる効果があります。つなぎを使用せず、肉肉しいハンバーグもありますが、つなぎを入れた方が柔らかく仕上がるのです。

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ハンバーグを柔らかくする方法

ハンバーグを固くさせないためには、上記で紹介した固くなる原因に注意して形成・焼き上げることが大切です。しかしそれ以外にも、ハンバーグを柔らかくする方法にはこのようなコツがあります。

柔らかくする方法
  • マヨネーズを加える
  • 豆腐を加える
  • しっかり寝かせる

マヨネーズを加える

タネにマヨネーズを加えることで、お肉が柔らかくなります。マヨネーズに含まれる油分がお肉と混ざり、ジューシーになるためです。

豆腐を加える

豆腐ハンバーグはヘルシーなハンバーグとして人気ですが、元々ふわふわしているので少量の豆腐を加えても柔らかくなります。

しっかり寝かせる

形成したハンバーグは、一度冷蔵庫で寝かせることで水分や油分が馴染み、柔らかくジュージーになります。また、お肉を熟成させることでアミノ酸が増え、旨味アップにもつながります。寝かせる時間は1〜2時間前後が目安です。

寝かせることは型崩れ防止にもなるので、焼くまでに時間がある時は必ず寝かせましょう。

ハンバーグの冷凍は焼いてからだとふわふわに!

ハンバーグは、 焼いてから冷凍することで「ふわふわ」に仕上げることができます!生 のまま冷凍しても食べることはできますが、少しパサっとした食感になります。

なぜ焼いてから冷凍するとふわふわに仕上がるのかと言うと、表面を焼いておくことで肉汁を閉じ込めることができることや、加熱のし過ぎで硬くなるのを防ぐことができるからのようです。

実際に冷凍してから焼いたハンバーグは肉汁たっぷりで、ふっくらとした焼き上がりになります。焼いておけば食べる時にレンジ加熱だけもOKなので、調理時間の時短にもなりますよ。

冷凍保存期間は?

冷凍ハンバーグの日持ちは、約1ヶ月です。できるだけ空気に触れないように保存することで美味しさをキープすることができます。空気に触れてしまうと冷凍焼けを起こし、風味や味が落ちる原因となるので注意しましょう。

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ハンバーグの冷凍保存方法

ハンバーグを作る時、タネが余ることがよくあるかと思います。食べるハンバーグの前に冷凍用ハンバーグを焼いておけば、食べ終わった後には冷めているのでスムーズに冷凍作業をすることができます◎ハンバーグを焼いてから冷凍する方法はこちらです。

焼いてから冷凍する方法
  1. ハンバーグの両面に焦げ目が付くまで焼く
  2. 取り出して熱が取れるまで冷ます
  3. 1個ずつ空気に触れないようラップに包む
  4. 密閉袋に入れて冷凍庫へ

ハンバーグの両面を焼き、冷まして冷凍するという簡単な手順です。

解凍方法①レンジ加熱

冷凍ハンバーグの焼き方で一番簡単なのは「レンジ加熱」する方法です。冷凍する前に一度焼いていて、表面には日が通っているので中心部だけ加熱すれば食べることができます。

ラップに包んだままレンジ加熱することができるので、フライパンなど調理器具を使って汚れることがないのも魅力です◎

解凍方法②フライパンで焼く

2つ目は「フライパンで焼く」方法です。表面は焼けているので、少量の水を入れたら蓋をして「蒸し焼き」にすると中まで火を通すことができます。

解凍方法③オーブンで焼く

3つ目は「オーブンで焼く」方法です。こちらはフライパンに比べ、よりふっくら仕上げることができます。

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まとめ

この記事をまとめると

  • ハンバーグが固くなるのは、焼き時間・つなぎの量・空気が入っていることが原因
  • マヨネーズや豆腐を入れたり、しっかり寝かせることで柔らかくする
  • 寝かせると柔らかくなるだけでなく旨味成分がアップする!
  • ハンバーグは冷凍がオススメ!1ヶ月日持ちするので作り置きに

ハンバーグが固いのは、材料・形成・焼きそれぞれに原因があります。工夫すれば家庭でもふっくらジューシーなハンバーグが焼けるので、是非お試しください。

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