牛すじはカレーに入れると美味しい部位ですが、家で作るとどうしても柔らかくならず、固くなってしまいがちです。上手く作れれば柔らかくなるはずの牛すじカレーが固くなってしまうのはなぜなのでしょう?そこで今回は、
- 牛すじが固くなる原因
- 牛すじカレーを柔らかく作る方法
こちらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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牛すじカレーを作ったけれど固い!原因は?
牛すじとは、牛のアキレス腱の部分やスネの部分など、すじが入ったお肉のことを言います。そのままの状態だととても固い部位ではありますが、しっかり煮込むことで柔らかくなり、旨味が凝縮しているので美味しい部位でもあります。
牛すじはカレーや煮込み料理に向いていますが、家で作るとどうしてもちゃんと柔らかくならないことがあります。牛すじが固いままの原因には、どんなことが挙げられるのでしょうか?
- 煮込み時間が足りない
煮込み時間が足りない
通常のお肉であれば1時間ほど煮込めばホロホロと柔らかくなりますが、牛すじの場合は元々固い部位なので1時間程度では柔らかくすることができません。
鍋でそのまま煮込む場合は、2時間ほどかけることで牛すじが柔らかくなります。煮込み時間の短さが、牛すじが固いままの原因として一番に考えられるものです。
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牛すじカレーを柔らかくする方法
では、牛すじカレーを作る際に時短で簡単に柔らかくする方法には、どんなものがあるのでしょうか?普通の鍋で2時間コトコト煮込むのはちょっと時間がかかり過ぎる‥という場合にオススメの方法をご紹介します。
- 圧力鍋で煮る
- 炊飯器で加熱する
- 炭酸で煮る
- お酢を入れる
圧力鍋で煮る
1つ目は、圧力鍋で作る方法です。これはお肉を柔らかくする方法として定番ですが、牛すじカレーも圧力鍋で作ることができます。調理時間の時短にもなるので、忙しい時にオススメです。
炊飯器で加熱する
2つ目は、炊飯器で作る方法です。圧力鍋と同じように、鍋で煮るよりも牛すじを簡単に柔らかくすることができます。材料を全て炊飯器に入れてスイッチを押すだけなので、こちらも時短で作りたい時にオススメです。
炭酸で煮る・漬ける
3つ目は、牛すじを炭酸水に漬ける・炭酸水で煮る方法です。味の付いていないシンプルな炭酸水を用意し、漬ける場合は10分ほど漬けておきます。炭酸水をそのまま水の代わりに使用してもOKです。
なぜ炭酸水でお肉が柔らかくなるのかは、 お肉が炭酸水によって酸性に傾き、保水性が高まることで水分を多く含んだ状態になるから と言われています。
お酢を入れる
4つ目は、お酢を入れる方法です。3つ目で炭酸水を使う方法を紹介しましたが、お酢も炭酸水と同じで酸性の食品なので、お肉を柔らかくする作用を持っています。
ただし、お酢には酸味があるのでカレーの仕上がりの味に少し影響してしまいます。炭酸水がない時の代用品とし、できれば無味の炭酸水を使用しましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- 牛すじは牛のアキレス腱やスネの固い部分!
- なかなか柔らかくならないのは加熱時間不足
- 牛すじを柔らかくする方法は、①圧力鍋 ②炊飯器 ③炭酸水 ④お酢
牛すじは元々とても固い部分なので、柔らかくするはじっくり煮込む必要があります。通常の鍋で煮る場合は2時間もかかりますが、圧力鍋や炊飯器を使うことで時短で柔らかくできるので、調理器具を工夫してみましょう。
また、炭酸水を使えばより効果的に柔らかくすることができるので、是非試してみてください。
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