甘いものの食べ過ぎはどれくらい?糖分をとりすぎた翌日の症状は?

甘いものは食べると幸せな気持ちになりますが、食べ過ぎると肥満や糖尿病の原因になります。食べた次の日にすぐ出るような症状には、どんなものがあるのでしょうか?今回は、

  • 甘いものを食べ過ぎるとどうなる?
  • 翌日の症状には何がある?
  • 甘いものを食べる危険性
  • 妊娠中に甘いものが食べたくなる原因・影響

こちらのテーマについて紹介いたします。

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甘いものを食べ過ぎるとどうなる?

甘いものは人を幸せにする効果があったり、ストレスを解消してくれるので依存性があります。1日1つはスイーツを食べる!という方も多いかと思いますが、甘いものを食べ過ぎるとどうなるのでしょうか?

翌日に現れやすい症状と、長期的に甘いものを食べ続けて起こり得るリスクについて確認してみましょう。

翌日の症状

スイーツの食べ放題に行った翌日や、沢山食べた翌日には早々症状が出ることがあります。甘いものを食べた翌日に起こり得るものには、

甘いものの食べ過ぎは‥
  • 肌荒れ・ニキビ
  • 便秘
  • 腹痛・下痢
  • 湿疹・かゆみ

このような症状が出ることがあります。甘いものは脂質が多く、食べ過ぎれば吹き出物やニキビなど肌荒れの原因となります。

また、甘いものを食べ過ぎると便秘になったり、消化不良を起こして腹痛や下痢になることも。普段からお腹が弱い方は特に要注意ですよ‥!

太る

甘いものを食べ過ぎた場合、”太る”のが一番気にする点ではないかと思います。甘いものの中でも、洋菓子よりも和菓子の方がカロリー・糖質量が少なかったり、果物を多く使ったものだったりと、選び方に注意することも太りにくくスイーツを楽しむ方法です。

糖尿病

甘いものには糖分が多く含まれているので、食べ過ぎると糖尿病リスクが高まります。空腹時に甘いものを食べると血糖値が急上昇するため、糖尿病気味の方は食べるタイミングや量に気をつけましょう。

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甘いものを食べる危険性

甘いものは肥満や糖尿病・肌荒れといった症状に繋がることがありますが、焼き菓子やアイスなどのスイーツには、食品添加物・トランス脂肪酸といったものが含まれていることが多いです。これらは体にどんな影響を及ぼす可能性があるのでしょうか?

注意
 

  • 食品添加物
  • トランス脂肪酸

食品添加物の危険性

多くの洋菓子の主原料は小麦粉ですが、それ以外にも乳化剤や膨張剤(ベーキングパウダー)が含まれています。

乳化剤の中には、発がん性のあるリン酸塩を使っている場合があります。原材料名には、どんな乳化剤を使用しているかまでは記載されていないので、安全性は不明です。

また、焼き菓子をふっくらさせるための膨張剤には、アルミニウムが含まれていることがあります。アルミニウムはラットでの実験により、膀胱や腎臓へ悪影響があることがわかっています。人間でも同じ影響があるとは言われていませんが、影響があるではないかとと懸念されています。

トランス脂肪酸

洋菓子には植物油が使われているものが多いですが、これにはトランス脂肪酸が含まれています。トランス脂肪酸とは、脂肪酸の一種で、油脂を精製・加工する際にできるものです。

トランス脂肪酸には、このような健康被害があると言われています。

トランス脂肪酸の危険性
  • トランス脂肪酸には体に良い善玉菌を減らして悪玉菌を増やす働きがある
  • 免疫機能を低下させる
  • 発がんリスクを上げる
  • アレルギー疾患のリスクを上げる
  • 認知症や糖尿病のリスクを上げる

悪玉菌が増えると血中コレステロール値が高くなり循環器系の疾患を起こすリスクが高まります 命に関わる生活習慣病を引き起こす原因となるトランス脂肪酸を日常的に食べるのは、非常に危険 なのです。

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妊娠中に甘いものが食べたくなるのはなぜ?

妊娠中は、食の好みが変化することがよくあります。妊娠前はそこまで好きではなかったものが食べたくなったり、好きだったものが受け付けなくなったりと、人によって様々です。また、第一子の時は食べられなかったものが、第二子妊娠中には食べたくなるなど、その都度異なる人も多いようです。

食生活が変化する妊娠中に、『どうしても甘いものが食べたい…!』と思った経験はありませんか? 特に妊娠後期に現れやすい症状で、胎児により多くのブドウ糖を栄養素として届けていることが原因 と言われています。

胎盤を通じ赤ちゃんにブドウ糖を沢山届けている分、ママの体の糖分が少なくなっています。それを補うために、”無性に甘いものが食べたくなる現象”が起きるのです。

MEMO

妊娠中に甘いものが食べたくなるのは、胎児にブドウ糖を届けているため!

→特に妊娠後期にみられやすい症状

甘いものは妊娠中に食べても大丈夫?

甘いものは妊娠中でも食べることができます◎ つわり中など食欲がなくても、スイーツなら食べられそう…なんていう時もありますよね。

しかし、妊婦さんの甘いものの食べ過ぎには注意が必要です。その理由には、『妊娠糖尿病』『過度な肥満』となる可能性があるためです。

妊娠糖尿病とは?

甘いものには、たくさんの砂糖が使用されています。砂糖による甘さを妊婦さんは求めて胃いるわけですが、妊娠中の糖分の摂り過ぎには注意が必要です。

その理由は、糖分を過剰摂取することで、妊娠前は糖尿病を持っていなくても妊娠期間中に糖尿病を発症することがあるからです。これは『妊娠糖尿病』と呼ばれており、より多くの栄養を胎児に与えようとする体の自然な働きと考えられていますが、 妊娠糖尿病になると胎児に合併症が出る危険性 があります。

妊娠糖尿病による胎児の合併症
  • 新生児低血糖
  • 新生児高ビリルビン血症
  • 低カルシウム血症
  • 呼吸窮迫症候群

体質によっては妊娠中に甘いものを食べ続けても、妊娠糖尿病にかからない人もいます。上記のような影響が出ることは少ないものの、妊婦さん全員がかかる可能性はあるということを覚えておきましょう。

また、甘いものを食べ過ぎると胎盤内のコレステロールが増えることもあります。胎盤内の血液がドロドロした状態になり、エコーでは胎盤が白っぽく写るのが特徴です。こちらも妊娠後期に現れやすい症状の一つです。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 甘いものの食べ過ぎは翌日に肌荒れ・湿疹・腹痛・下痢になることがある
  • 食べつづ付けると肥満や糖尿病になりやすいので注意
  • 妊婦さんは妊娠後期に甘いものが食べたくなりやすい
  • 妊娠中の甘いものは妊娠糖尿病リスクがあるので注意

甘いものには人を幸せにする効果がありますが、食べ過ぎると体に影響が出ることには間違いありません。食べる量や頻度に注意し、健康な体を保ちましょう‥!

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