ガパオライスはタイ料理の中でも人気なものですが、「ガパオライスみたいなやつ」として似ていると言われる料理がいくつかあります。ナシゴレンやミーゴレン、ジャンバラヤやタコライスがその代表ですが、どんな特徴があるのでしょうか?今回は、
- ガパオライスってどんな料理?
- 似た料理「ナシゴレン」「ミーゴレン」「ジャンバラヤ」「タコライス」とは?
これらのテーマについて紹介いたします。
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ガパオライスとはどんな料理?
“ガパオライス”は、ひき肉・玉ねぎ・パプリカ・ハーブなどを炒めてご飯と合わせたタイ料理の一つです。
ガパオとは実はハーブの名前で、そのガパオが入った炒め物をご飯にかけるのでガパオライスと呼ぶようになりました。
本場タイのガパオライスでは日本名で「ホーリーバジル」というバジルが入っていて、クセのない味わいと爽やかな香りが特徴です。日本ではホーリーバジルが入手しにくいため、イタリアンでよく使われるスイートバジルを使用したガパオライスが一般的だと言われています。
また、調味料にはナンプラーを入れるのが必須です。ナンプラーは、塩漬けしたカタクチイワシを発酵・熟成させたタイの調味料です。日本で言う醤油のような存在で、パッタイやガパオライスなど、日本でも馴染みのあるタイ料理に使われています。
ナンプラーの味や保存方法、賞味期限や腐った時の見分け方については、下記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。
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ガパオライスに似た料理には何がある?
ガパオライスの他にも、似たアジア料理はいくつかあります。似ていると言われやす料理には、ナシゴレン、ミーゴレン、ジャンバラヤ、タコライスなどです。それぞれどんな料理なのか、確認してみましょう。
ナシゴレン
ナシゴレンはマレーシアやインドネシアの料理で、ジャスミンライスにサンバルという辛味のあるソースを混ぜて作ります。
サンバルソースは日本での馴染みはあまりありませんが、インドネシアやマレーシアでは日常的に使われています。発酵させた海老の調味料であるトラシというものに唐辛子・ニンニク・野菜をじっくり炒めて作るサンバルソースは、辛味の中に旨味を持っています。
ミーゴレン
ミーゴレンは名前がナシゴレンに似ていますが、ナシゴレンがお米料理なのに対しミーゴレンは麺料理です。焼きそばほどの太さの麺に、鶏肉や海老・野菜などの具材を入れ、サンバルソースやインドネシアの調味料で味付けしたものです。
ミーゴレンは「インドネシア風焼きそば」や「マレーシア風焼きそば」と言われることもあります。
ジャンバラヤ
ジャンバラヤはアメリカのルイジアナ州の料理で、炊き込みご飯のようなものです。豚肉や鶏肉など好みのお肉と炒めた玉ねぎ・ピーマン・セロリなどの野菜を入れ、ブイヨンで炊き上げます。タバスコやチリソースなどの辛味のあるソースをかけて食べる、ピリ辛料理です。
ジャンバラヤの起源はスペイン料理のパエリアとも言われており、スペインによって支配されていた歴史のあるルイジアナ州ならではの料理です。
タコライス
タコライスは沖縄県発祥の料理で、ご飯の上にタコスの具材がのったものです。タコミートと呼ばれるスパイシーなひき肉に、ピザ用チーズ、角切りトマト、レタスを使います。
沖縄の米軍に持ち込まれたメキシコ料理が元となっており、現在でも沖縄のB級グルメとして人気があります。
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ガパオライスの日持ちはどれくらい?
ガパオライスの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 冷蔵保存…約2日
- 冷凍保存…約1ヶ月
調理後のガパオライスは傷みやすいため、冷蔵保存で2日以内の日持ちとなっています。バジルは加熱することで茶色く変色するので、あまり保存に向いていません。すぐに食べない場合は、バジルを抜いて保存し、食べる直前に新鮮なバジルを加える方が良いでしょう。
また、冷凍保存すれば1ヶ月ほど日持ちします。お米は冷蔵庫に入れると固くなる性質があるため、お米も合わせて保存する際は冷凍がオススメです。
詳しくはこの記事をチェック!
まとめ
この記事をまとめると
- ガパオライスはタイ料理の一つで、ひき肉とご飯を使った料理
- ナシゴレン・ミーゴレン・ジャンバラヤ・タコライスは全て違う料理
ガパオライスはタイ料理の一つで、ナシゴレンなど紹介した料理とはまた別物になります。それぞれに美味しさがあるので、ぜひ食べ比べてみてください。
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