皆さんは毎年おせち料理を食べますか?おせちの習慣がない!というご家庭の方もあると思いますが、最近ではコンビニやスーパーなどでお手軽に豪華なおせち料理が購入できるようになったので食べるようになった方も多いのではないでしょうか?今回の記事ではおせち料理について説明していきますね!
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目次
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おせちは「元旦に食べるもの」ではない!?
おせちを食べるタイミングはバラバラ
おせちというと、新年を迎えてから家族全員がそろって食べる!というイメージが強いですが、地方によっては年越し前の大みそかにおせちを食べちゃう!という所もあるってご存じでしたか?私をそれを聞いてびっくりしましたが、様々調べてみると食べるタイミングは厳密には決まっていないようです。
- ①元旦の朝に食べる
- ②元旦の夕方に食べる
- ③大みそかの夜に食べる
- ④1月2日以降に食べる
元旦の朝にしか選択肢がない私にとってはびっくりする内容でしたが、約半数のご家庭は元旦の朝以外におせちを食べるという結果でした。
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おせちを食べる意味とは?
和食の特徴
— 和食の旨み@あなたのご飯を美味しくします (@wasyokunoumami1) May 21, 2021
正月などの年中行事との密接な関わり
とは、
正月のおせちなど、年中行事と密接に関わって育まれてきたこと
自然の恵みである「食」を与えてくれる神様に感謝し、その食を通じて家族や地域の絆を深め、文化を継承してきたこと#和食 #世界遺産 pic.twitter.com/bwlWmFAC4D
様々な願いが込められている
おせち料理の中身の食材には様々な意味が込められています。
- 伊達巻き:見栄えの良い、巻物に似ていることから学業・文化の繁栄を願う
- 栗きんとん:金団という漢字は金銀財宝を連想させる
- 鯛:めで「たい」とお祝いする際に食べる
- ごぼう:根をしっかり張ることから、家族の安定や家業がしっかり根付くことを願う
- 紅白かまぼこ:赤は魔よけ、白は神聖さを表す
- 黒豆:まめに健康や丈夫になれるように願う
- くわい:大きな芽を出すということから、出世を願う
- こんぶ巻き:喜ぶと語呂合わせをしている、子宝を願う
- 紅白なます:配色がお祝いの時の水引に似ていることから、おめでたいことを連想させる
- 数の子:数多く卵がついていることから子孫繁栄や子宝を願う
おせちに使われる食材の多くは、非常に多くの栄養素を含んだ栄養食品ばかりです。特に黒豆は色素成分のアントシアニンなどのポリフェノールが豊富に含まれていて、黒豆を食べると一年中丈夫でいられるといわれているほど。おせちはこういった食材の知識のエッセンスが詰まった素晴らしい料理なんですね!
お正月に台所に立たなくても良くなるため?
おせちはお祝いのために食べるという意味以外でも、いつも台所に立って頑張っている主婦を元日に休ませるために作られたとも言われています。おせち料理は保存がきく食品ばかり使われているのも、台所の主である主婦が休むためという理由があったと考えると優しい気持ちになれますよね。
あえて5段目を空にすることもある?
おせちの5段目が空箱だった!という経験はありませんか? 実はそれにも理由があって、来年はこの箱の5段目に料理を詰める余地がある=来年は今年よりもさらに栄えて、よりおせちを豪華にすることができる!という意味が込められているんです。なんだか日本人らしい細部にこだわった考え方ですよね!
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まとめ
この記事をまとめると
- おせちを食べるタイミングは厳密には決まっていない!
- おせちに使われる様々な食品には一つ一つ重要な意味がある。
- 主婦を休ませるため、という意味が込められていた!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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