フローズンヨーグルトがシャリシャリ・カチカチになる?ゼラチンは必要?

ヨーグルトをアイスクリームのように加工させたフローズンヨーグルトがブームになっています。乳製品特有のやわらかさとヨーグルトの酸味もあるフローズンヨーグルトですが、食べる時にシャリシャリとした口当たりが気になることはありませんか?

  • フローズンヨーグルトとはどのようなものか
  • フローズンヨーグルトがカチカチになる原因
  • おいしい作り方と食べ方

これまでフローズンヨーグルトに興味がなかったという人が興味を持つような、おいしく食べるポイントと作り方について紹介していきます。

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フローズンヨーグルトとは?

フローズンヨーグルトを知らない人も多いかもしれません。どのような特徴があるのか紹介します。

フローズンヨーグルトの特徴

フローズンヨーグルトは、ヨーグルトを主材料とし、撹拌(かくはん)しながらアイスクリームと同じように冷凍させた冷菓になります。

果汁や果肉、甘味料を加えたものが販売されています。

フローズンヨーグルトは乳酸菌が含まれていますが、凍結した状態でも乳酸菌が死滅することはありません。

カロリー・栄養素

フローズンヨーグルトのカロリーと栄養素は以下の通りです。

(100gあたり)

  • カロリー:107kcal
  • 脂質:1.47g
  • 炭水化物:19.62g
  • タンパク質:4.70g

使用するヨーグルトの種類によってカロリーを抑えることも可能です。

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フローズンヨーグルトがシャリシャリ・カチカチになる?

手作りのフローズンヨーグルトを作る人も多いかと思いますが、出来上がりが市販品のようにはならないことはありませんか?シャリシャリ・カチカチになってしまうのは理由があるのです。

ヨーグルトの水切りがポイント

ヨーグルトをしっかり水切りすることで、シャリシャリとした食感はなくなります。シャリシャリした食感がお好みの方は、水を切らないか水切りの時間を減らすと良いです。

ゼラチン・メレンゲを使う

ゼラチンとメレンゲを利用することで、シャリシャリした食感やカチカチに固まってしまうことを防ぐことが可能です。

固める時に途中で何度かかき混ぜることによって、カチカチになることが減りますが、ゼラチンとメレンゲは食感を滑らかにする(ゼラチン)とフワフワ仕上げ(メレンゲ)が可能になります

シャリシャリにしたい場合は?

シャリシャリにしたい場合、水切りをしない方が水分が残って固まるので、シャリシャリとした仕上がりとなります。

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美味しい作り方・保存方法

おいしいフローズンヨーグルトを作るための方法を紹介します。

材料

3~4人分

材料

  • プレーンヨーグルト:300g
  • 砂糖:30g+10g
  • 牛乳:1/2カップ
  • 粉ゼラチン 5g
  • 卵白 1個分

ヨーグルトの水切り方法

  1. ボウルにざるを置く
  2. ザルにキッチンペーパー(またはガーゼ)を敷く
  3. 塩を茶さじ1杯ほど入れて混ぜたヨーグルトを入れる

一晩冷蔵庫に置くと水分がしっかり切れます。

作り方の手順

ヨーグルトは前日に水切りをしておく

  1. 粉ゼラチンをふやかし、30秒ほど電子レンジで温めて溶かしておく
  2. 卵白を泡立てメレンゲを作る(砂糖10gを少しずつ入れて作ると仕上がりが早くなる)
  3. ヨーグルトに砂糖30gを入れる
  4. ゼラチンを少しずつ入れながら混ぜていく
  5. 牛乳を少しずつ入れていく
  6. メレンゲを入れなるべく気泡を消さないように混ぜる
  7. 保存容器に入れて冷凍庫で一晩冷やし固める

保存方法・保存期間

フローズンヨーグルトの保存方法は冷凍保存となります。保存期間は市販のものであれば賞味期限が18ヶ月と長期のものもありますが、自宅で手作りした場合は約1ヶ月の保存期間になります。

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トッピング・アレンジ

フローズンヨーグルトは、トッピングやアレンジが可能です。どのようなトッピングやアレンジが良いのでしょうか?おすすめを紹介します。

いちごを加える

冷たいフローズンヨーグルトにはいちごが合います。凍らせる前にいちごを入れたり、いちごジャムを混ぜるのもおいしいですが、トッピングとして切ったり潰したりしたいちごを入れるのもおいしいです。

桃缶を使う

桃缶もフローズンヨーグルトには合います。桃缶の場合、凍らせる時に入れたりせず、食べる時に切ったものを混ぜて食べると桃の食感を損なわず味わうことが可能です。

チェリー・ブルーベリーを加える

チェリーやブルーベリーなども酸味のあるフローズンヨーグルトに合います。凍らせる際に入れても、トッピングとしても合うので、お好みに合わせて入れてみるのはいかがでしょうか?

生のチェリーやブルーベリーではなく、ジャムでもおいしくなります。

アイスサンドに入れる

ふわふわのフローズンヨーグルトを、クッキーやビスケットなどに挟んでもおいしいです。食べる直前に挟むのも良いですが、挟んだ後に30分~1時間ほど冷凍庫でなじませることで、しっとりとした触感のアイスサンドになります。

まとめ

フローズンヨーグルトがシャリシャリ・カチカチになってしまう理由と、おいしく食べるための方法について紹介しました。

この記事をまとめると

  • ヨーグルトをアイスクリームのように冷やした冷菓
  • シャリシャリしたりカチカチになる原因はヨーグルトの水切り不足が原因
  • ヨーグルトの水切りをして、ゼラチンとメレンゲを入れることでシャリシャリせず、なめらかな食感のフローズンヨーグルトが完成する

簡単に作ることのできるフローズンヨーグルトですが、ひと手間加えることで、なめらかで口当たりの良いフローズンヨーグルトが完成します。

すぐに食べられるというものではありませんが、作っておくと長期保存ができるので、お時間のある時にぜひ作ってください。