子供も大人も大好きな美味しいフライドチキンです。ボリュームもあるのでお腹が空いているときにずっしりとお腹を満たしてくれますよね。
フライドチキンを食べて下痢や腹痛などが起きるのでしょうか?フライドチキンは揚げてあるので、安心じゃないの?
今回は
- フライドチキンを食べたら腹痛や下痢が…
- カンピロバクター食中毒とは
- 食中毒が起こったらどうする?
これらのテーマでご紹介いたします。
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目次
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フライドチキンを食べたら腹痛や下痢が…
フライドチキンを食べて腹痛や下痢などを起こしてしまったという経験はありませんか?その原因は何なのでしょうか?みていきましょう。
原因は油?
家の食事では、新鮮な油を使用していてもコンビニやスーパーやファーストフードなどの揚げ物には再利用された油が使用されている可能性があります。
家での食事では腹痛がおこることはなかなかない方が、外食でよくお腹を壊したり下痢をする場合は、何回も再利用された油が使われた揚げ物を口にして、劣化油症候群を引き起こしている可能性があります。
油は光や熱や酸素や微生物、湿気などによって酸化するので、一度使った油を何度も使っていると、どんどん酸化していってしまっているのです。外で買った揚げ物の油の臭いが変だなと思ったことはありませんか?それは酸化している油なのですね。
原因は食中毒?
下痢と吐き気の症状が同時に襲ってくる食中毒みたいな症状のときは「劣化油症候群」かもしれません。揚げ物に使用する油が酸化していることによって、品質が劣化してしまいそれを食べると身体に悪影響が出る病態です。
この症候群は食後短期間に、下痢や腹痛や胃もたれや吐き気など様々な症状が現れます。
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カンピロバクター食中毒とは
カンピロバクター食中毒をご存じでしょうか?みていきましょう。
症状
カンピロバクター食中毒とは、カンピロバクター属の細菌により発症する感染症です。カンピロバクターによる食中毒は、一年を通じて発生しています。
カンピロバクターは、ニワトリやウシやブタ等の家畜や家きん類の腸管内に生息しており、加熱していなかったり、加熱が不十分な食肉(特に鶏肉)やレバー(鶏、豚)等の臓器を食べることやカンピロバクターに汚染された飲料水等を飲むことにより人に感染します。
また、犬や猫等のペットもカンピロバクターを保菌していることがあり、ペットに触れた手で手洗いを十分にせずに調理をする等により、感染する可能性もあります。
カンピロバクター食中毒の主な症状は以下の通りです。
- 腹痛
- 下痢
- 吐き気
- 嘔吐
- 血便
- 38度以上の発熱
- 悪寒
- 頭痛
- 倦怠感
潜伏期間は?
カンピロバクター食中毒の潜伏期間は1~7日(平均2~3日)程度で、通常2~5日で治ります。まれに合併症を起こしてしまう場合もあり、その場合は長引いてしまいます。
治療法は?
カンピロバクター食中毒の治療法は自然治療で、以下の通りです。
- 水分をしっかり補給する⇒経口補液剤がおすすめ
- 消化のよいものを食べる
- 横向きに寝る⇒吐きやすいように、また吐いた物を喉に詰まらせないように、寝るときは横向きになる
- ゆっくり体を休める
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食中毒が起こったらどうする?
自然治癒できる?
食中毒は自然治療できます。食中毒の多くは格別な治療を行わなくても自然とよくなるからです。ただし、気をつけなければならないのがこまめな水分補給をすることです。
食中毒になると人間の身体は体内に侵入したウイルスや細菌を外へ排出しようと嘔吐や下痢のような症状を起こします。
このことから、細菌やウイルスと共に大量の水分が身体から失われて脱水症状のリスクが高まりますので、とにかく水分補給をこまめに行って体内の水分を入れ替える事が大切です。
薬はなにを飲む?
食中毒の多くは格別な治療を行わなくても自然とよくなります。食中毒になったら下痢を止めは飲まないほうがいいです。
下痢止めを使用してしまうと体内の有害な細菌やウイルスが排出されず自然治癒の速度が落ちてしまいます。
そのため、食中毒にかかったら下痢止めは使用せずになるべく早く体内の毒素を排出することが大切です。整腸剤は飲んでもいいとされています。
整腸剤とは乳酸菌などいわゆる腸の「善玉菌」を薬にしたもので、腸内部の環境を整える作用を持ちます。
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まとめ
この記事をまとめると
- フライドチキンを食べたら腹痛や下痢をしてしまった場合は、揚げ物に使用する油が酸化していることによって、品質が劣化してしまいそれを食べると身体に悪影響が出ている可能性もある
- カンピロバクター食中毒とはカンピロバクター属の細菌により発症する感染症で1年中発症している
- 食中毒が起こったら下痢止めは飲まず、自然治療し、こまめな水分補給が必要
フライドチキンでこのような体にとって悪影響が出る可能性もあるということは驚きでした。激しい腹痛や下痢はしたくないものですね。
生肉にはしっかり火を通して、新鮮な油で揚げ物はいただきたいものですね。
食中毒にならないためには、 基本の手洗いうがいもすることを守るということもとても大事です。
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