フォローアップミルクはいつから?いつまで?寝る前も飲ませる?

離乳食が順調に進み、3回食になったころから飲ませ始めるフォローアップミルク。でも、『離乳食を食べられるようになったのにフォローアップミルクが必要なの?』『牛乳ではいけないの?』『粉ミルクとの違いは?』など不思議に思うパパママもいると思います。そこで、今回は

  • フォローアップミルクとは?
  • フォローアップミルクはいつから飲む?
  • フォローアップミルクはいつまで飲む?
についてご紹介いたします。

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フォローアップミルクとは?

転載:Amazon

フォローアップミルクは牛乳の代表品で、粉ミルクとも牛乳とも違います。離乳食が進み、3回食になって食事ができるようになっても、まだ1回に食べられる量は少なく、食事からだけでは成長に必要な栄養が不足してしまいがちです。その離乳食後期に不足しがちな栄養素を補ってくれるのがフォローアップミルクです。

普通のミルクとの違い

粉ミルクは母乳の代わりになるもので、粉ミルクだけで赤ちゃんの成長に必要な栄養を完璧に補えるように作られています。一方、フォローアップミルクの成分は粉ミルクよりも牛乳に近く、牛乳よりもタンパク質や鉄分、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。

離乳食が進むと粉ミルクや母乳を飲むことが少なくなります。3回食になるころには卒乳して完全に食事だけで栄養を摂るようになる子もいます。しかし、小さいうちは食べムラがあったり、たくさん食べられなかったりするので、成長に必要な栄養が不足しがちです。また6か月以降はお母さんからもらった貯蔵鉄がなくなる時期でもあるので、鉄分が不足しやすく鉄欠乏なりやすいと言われています。 鉄分は脳の成長にも欠かせないので、しっかりと補ってあげたい栄養素 です。

成分

フォローアップミルクにはたんぱく質、オリゴ糖、DHAなどの糖質や脂質、カルシウムなどのミネラル、ビタミン類など、さまざまな栄養素が含まれています。どれも成長に欠かせない成分で、離乳食後期の赤ちゃんが不足しやすい栄養素です。

飲ませ方

フォローアップミルクはあくまでも離乳食で不足しがちな栄養素を補うものなので、離乳食を食べる前に飲ませて離乳食が食べられなくなってしまってはいけません。離乳食後に飲ませたり、おやつの時間に飲ませるようにしましょう。

離乳食の時期は1回に食べられる量が少ないため、食事の後1時間〜2時間でお腹が空いてしまうことがあります。そのタイミングで飲ませるのもおすすめです。

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フォローアップミルクはいつから飲む?

フォローアップミルクは生後9か月ごろから始めるのが目安です。生後9か月は離乳食が順調に進んでいれば3回食になる時期だからです。しかし、この時期の子供の成長には個人差が大きく、食べるのが得意な子とそうでない子がいます。9か月でもまだ2回食だったり、ほとんど食べないという子もいるでしょう。

 フォローアップミルクは生後9か月になったら飲ませなくてはいけないものではありません。 離乳食が3回になり、母乳や粉ミルクよりも食事の方が多くなってきたころを目安にスタートすると良いでしょう。

また、食べるのが得意でいろいろな食材をたくさん食べられているならフォローアップミルクは必要ないこともあります。

粉ミルクからの切り替え時期

粉ミルクからの切り替え時期は生後9か月以降で、離乳食が3回になったころが目安です。

離乳食に混ぜるのはOK?

牛乳を使う離乳食や、クッキーやプリンなど手作りのおやつを作る時に牛乳の代わりにフォローアップミルクを使うことができます。離乳食に振りかけても良いですが、スープやとろみが強いものに振りかけるとダマになり、食感が悪くなるので子供が嫌がることがあります。溶かしてから料理に混ぜ合わせるときれいに混ざります。

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フォローアップミルクはいつまで飲む?

フォローアップミルクのパッケージには『9か月ごろから3歳ごろまで』と書かれています。子供の食事の仕方にもよりますが、3歳くらいまでフォローアップミルクは飲ませて良いようです。

日中

1歳半〜2才になると大人と同じ食事をするようになります。この頃には牛乳が飲めるようになるため、フォローアップミルクをわざわざ用意するのも面倒になり、フォローアップミルクを止めてしまう人が多いようです。しかし、牛乳では鉄分やDHA、カルシウムなど、成長に必要な栄養素が補いきれません。

子供の食べる量や好き嫌いなどを考慮して、栄養が偏っていそうなら3才ごろまでフォローアップミルクを使いましょう。

フォローアップミルクを飲ませる量は、離乳食を食べる量にもよりますが、 1日の目安量は1才までは1回80〜12mlを3〜5回。1〜3才までは200mlを1〜2回です。 

寝る前

小さい子供は食べられる量が少ないので、深夜にお腹を空かせてしまうことがあります。お腹が空いて夜間にグズられるのはパパママにとってもつらいと思うので、寝る前に飲ませるのもおすすめです。ただフォローアップミルクには糖質が含まれます。そのまま寝てしまうと虫歯の原因になる可能性があります。フォローアップミルクを飲ませた後に歯磨きをして寝かせるようにしましょう。

まとめ

『フォローアップミルクとは?いつからいつまで飲ませる?』についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • フォローアップミルクは離乳食時期に不足しがちな栄養素を補える
  • 離乳食が3回になった頃〜3才ごろまで飲むのがおすすめ

離乳食時期は食べムラや好き嫌いがあり、栄養が不足したり、偏ったりしやすいです。子供の成長のために必要な栄養をフォローアップミルクで補いましょう。たくさん食べれて好き嫌いが少ないなら飲ませる必要がないこともあります。お子さんの食べ方や成長の様子を見て判断してあげてください。

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