エキストラバージンオリーブオイルは加熱していい？おすすめの使い方は？ |

料理の種類に応じて、オイルを使い分ける人も増えてきた今日このごろ。動脈硬化の防止やアンチエイジング、アレルギー症状の緩和など健康面からも注目されています。

日本でも古くから使用されてきた油から、海外から輸入される数多くのユニークな油など、食料品売り場ではその種類の多さに驚きます。そこで今回は、

エキストラバージンオリーブオイルとは？
効果的な使い方･加熱してもいい？
おすすめの国産銘柄

この3つのテーマについてご紹介いたします。

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1 そもそもエキストラバージンオリーブオイルって？
- 1.1 ピュアオリーブオイルとの違い
- 1.2 ピュアオリーブオイルとエキストラオリーブオイル健康にいいのはどっち？
2 エキストラバージンオリーブオイルの効果的な使い方
3 国産オリーブオイルのおすすめの銘柄
- 3.1 エキストラバージンオリーブオイル
- 3.2 ピュアオリーブオイル
4 まとめ

そもそもエキストラバージンオリーブオイルって？

オリーブオイルには、IOCという国際機関が定めた基準により細かく分類がされています。その中でもっとも厳しい品質規格に合格していて、酸度の低さや官能検査から見ても良質なものだけが、エキストラバージンオリーブオイルと名乗ることを許されます。風味も良く、そのまま料理にかけたり混ぜたりするのに向いています。　　

ピュアオリーブオイルとの違い

日本で販売されているオリーブオイルには、前述のエキストラバージンオリーブオイルとピュアオリーブオイルの２種類があります。

エキストラバージンオリーブオイルの方がなんとなく高級そうに見えるから、必ずこちらを買うといった人も多いのではないでしょうか。ピュアオリーブオイルとは、精製オリーブオイルにヴァージンオリーブオイルをブレドしたもののことを指します。

風味はやや劣るものの、価格はエキストラバージンオリーブオイルよりも安価です。オリーブオイル特有の風味が苦手な方や、あっさりとした料理を作る場合にはこちらを使うのがおすすすめです。　

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ピュアオリーブオイルとエキストラオリーブオイル健康にいいのはどっち？

ピュアオリーブオイルは精製加工したオイルを含むため、加工の段階でどうしても栄養素の一部が取り除かれてしまいます。そういった点から、エキストラバージンオリーブオイルと比較しても、健康にかかわる成分は少なくなります。

エキストラバージンオリーブオイルの効果的な使い方

加熱すると危険?炒め物や揚げ物に使うのは?

「エキストラバージンオリーブオイルは加熱しないほうが良い」巷ではこんな噂も広まっていますが、全くそんなことはありません。揚げ物を例にとってみても、エキストラバージンオリーブオイルを用いると、カラリと揚げることが出来てより一層美味しく頂けます。

ただ、ピュアオリーブオイルよりも高価であるため、せっかくならそのまま使いたいという人が多いのかもしれません。

発がん性について

オリーブオイルは加熱によって発がん性物質に変わるという噂もありますが、正しく保管されているものであれば、そのようなことはありません。しかし、鮮度が落ちて有害物質が発生しているものは危険なため口にはしないようにしましょう。　　　　

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国産オリーブオイルのおすすめの銘柄

オリーブオイルには国産のものと外国産のものがありますが、今回は国産のものを見ていこうと思います。ここで注意しなければならない点は、国産のものは外国産のものとは判断基準が違うということです。

エキストラバージンオリーブオイルを例にみてみると、外国産では酸度が0.8%以下のところ、国産では酸度は2%以下とされています。

これは日本がIOCに加入しておらず、農林水産省(JAS)がルールを定めているため基準の相違があるのです。その他の判断基準としては、以下の３つがあります。　

有機JASマーク・・・薬品や化学肥料を一切使用していない食品にのみ与えられます　　
オリーブオイルコンテスト・・・毎年優れたオリーブオイルを決める祭典「OLIVE JAPAN」が開催され、世界各国から集められたソムリエによる厳選なる審査が行われます
価格《エキストラバージンオリーブオイルの価格の目安》・・・1L：3,000円以上 500ml：1,500円以上 250ml：750円以上

それでは早速見ていきましょう。