消費期限切れ3時間のお弁当は食中毒が危険?常温保存するコツは?

お弁当を購入して、なかなか食べるタイミングを逃してしまい、消費期限の時間が過ぎてしまった!という経験をなさった方はいらっしゃいませんか?

そういった場合の消費期限切れのお弁当は食べてしまっても問題ないのでしょうか?消費期限が3時間過ぎてしまったお弁当は食中毒のリスクがあることをご存知でしたか?

今回は

  • 常温のお弁当の消費期限はどれくらい?
  • 消費期限切れ3時間は腐る?
  • お弁当の保存方法・コツ

これらのテーマでご紹介いたします

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常温のお弁当の消費期限はどれくらい?

消費期限切れを食べると食中毒に!

お弁当の消費期限切れを食べると食中毒になる可能性があります。

コンビニや店頭で購入するお弁当でしたら、パッケージに消費期限が記載されていますので、きちんと確認することが大切です。

お弁当を購入したにもかかわらず、仕事で忙しくてなかなか食べる時間が作れず、「消費期限の時間を過ぎてしまった!」ということもなきにしもあらずです。 消費期限の時間を確認することが大切です。 

消費期限とは

消費期限とは安全に食べられる期間のことをいいます。「消費期限が切れた」=「安全に食べられる期限を過ぎた」ということです。

腹痛や吐き気などの症状が起こる危険性が高まりますので、見た目に異常がなくても、消費期限が切れたら食べるのをやめ破棄しましょう。

消費期限が表記される食品の特徴は、傷みやすいことです。以下のような食品に消費期限が表記されています。

・お弁当

・お惣菜(菓子パン、おにぎり等)

・サンドイッチ

・生菓子(ケーキなど)

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消費期限切れ3時間は腐る?

常温で3時間後は注意

常温放置のお弁当は朝に作ったもので、25℃以下の気温ならば約6~7時間持つといわれています。高温多湿梅雨期~夏期は2~3時間といわれています。

常温保存する 場所や環境によっては、痛みの進行は早い です。 お弁当の詰め方や内容によっても腐敗の進行状況は変化もします ので注意が必要です。

冬期においても、 暖房が効いている室内 ではお弁当が傷むこともありますので、冬期だからと油断しないようにしましょう。

冷蔵庫で半日は食べられる?

冷蔵庫にお弁当を入れておけば、常温放置よりもお弁当は持ちますが、お弁当を作ったその日中に食べきることがいいでしょう。

冷蔵庫に入れたからといって1日持つとも断定できません。 お弁当を作った環境によっても傷みが早くなることもあり、半日ぐらいしか持たないこともあります。 

お弁当は腐るとどうなる?

お弁当が腐ると出る症状は以下の通りです。

  • 酸っぱい臭いがする
  • 嫌な臭いがする
  • 糸をひく
  • 変色している
  • 見た目がおかしい
  • ヌメヌメしている
  • カビがはえている

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お弁当の保存方法・コツ

料理

水分を切る

お弁当を作ったときに出る水分は十分に切るようにしましょう。細菌の組織は80~85%が水分で構成されています。また、レタスなどの生野菜は極力使用しないようにしましょう。

 野菜の水分が出てしまい、他のおかずも腐りやすくなります。 レタスなどでおかずを仕切きると見た目が綺麗ですが、生野菜を避け、バランやアルミカップを使って仕切りましょう。

加熱してから食べる

火を通さなくても食べられるハムやかまぼこやちくわなどは、 そのままお弁当に入れずに加熱してから入れましょう。 加熱していなくて生のままだと、水分が多くてどうしても細菌が繁殖してしまうからです。

生野菜ももちろん水分が出るので、お弁当に入れるのを避けましょう。卵やマヨネーズも傷みやすいので避けたほうがいいでしょう。

濃いめの味付けで腐りにくくする

いつも家で食べるよりも少し濃い目の味付けにするのも、お弁当を腐りにくくするポイントです。塩や砂糖には殺菌効果があるので、調理するときに使うとくされにくくなります。また、香辛料も菌の活動を抑えてくれるので、おかずに味付けにはおすすめです。梅干し、故障、大葉、酢しょうが、わさび、カレー粉などの使用もおすすめです。

お弁当が腐りにくくするために以下のような方法もあります。

  • 保冷剤をお弁当の上に乗せる
  • 保冷バックにお弁当を入れる
  • 飲み物を凍らせたペットボトルをお弁当と一緒に入れて保冷剤代わりにする
  • 抗菌シートをお弁当の上に敷く
MEMO
ステンレスやアルミ製や曲げわっぱのお弁当箱はお弁当を腐りにくくしますのでおすすめです。ステンレスやアルミ製のお弁当箱は熱伝導率が高いので、保冷剤との相性もよく保冷効果がアップします。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 常温のお弁当は朝に作ったもので、25℃以下の気温ならば約6~7時間持つといわれています。高温多湿梅雨期~夏期は2~3時間といわれています。
  • 常温保存する場所や環境によっては、痛みの進行は早く、お弁当の詰め方や内容によっても腐敗の進行状況は変化もしますので注意が必要です。
  • 購入したお弁当の消費期限を守り、消費期限の時間を過ぎたものは腐っている可能性があるため、見た目が問題なくても腹痛や吐き気などの症状が起こる危険性が高まりますのえ食べるのを避けましょう。

    お弁当の保存方法やコツは、水分を切る、加熱してから食べる。濃いめの味付けで腐りにくくすることです。

お弁当の保存方法やコツを頭に入れ、お弁当が腐らないように工夫し、安全にお弁当をいただきましょう。

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