皆さんはドクダミという植物をご存じですか?最近ではユーチューバー達が山菜や野草を食べる動画が流行っていて、子供たちの方が食べられる野草に詳しくなっていますよね!そこでよく登場するのがドクダミです。
ドクダミは非常に強いにおいを持つため敬遠されがちですが、優秀な薬草として昔から日本人の生活をサポートしてくれていた野草なのです。
今回の記事では、
- ドクダミとはどんな野草?
- 毒があるの?
- 生で食べられるの?
- どの部位を食べられる?
- ドクダミの健康効果
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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ドクダミってどんなもの?
ドクダミは独特のにおいを持った多年草で、葉っぱや茎に傷をつけると濃いにおいを放ちます。ドクダミは葉や茎だけでなく、花にもにおいを持つため鼻が良い人はドクダミが咲いているとすぐわかるらしいですよ!
ドクダミはこの臭いのせいで敬遠されがちですが、真っ白でかわいらしい花を咲かせます。
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ドクダミって毒があるの?
ドクダミの独特の匂いはとても強い臭いです。それに手についたりするとなかなか臭いが取れませんよね。実際のところ、ドクダミには毒性はないのでしょうか?詳しく紹介していきます。
毒性はない
ドクダミに毒性はありません。強い臭いの元は、ドクダミに含まれる「デカノイルアセトアルデヒド」と呼ばれる成分が原因です。葉をちぎったりするとこの成分が手につきますが、なかなか臭いが落ちません。しかし匂いが強いだけで毒性はありません
名前にドクがついているのはなぜ?
ドクダミの名前の由来は「毒を矯める(ためる)」という、毒を抑えて治すという意味合いが語源と言われています。また、匂いが魚の匂いといているともいわれており、ギョセイソウなど魚にまつわる名前が多く使われています。
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ドクダミは生食できる?
ドクダミの葉っぱはそのまま食べても全く問題ありません。むしろ収穫したてのドクダミの葉には優秀な栄養素がたくさん含まれているので、乾燥させたドクダミ茶よりもたくさんの薬効を得ることができます。
ただしやはり特有のにおいがあるのでそのままでは食べにくいというのが本当のところです。このにおいがあるだけでとても食べにくいので、基本的にはドクダミの臭いを取り除いてから食べるのが良いでしょう。
ドクダミの食べ方
ドクダミのにおいは熱を加えると消えるので、天ぷらに使用したり、野菜炒めや肉炒めに使用すると良いでしょう。
そのほかにも臭み抜きをした根っこと茎はきんぴらにして食べると美味しいとされています。ドクダミの臭いを抜くときは熱湯を直接かけることで簡単に抜くことができます。
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ドクダミの効果
ドクダミは昔から薬草として使われてきた植物で、「日本三大薬草」の一つとも言われています。非常に優秀な効果を持つのでいくつかピックアップして解説していきますね。
ダイエット効果
ドクダミ茶にある利尿作用は体に溜まった老廃物や毒素を排出する効果があります。余分な水分を排出し、さらに新鮮な水分を体に摂取することで血液循環をよくしむくみを改善してくれます。
血液循環がよくなるとエネルギー代謝が促進されるので脂肪が燃焼されやすくなり、ダイエット効果も期待することができます。
肌荒れ改善
ドクダミ茶には高いデトックス効果が期待できるので、肌荒れを改善してくれる効果があります。さらに化粧水の中にドクダミを入れることによってフラボノイドという抗炎症・抗菌・抗酸化作用のある成分が肌を綺麗な状態で保ってくれます。
ドクダミ化粧水として販売されているものもありますので、ぜひ一度使ってみてくださいね。
便秘改善効果
ドクダミ茶には先ほど紹介したミネラルのほかにも、食物繊維が豊富に含まれています。この食物繊維が腸の動きを促進してくれる働きがあり、便秘を改善してくれるようになります。
またマグネシウムというミネラルが腸内に水分を集めてくれるので、溜まった宿便を綺麗に流してくれますよ!
動脈硬化を予防
ドクダミには葉っぱにクエルシトリン、花にイソクエルシトリンという成分が含まれています。これらの成分は毛細血管を強化してくれる作用があり、動脈硬化を抑制してくれる働きがあることがわかっています。
ウイルスから体を守ってくれる
ドクダミが持つフラボノイドには抗ウイルス効果があり、冬場に増えてくるインフルエンザや普段から気を付けるべきヘルペスウイルス、アデノウイルスなどのウイルスから体を守ってくれる働きがあります。
免疫力アップの効果が強いため、ウイルスが流行したときはドクダミ茶を飲むのがおすすめです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ドクダミは独特のにおいを持った多年草
- 毒があると思われることが多いがまったく毒はないので、生食も可能
- 生食も可能だが実際のところかなり匂いがきついので生食する前に熱湯で臭み抜きをしよう
- 茎や根っこも食べることができる
- ダイエット効果や便美改善効果、動脈硬化予防など様々な効果を期待することができる。
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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