大根は煮込み料理にしても美味しいですが、大根サラダにするのもさっぱりしていて美味しいですよね。
特に暑くなってくると、さっぱりしたサラダが食べたくなることも多いのではないでしょうか。
ただ、大根サラダってお店で食べると辛くないのに、家で作るとなんか辛い!と思うことはありませんか?
大根の辛味はどのようにして抜くのでしょうか?そこで今回は、
- 大根について
- 大根が辛くなる原因は?
- 大根の辛味を抜く方法
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目次
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大根について
煮込み料理にしてもサラダにしても美味しい大根ですが、どのような特徴があるのかご存じですか?
まずは、大根についてご紹介いたします。
大根とは
大根はアブラナ科ダイコン属の1年草に分類されます。
日本人になじみの深い野菜の一つですよね。
そんな大根には種類がたくさんあり、大きさや形もそれぞれ特徴があります。
日本では白く長い大根が一般的に知られています。
また、紅いラディッシュを知っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
カラフルな大根を使った料理はお洒落に仕上がりそうですね!
大根に含まれている成分や期待できる効果
大根にはどのような成分が含まれているかご存じですか?
なんとなく健康には良さそうなイメージはあっても、水分も多いしどのような効果があるのかまでは知らない方が多いのではないでしょうか。
大根に含まれている成分や、期待できる効果は下記の通りです。
このイソチオシアネートという成分は、大根の細胞が破壊されることで発生します。
抗菌作用や血栓予防、またガン予防などの効果が期待できると言われています。
ちなみに、大根の辛味の原因はこのイソチオシアネートです!
このアミラーゼという成分は、食べ物の消化を促してくれます。
このことから、胃もたれや二日酔いの緩和などの効果が期待できます。
ビタミンCと言えば、抗酸化作用が期待できると有名ですよね。
また、コラーゲンの合成にも欠かせないビタミンCは嬉しい成分ですね!
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大根が辛くなる原因は?
さまざまな効果がある大根ですが、大根が辛くなってしまうのはどうしてなのでしょうか。
大根が辛くなってしまう原因についてご紹介いたします。
イソチオシアネートが原因
大根の辛味の原因はイソチオシアネートという成分です。
この成分が辛味の原因となっているのです。
そして、先程ご紹介いたしましたように、このイソチオシアネートという成分は、大根の組織が破壊されることによって発生するのです。
どういうことかというと、
イソチオシアネートの特徴を考えると、切れば切るほど辛味が増しているかもしれません。
水にさらせばOK?
よく玉ねぎをサラダにするときなどは、水にさらして辛味を取りますよね。
玉ねぎの場合はそれでいいのですが、大根の辛味は水にさらす方法だと残念ながらあまり抜けません。
というのも、大根の辛味成分であるイソチオシアネートは水に溶けにくいという性質があるからなのです!
ですので、玉ねぎの場合は「水にさらす」でOKです。
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大根の辛味を抜く方法
では、大根の辛味を抜きたいときはどうするといいのでしょうか?
大根をサラダにしたい場合は、そのままだと辛味が強く食べられないという方も多いかもしれませんね。
大根の辛味の抜き方についてご紹介いたします。
そのまま放置でOK!
大根の辛味成分であるイソチオシアネート、揮発性があるのが特徴なので、実はそのまま放置でOKと言われています。
10~15分程度空気に触れさせることで辛味を抑えることができます。
塩もみするのもOK
下処理として、塩もみをするのも辛味が抑えられるのでおすすめです。
少しシナっとするので、シナっとさせたサラダにしたいときなどにはいいかもしれませんね!
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
大根の特徴や、辛味の原因、辛味の抜き方についてご紹介いたしました。
この記事をまとめると
- 大根には血栓予防やガン予防、美肌効果や老化予防の効果など、さまざまな効果が期待できる
- 大根の辛味の原因はイソチオシアネートという成分
- イソチオシアネートは水には溶けにくく揮発性がある
- 大根の辛味を抜くには15分程度そのまま放置でOK!
暑くなると食べたくなってくる大根のさっぱりしたサラダ。
辛味を抜いて美味しい大根サラダを食べたいですね!
大根サラダを作りたいときは、ぜひ参考にしてみてください。
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