眠気覚ましなどで飲まれることが多いコーヒー。しかし、コーヒーを入れてから時間が経過してしまい酸っぱい味になることがありますよね。
酸化したコーヒーは体に悪いと聞きますが、具体的にどのような症状が起きるのでしょうか。今回の記事では、
- コーヒーが酸化する原因
- 酸化したコーヒーのデメリット
- コーヒーの酸化を遅らせる保存方法
以上のテーマについて解説していきます。酸化したコーヒーは具体的にどのような悪影響を与えるのかを詳しく知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
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目次
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コーヒーが酸化する原因
そもそも、なぜコーヒーは酸化するのでしょうか。酸化する原因はこちらです。
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酸化する原因
コーヒーが酸化する原因は、以下のような色々な要因があります。
- 空気・・・コーヒーに限らず酸素が結び付けられるため、酸化します。
- 光・・・紫外線によるものです。
- 熱・・・温度が10度以上上がると酸化の速度も早まります。そのため、コーヒーを保温する時間が長いと早まる原因になります。
- 時間・・・長時間経過によるものです。
- 湿気・・・湿気の元となる水分には酸素が含まれています。そのため、空気と同様の理由で触れることで、酸化します。
カフェインが含まれているコーヒーは、覚醒作用があるため飲む人も多いですよね。しかし、作ってからすぐに飲まずにいつの間にか1時間が経過していた…ということがありませんか。
時間経過や空気など多くの要因が原因で、コーヒーは酸化しやすいので気をつけましょう。
酸化する時間
では、コーヒーは何時間で酸化するのでしょうか。コーヒーが酸化する時間は、 1時間経過する段階から始まります。その為、美味しく飲むためには作ってから30分以内に飲むと良いでしょう。
酸化したコーヒーの見分け方
酸化したコーヒーの見分け方は、フィルターでドリップした際に泡の出ていない場合は酸化しかけています。新鮮なコーヒーは、泡が膨らむので見分ける方法として覚えましょう。
また、飲んだ時に苦味よりも酸っぱさが強い時も酸化している可能性が高いです。
豆や粉も酸化する?
また、コーヒーだけでなく豆や粉自体も酸化します。コーヒー豆は、3週間以上経過すると酸化し始めます。酸化したからといって、すぐに処分する必要はありません。
実はコーヒー豆には、飲むだけでなく消臭効果など掃除などで役立つので、後ほど詳しくご紹介していきます。
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酸化したコーヒーのデメリット
酸化したコーヒーはまずいだけでなく、体に悪いです。
- 胃への負担
- 腹痛・吐き気
胃への負担
酸化したコーヒーは、酸味が強くなるため胃への負担を強めます。また、含まれるカフェインには胃酸の分泌を促すため飲み過ぎじたいも体に悪いです。
胃への負担は、胃酸により吐き気などを引き起こすので酸化したコーヒーを飲むのは控えましょう。
腹痛・吐き気
また、酸化したコーヒーは腹痛や吐き気を引き起こす原因となるため、体に悪いです。先ほどご紹介した通り胃への負担がかかると、腹痛や吐き気を引き起こします。
なかには、刺すような激しい痛みを起こす場合もあるため、痛みが引かない時は病院へ行きましょう。
医学的根拠は?
しかし、酸化したコーヒーが体に悪いというのは医学的根拠があるのでしょうか。現時点で、酸化したコーヒーが体に悪いという医学的根拠はありません。
酸化した食べ物や飲み物自体が、体に悪いイメージがありますよね。このように、イメージがついて体に悪いと思ってしまいますが実際に腹痛や吐き気を引き起こす場合があるため、いずれにせよ飲むのは控えましょう。
酸化したコーヒーの使い道は
酸化したコーヒーは体に悪いため、飲まない方が良いですがせっかく購入したものをそのまま処分するのは勿体無いですよね。コーヒーは、飲む以外にも多くの使い道があります。
- 植物の肥料にする
- 消臭剤として活用する
- 調理器具の油落としに使用する
色々な使い道があるため、ぜひ試してみてください。
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コーヒーの酸化を遅らせる保存方法
続いて、コーヒーの酸化を遅らせる保存方法をご紹介します。
コーヒー豆の保存方法
コーヒー豆の保存方法は、未開封の場合は冷暗所・開封後は密閉袋に移して冷蔵庫に入れましょう。先ほど原因を解説した通り、空気や光などが酸化を進めます。
そのため、少しでも酸化の速度を抑えるために原因となるものを取り除きましょう。
インスタントコーヒーの保存
インスタントコーヒーの保存方法は、高温多湿の場所を避けて常温保存をしましょう。湿気を吸いやすいインスタントコーヒーは、酸化も進みやすいので美味しく飲むためには早めに使い切ると良いです。
保存期間の目安
コーヒーの保存期間は、2週間〜3週間を目安にすると美味しく飲めます。
淹れた後は早めに飲む
酸化したコーヒーを飲んで体に悪い症状を起こさないためにも、淹れたあとは早めに飲みましょう。時間経過とともに、コーヒーは酸化するため早めに飲むとその心配がありません。
水出しコーヒーにする
また、水出しコーヒーに変更するのもおすすめです。水出しコーヒーは、水で抽出する方法のため酸化の原因となる熱や湿気の影響を受けにくいです。また、水を注いで待つだけのため簡単に出来上がります。
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まとめ
この記事をまとめると
- 酸化したコーヒーは、胃の負担や腹痛・吐き気を起こすため体に悪い
- 酸化時間は、1時間を経過すると進み始める
- しかし、コーヒーは飲む以外にも消臭効果などもあるため、掃除道具としても活用できる
今回の記事でご紹介した通り酸化したコーヒーは、体に悪いため飲むのは控えましょう。
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