コーヒーフレッシュって体に悪い?健康への影響は?原料を解説!

仕事やプライベートでちょっと一息入れたいとき飲むコーヒーの味は格別です。そんな時、ミルクの代わりとして気軽に使えるのがコーヒーフレッシュ。このコーヒーフレッシュですが、使われている原料や健康への影響を知っている人は少ないのではないでしょうか。

今回はこちらについて詳しく解説します。

スポンサードリンク

コーヒーフレッシュって体に悪い?

結論から言うと、コーヒーフレッシュは適量を守って使用すれば体に大きな悪影響を与えるといったことはありません。このコーヒーフレッシュですが、食品分類上の区分としては「植物性油脂食品」や「植物油脂クリーミング食品」に分類されます。ここでは、コーヒーフレッシュに使用される原料や、使用することによる体への影響について解説します。

原料

コーヒーフレッシュに使用されている主な原料は、植物性油脂と水の2種類です。コーヒーフレッシュが開発される以前は、コーヒーにはミルクや生クリームが使用されることが主流でした。しかし、温度管理の難しさや冷たいミルクを入れることによりコーヒーの温度が急激に低下してしまうなどの問題が生じたことで、現在流通されているコーヒーフレッシュが開発された経緯があります。

添加物

コーヒーフレッシュに含まれる添加物は、おおよそどれも同じ添加物が使用されています。主に使用される添加物と、その使用目的を下記に取りまとめました。

カフェなどで置かれているコーヒーフレッシュを想像してみると、どのカフェでも常温で置かれていることが思い出せるのでは無いでしょうか。上記のような添加物を使用することで、長期間常温に置いても劣化することの無い製品が作られているのです。

健康への影響は?

コーヒーフレッシュを使用することによる健康への影響を考える際、注意が必要なのは以下の2つです。

植物性油脂に含まれるトランス脂肪酸

コーヒーフレッシュに使用されている植物性油脂には、トランス脂肪酸が含まれていることが知られています。

コーヒーフレッシュ1個に含まれるトランス脂肪酸の量は、微々たるもので通常の摂取であれば健康への影響は小さいと言われています。しかし、脂質に偏った食事をしている方などは特に注意が必要とされています。気をつけたいのは、脂質自体は人体に対して必要な栄養素であることを理解することです。コーヒーフレッシュだけに限らず何事もバランス良く摂取することが健康には不可欠です。

コーヒーフレッシュの鮮度

一般的なコーヒーフレッシュにはミルク成分が含まれていないということは先程解説しました。常温で置くことが出来るのがコーヒーフレッシュの大きな利点ではありますが、長期間放置してしまうと品質が劣化し油が酸化を始めます。すると、混ざり合っていた植物性油脂と水分が分離してしまい白い絵の具を水に溶いたような状態になるのです。

酸化した油を摂取することは、肌荒れやアルツハイマーなど人体には悪い影響を当たることになります。そのため、コーヒーフレッシュを使用する際は賞味期限をしっかりと守ることが大切になります。

ただしコーヒーフレッシュの容器は非常に小さいため容器の一つ一つに期限表示をしなくてもよいと商品表示法で定められています。賞味期限は唯一外袋の裏面に記載がされているため、家庭で使用する場合は鮮度確認のためにも外袋を廃棄することは避けましょう。

また、カフェなどに置いてあるコーヒーフレッシュの賞味期限が気になった場合は、遠慮せずに店員さんに尋ねると良いでしょう。飲食業であれば必ず使用する製品の賞味期限の記録を残しているはずです。

適量は?

コーヒーフレッシュ自体のカロリーは、1個あたりおおよそ10kcalとなっています。1日の適量については個人の体調や慢性的な疾患があるかどうかによっても変わってくるため、一概には言えませんが1日1個程度であれば問題はないでしょう。ただし、1日に5杯以上コーヒーを飲む習慣を持つような方は都度コーヒーフレッシュを使用することは過剰摂取となりうるため注意が必要です。

スポンサードリンク

無添加のコーヒーフレッシュはある?

健康に悪くないコーヒーフレッシュは？

ポーションタイプが主流のコーヒーフレッシュですが、「トランス脂肪酸ゼロ」を売りにしたものも昨今は開発が進められています。もちろん、他の製品と比較すると値段が高く設定されているため自身の健康状態や、一日の摂取量によって製品を選択すると良いでしょう。

代用品がおすすめ

家庭でコーヒーを楽しむのであれば、コーヒーフレッシュの代わりに使用することが出来るものはたくさんあります。味や風味もコーヒーフレッシュよりも豊かになりますよ。

スポンサードリンク

コーヒーフレッシュの代用品

牛乳

最もおすすめなのは、やはり牛乳でしょう。牛乳にはタンパク質をはじめとした栄養素が含まれているため、使用することで満腹感を得ることが出来ます。ただし、どうしても牛乳を入れることによりコーヒーの温度が低下してしまうため熱いコーヒーが飲みたい人には後述する粉末タイプの代用品がおすすめとなります。

スキムミルク

牛乳から水分と脂肪分を除去した粉末状のスキムミルクを使用することで粉コーヒーの温度を下げることなく楽しむことが出来ます。しかし、脂肪分が除去されているためコクのあるコーヒーを楽しみたい人は少し物足りなく感じるかも知れません。どちらかというとあっさりしたコーヒーを味わいたい人におすすめです。

粉末ミルク

コクのあるコーヒーを楽しみたい人には粉末ミルクがおすすめです。粉末ミルクは牛乳の水分だけを除去したものなので脂肪分はそのまま。ただし、その分カロリーや脂質は他の代用品と比較すると多めになっています。

スポンサードリンク

まとめ

いかがだったでしょうか。

毎日のルーチンとしてコーヒーを飲んでいる方も多いはず。いつも使っているコーヒーフレッシュを別の代用品に変えてみると、また違った味わいが楽しめます。気分転換も出来るのでぜひ一度試してみてくださいね。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

スポンサードリンク