パルメザンチーズを妊娠中に食べても大丈夫?控えるべきチーズも紹介!

パルメザンチーズは、チーズを粉末状にした商品で、様々なメーカーから販売されています。洋食店などで、調味料としてテーブルに置かれている光景をよく目にしますよね。ご家庭でもパスタやスープにパラパラとかけられてとても便利です。

今回は、パルメザンチーズは妊娠中でも食べることは可能なのか、詳しく解説していきます。パルメザンチーズの商品名を見てみると、「ナチュラルチーズ」と記載されている商品が多いですよね。

妊娠中のナチュラルチーズの摂取は、食中毒などの危険性があるため控えた方がよいとされています。妊娠中はパルメザンチーズを食べることも控えた方がよいのでしょうか?そこで今回は、

  • パルメザンチーズとは?
  • パルメザンチーズの栄養について
  • パルメザンチーズを妊娠中に食べて大丈夫?
  • 妊娠中に控えるべきチーズ

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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パルメザンチーズとは?

パルメザンチーズとはどのようなチーズなのでしょうか?パルミジャーノレッジャーノとの違いについても解説していきます。

粉チーズの事

パルメザンチーズは、「粉チーズ」という名前で多くの方に知られている商品です。洋食店などのテーブルに置いてある光景をよく目にしますよね。イタリア産の「パルミジャーノ・レッジャーノ」と同じ、ナチュラルチーズの中の一つです。

パルミジャーノレッジャーノとの違いは?

イタリア産の「パルミジャーノ・レッジャーノ」はとても有名なナチュラルチーズで、テレビなどでも、専用のおろし器である「チーズクレーター」を使用して提供する光景を目にします。

パルミジャーノレッジャーノとパルメザンチーズ、この2つは同じチーズなのかというと少し違います。パルメザンチーズは、パルミジャーノレッジャーノよりも熟成期間が短いため、風味が穏やかであっさりとした味わいを楽しめます

濃厚な発酵チーズの風味を楽しみたい方は、パルミジャーノレッジャーノを使用した方がよいでしょう。

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パルメザンチーズの栄養について

パルメザンチーズにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?代表的な栄養素や効能について解説していきます。

カルシウム

パルメザンチーズには、大さじ1杯(6ℊ)辺り78mℊのカルシウムが含まれています。カルシウムは、骨や歯を作るうえで重要な栄養素で、他にも体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルの一つです。

神経を正常に伝達させる働きを持ち、「天然の神経安定剤」とも呼ばれます。体の酵素の働きをサポートする効果や、血液を固める効果、ホルモンを正常に分泌させる効果など、様々な効能があります。

ビタミンA

パルメザンチーズには、大さじ1杯(6ℊ)辺り14.4㎍のビタミンAが含まれています。ビタミンAは「脂溶性ビタミン」と呼ばれ、油に溶けやすいという性質を持った成分です。鶏や豚のレバーやウナギ、鶏卵などに多く含まれています。

抗酸化作用や、皮膚や粘膜を健康な状態に保つ効果、人間の目を正常に機能させる効果が期待できる成分です。皮膚粘膜を健康に保つことで、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぐ効果も期待できるため、風邪予防などにも効果的です。

ビタミンB2

パルメザンチーズには、大さじ1杯(6ℊ)辺り0.04mℊのビタミンB2が含まれています。ビタミンB2は酵素に近い働きが期待できる成分で、体内の様々な成分を代謝する役割を担っています。

炭水化物やたんぱく質、脂質などすべての成分の代謝に関わっていますよ。他にも、皮膚や粘膜を正常に保つ効果や、動脈硬化や心筋梗塞のリスクを下げる効果など、様々な効能が期待できます。

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パルメザンチーズを妊娠中に食べて大丈夫?

パルメザンチーズを妊娠中に食べることは可能なのか、詳しく解説していきます。

リステリア菌について

国内製造のパルメザンチーズは、製造段階で加熱殺菌されているため安全と言えますが、外国製造の商品の場合は加熱殺菌されていない場合もあり注意が必要です。

ナチュラルチーズには「リステリア菌」が潜んでいる場合があるため、外国製造のパルメザンチーズは控えた方がよいでしょう。

国産のパルメザンチーズは大丈夫

先ほども紹介しましたが、国内製造のパルメザンチーズは安心して召し上がることができます。製造過程で加熱殺菌処理がされているため、リステリア菌が死滅しているためです。

サイゼリヤのチーズなら外食してok

洋食チェーンの「サイゼリア」は、外食する際の候補でよく名前が挙がりますよね。サイゼリアのメニューには、初めからパルメザンチーズがかかった状態で提供されるメニューも多く、妊娠中の方は不安に感じる方も多いですよね。

しかし、サイゼリアで使用されているパルメザンチーズはどれもリステリア菌の検査がされているため、安心して召し上がることが可能です

心配なら加熱処理を

「安心とわかっていても、どうしても心配!」という場合は、加熱して召し上がりましょう。食肉等に付着するリステリア菌であれば、70℃以上の温度で1分加熱すると急激に死滅します。

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妊娠中に控えるべきチーズ

妊娠・妊婦

妊娠中はどのような種類のチーズを控えた方がよいのか、詳しく解説していきます。

ナチュラルチーズ

ナチュラルチーズは加熱処理がされていないため、リステリア菌が潜んでいる可能性があります。国内製造のナチュラルチーズは加熱処理されているので、妊娠中の方でも食べられます。

未加熱のチーズ

ナチュラルチーズ以外にも、「フレッシュチーズ」などの記載のある未加熱のチーズなども販売されています。同様にナチュラルチーズに分類されるため、控えた方がよいでしょう。

リステリア菌の検査をしてないチーズ

国内製造のナチュラルチーズのほとんどは、加熱処理がされ、製造工程でリステリア菌の検査が行われています。しかし国外製造の場合はその限りではありません。妊娠中に外国製のナチュラルチーズを食べる事は、念のため避けた方がよいでしょう。

まとめ

今回は、妊娠中にパルメザンチーズを食べることは可能なのか、詳しく解説していきました。

この記事をまとめると

  • 国内製造のパルメザンチーズは妊娠中でも食べられる
  • 国外製造のパルメザンチーズは避けましょう
  • パルメザンチーズには、妊娠中に摂取した方がよい栄養素が豊富に含まれている

いかがでしたか?パルメザンチーズについて、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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