しゃぶしゃぶの豚肉の部位はどこ?値段・特徴|豚バラは代わりになる?

薄切りにしたお肉を、鍋のなかに数回潜らせて食べるしゃぶしゃぶ。特に冬の寒い時期に作られるものは、体の中からポカポカするのでよく食べられますよね。

しかし、しゃぶしゃぶに使うお肉は豚肉が多いですがどこの部位が使われているかは実はあまり知らないですよね。では、使われる豚肉の部位について調べてみました。この記事では

  • しゃぶしゃぶとはどんな料理?
  • しゃぶしゃぶに使う豚肉の部位はどこ?
  • しゃぶしゃぶ用に売られている肉の違いは何?

以上のテーマにわけてそれぞれ解説していきます。豚肉の使われている部位から部位の特徴などを含めて、詳しく知りたい方はぜひ、この記事を参考にしてください。

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しゃぶしゃぶとはどんな料理?

しゃぶしゃぶは、薄く切ったお肉を煮立ったお鍋にサッとくぐらせて食べる料理です。冬の時期にお肉を使った鍋といえば、しゃぶしゃぶという名前もよくでてきますよね。そんなしゃぶしゃぶは、このような特徴があります。

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特徴

薄切りにしたお肉を煮立ったお湯に数回くぐらせてゴマだれやポン酢につけて食べるのが特徴のしゃぶしゃぶ。お肉をくぐらせるので、薄めに切られています。そのため、焼肉などのほかの肉料理よりもお肉がうすいです。

豚肉以外にも魚介類や白菜・長ネギ、キノコ類など具材もたっぷり使われています。また、残った汁で締めにうどんやお米を使って雑炊にするのも美味しいですよね。

このような、特徴を持つしゃぶしゃぶですが、意外とどのような歴史を持っているのか知らないことが多いのではないのでしょうか。では、しゃぶしゃぶの歴史をみていきましょう。

歴史

しゃぶしゃぶは、中国の北京料理である「涮羊肉」が起源と言われています。た、しゃぶしゃぶは、実は最初は七輪を使っていましたが試行錯誤により今の姿となりました。

さらに、しゃぶしゃぶという名前がついたのは1952年ごろです。お店の従業員が、おしぼりをタライの中ですすいでいる様子から、永楽町スエヒロ本店の三宅忠一さんが命名しました。

食べ方

しゃぶしゃぶは、熱した熱湯やスープに数回潜らせて、色が変わったタイミングで食べましょう。色は生のピンク色から薄桃色に変わったくらいで、たれにつけて食べると美味しいです。では、豚肉はどこの部位が使われるのでしょうか。

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しゃぶしゃぶに使う豚肉の部位はどこ?

では、主にしゃぶしゃぶで使われている豚肉の部位はこちらです。

  • モモ
  • ロース

どちらの部位も味は全く違ってくるので、ぜひお好みのものを見つけてくださいね。それでは、ご紹介していきます。

モモ

しゃぶしゃぶでおすすめの豚肉の部位一つ目は、モモです。豚肉のモモは、お尻にある部位です。

筋肉質で脂肪が少ないため、あっさりとした味ですが同時に柔らかさもあります。
脂身が少なく、あっさりした部位を食べたい時は、モモがおすすめですよ。

ロース

二つ目に豚肉のおすすめお部位は、ロースです。モモに比べると脂肪がついている部位ですが、この脂肪が甘みと旨味を出してくれます。また、きめ細かさもあり柔らかいので食べやすいです。

モモのように、あっさりした味わいではなくお肉の甘みを感じたい人はロースがおすすめです。このように、先ほどご説明した通り豚肉の部位によって味は全く違ってくるので、一度2つ食べ比べをしてみるのも良いかもしれませんよ。

値段はどれくらい?

先ほどご紹介した、ロース・モモのそれぞれの豚肉の部位の値段はこちらです。

  • ロース:約200円
  • モモ:約130円

国産や海外産によっても若干値段は変わりますが、モモに比べてロースの方が値段はやや高めです。ロースの方がモモより高いのは、1頭からとれる量が少ないためです。

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しゃぶしゃぶ用に売られている肉の違いは何?

はてなどうなる

しかし、豚肉の部位の中でもしゃぶしゃぶ用に売られているお肉もありますよね。これは、しゃぶしゃぶに適した大きさになっているためです。

しゃぶしゃぶに使うお肉は、厚切りすぎると火がなかなか通らずに本来サッと潜らせて食べられる楽しみ方ができません。
なるべく、1mmくらいの薄さのお肉を使うと良いでしょう。

豚バラは代わりに使える?

豚バラは代わりのお肉の部位としても使えます。そもそも豚バラは、豚のお腹の部位で赤身と脂身が同じ割合にあります。

豚バラを使うときは、薄切りにしてから使いましょうまた、豚バラをしゃぶしゃぶにすると余分な脂が抜けるので、甘みだけでなく普段の豚バラよりもあっさりした味わいが楽しめますよ。

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まとめ

しゃぶしゃぶの豚肉の部位で使われるのは、柔らかいモモやロースの部位が多いです。

この記事をまとめると

  • しゃぶしゃぶは薄く切ったお肉を煮たったお湯にサッと潜らせて食べる料理
  • 主に使われる豚肉の部位は、モモとロースである
  • 豚のお尻の部位にあたるモモは、筋肉質であっさりとした味わいがある
  • 一方で、ロースは脂肪の甘みもあり柔らかさもあるので食べやすい
  • モモの値段は約130円に対して、ロースは約200円ほどの値段である
  • お腹の部位である豚バラは、赤身と脂身が同じ割合になっているのでしゃぶしゃぶにすると余分な脂が抜ける

ぜひ、しゃぶしゃぶを食べる時は柔らかく薄く切ったお肉の部位を使うと良いですよ。

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