ブレンド米はまずい?美味しい?選ぶメリット・デメリットを解説

お米と言えば、日本人の主食の代名詞ともいえる穀物ですよね。今や品種も様々で、コシヒカリやひとめぼれ、はえぬきやミルキークイーンなど様々です。

ですが日本のお米って高い!と思いませんか?ついつい安いお米、安いお米と価格ばかり見てしまいますよね。しかし実は、安いお米には安いなりの理由があり、知らぬうちにブレンド米と呼ばれるお米を購入している場合もあります。

今回は、安いお米の代名詞「ブレンド米」について詳しく紹介していきます。ブレンド米って何?という方は是非参考にしてくださいね。今回紹介していくテーマは、

  • ブレンド米ってまずいの?
  • ブレンド米のメリットは?
  • ブレンド米のデメリット

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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ブレンド米ってまずいの?

まずはブレンド米とはどんなお米?という部分について紹介していきます。なんだかうちのお米は美味しくないという方は、知らず知らずのうちにブレンド米を使用しているかもしれませんよ。詳しく見ていきましょう。

ブレンド米ってなに?

ブレンド米とは、複数の品種のお米を混ぜ合わせたお米のことで、「複数原料米」と表記されている場合もあります。

複数の品種のお米を混ぜ合わせることで、品質と価格を調整し、誰でも手に入りやすい価格で販売することができるのです。海外から輸入された外国産の米をブレンドした商品や、日本の国産米同士でブレンドしたお米も販売されています。

ブレンド米はまずくなるの?

安いブレンド米は単一銘柄のお米と比べるとマズいのでは?と思う方も多いですよね。

実はそうとも限らず、ブレンド米はどれも美味しいと思われるように、品種ごとの配合を変えるなどの工夫をし、どれも美味しいお米になっていることがほとんどです。

配合の仕方は様々で、複数の銘柄を混ぜ合わせるものだけではなく、「同じ銘柄で産地が違うもの」や「銘柄も産地も同じ、新米・古米を混ぜたもの」など様々です。

「安かろう悪かろう」にならないように、美味しさをキープしながらできるだけリーズナブルに開発されたお米が「ブレンド米」なのです。

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ブレンド米のメリットは?

ブレンド米のメリットについて紹介していきます。価格が安いのには何か理由があるはず、と思っている方も多いでしょうから、メリットデメリットを理解して購入しましょう。

安く手に入る

ブレンド米の一番のメリットは価格が安い点です。ではブレンド米はどうして安く購入できるのでしょうか?その理由は、古米や砕けて形の悪い米や、米クズなどが入っているためです。

ブランドが違う種類が混ざってしまった米や、形の悪い米などは市場での価値が低いため、価格が安くなっているということなのです。

組み合わせると美味しくなる

混ざっていたり形が悪いから美味しくない、というわけではありません。ブレンドすることで、それぞれの良さや悪さを補い合うことで、美味しいブレンド米も販売されています。

特に国産の新米同士を混ぜ合わせたブレンド米はとても美味しいですよ♪

値段が安定する

ブレンド米は価格を調整することが可能なので、一年中価格が安定しているという特徴もあります。単一ブランドのお米の場合、その地域で天候不順や天災が起きると、出荷量が激減して価格が高くなるといったこともあります。

しかしブレンド米であれば様々な地域のお米を混ぜ合わせることができるため、価格が安く安定しています。

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ブレンド米のデメリット

ブレンド米のデメリットについて解説していきます。ブレンド米を購入する際はデメリットも把握したうえで購入するようにしましょう。

低品質米が混ざることがある

ブレンド米ができた理由として、1993年に国産米が不足した際の対処法で作られたという背景があります。国産米が不足し、お米を食べられない方が出てきてしまったのです。

当時は海外のお米を混ぜ合わせることも行われており、安価なタイ米などが混ざっていることもありました

そのためパサパサとした食感であったり、旨味や甘味の少ないお米も混ざっていたため、ブレンド米はマズい!という印象が未だに残っているのです。

現在はそれほど品質の悪いお米は混ざってはいないものの、古米などの低品質なお米が入っていることもあるため、食味が悪く感じる場合もあります。

相性の悪いお米がある

お米の品種は様々で、混ぜ合わせてしまうとそれぞれの良さを活かしきれない場合もあります。そのため安価ではありますが、相性の悪いお米同士が混ぜ合わさっているブレンド米の場合は味に満足できない場合もあります。

ブランド米として販売できない

ブレンド米を販売することは、消費者のみならず生産者もデメリットを被る場合もあります。ブレンド米はブランド米として販売することができませんから、価格がどうしても低くなってしまうのです

単一銘柄のお米を販売する米農家さんの方が、高い価値のお米を販売することができるため所得が高くなる場合もあります。

まとめ

今回は、ブレンド米のメリットやデメリットについて紹介していきました。

この記事をまとめると

  • ブレンド米は複数の品種を混ぜ合わせた複数原料米
  • ブレンド米=マズいとは言い切れず、商品によってはとても美味しいブレンド米もある
  • 相性の悪いお米が混ざっていたり、低品質なお米が混ざっている場合もある

いかがでしたか?ブレンド米について少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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