カルピスバターと発酵バターの違いは？作り方は？どこで買える？ |

料理に欠かせない調味料と言えば「油」ですよね。オリーブオイルやごま油、菜種油など、様々な食用油が販売されています。中でも「バター」は風味がよく、卵焼きや炒め物、パンなどに使用すれば、一気に特別なメニューに早変わりしますよね。

今回は、バターの種類や、それぞれの違いについて解説していきます。バターにも種類がいくつかあり、それぞれで味わいも若干違います。中でも最近人気の高い「発酵バター」は気になる所ですよね。

他にもカルピスバターと呼ばれる商品もあり、カルピスの味がするの？甘いの？など、疑問に感じる方も多いですよね。そこで今回は、

カルピスバターとは
発酵バターとは

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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1 カルピスバターとは
2 発酵バターとは
3 まとめ

カルピスバターとは

カルピスバターとはいったいどのようなバターなのでしょうか？通常のバターとの違いや、実際の味や使い方、どこで購入できるのか、詳しく解説していきます。

特徴

カルピスバターは通常のバターよりも「牛乳のような白色」をしており、その味は雑味が少なくクリアな味わいとコクを併せ持つと言われています。乳酸菌飲料「カルピス」を作る過程で抽出される乳脂肪分を使用することからその名が付きました。

カルピスバターは希少性の高いバターと言われており、「カルピス40本分の成分から1つのバターが作られる」と言われています。

使い方

カルピスバターは通常のバターと同じ用途で使用できます。いつものトーストに浸けて食べる事はもちろんのこと、クッキーやスコーンといった焼き菓子や生菓子にも使用できます。

味わいは爽やかで芳醇な香り、滑らかな舌触りで、いつもの料理の味わいを格段に上げてくれるバターですよ。

作り方

カルピスバターの原料は、通常のバターと同様「生乳」です。生乳を遠心分離機で乳脂肪分と脱脂乳に分離されます。その後、乳脂肪分を熟成させ、攪拌、練り合わせといった工程を経て、カルピスバターが製造されます。

熟成させることによって、爽やかな酸味を感じる仕上がりになると言えます。

どこで買える？

カルピスバターを取り扱っている店舗は少なく、カルディや成城石井、高島屋といった、少し価格帯の高い商品を販売しているデパートや、食品販売店で販売されていることが多いです。

品揃えは店舗や企業の方針で決まっていますから、取り扱っていない場合もあります。どうしても購入したいという場合は、Amazonや楽天市場といったネットショッピングで購入すると良いでしょう。

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発酵バターとは

近年、パンやスイーツなどの商品で、「発酵バター使用」というパッケージや広告を良く目にします。そもそも発酵バターとは他のバターと何が違うのでしょうか？

発酵バターの特徴や、どんな使い方をするのか、発酵バターの製造方法はどのようなものなのか、詳しく解説していきます。

特徴

発酵バターは通常のバターと同じく、生クリームを使って製造しますが、その製造過程で「乳酸菌」を添加します。乳酸菌を使用して生クリームを発酵させることで、独特の風味とコクがプラスされます。

バターは通常、甘性バターと発酵バターに分けられますが、市販のバターのほとんどは甘性バターに分類されます。

発酵バターは、通常のバターと比較すると爽やかな酸味を感じられるほか、発酵バター独特の風味を感じられてとても美味しい、と話題になりました。

使い方

発酵バターの使い方は通常のバターと同じです。有塩タイプと無塩タイプがありますから、用途に合わせて使用しましょう。

クッキーやパウンドケーキ、ホットケーキといったシンプルな材料を使用したお菓子はもちろん、いつものトーストに好みの量をカットして塗るのも良いでしょう。炒め物や煮物などの料理にも、もちろん使用できます。

作り方

発酵バターの製造方法は、先ほど紹介したカルピスバターととても似ています。原料である「生乳」を、遠心分離機で乳脂肪分と脱脂乳に分離させます。

分離させた乳脂肪分に乳酸菌を混ぜ、「熟成・発酵」させ、発酵クリームをまず作ることが多いです。発酵クリームを通常のバターと同様に、攪拌、練り合わせといった加工を施し、発酵バターが製造されます。

乳酸菌を加えて「発酵・熟成」させることによって、バター特有の風味やコクを強く感じられる仕上がりになるのです。