バジル・パセリ・バジリコ・パクチーの違い|使い方・代用できる?

香味野菜は香りにクセがあるので、好みがわかれますね。バジル、パセリは食べられるけどパクチーは苦手な人もいるでしょう。しかし、香味野菜が、を使いこなすと料理の幅が広がります。

この記事では、バジル・パセリ・バジリコ・パクチーの違いや、使い方、代用できる野菜をお伝えします。ぜひ最後までお読みください。

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バジル・パセリ・バジリコ・パクチーの違いは?

バジル・パセリ・バジリコ・パクチーはハーブの中でもよく知られていますね。それぞれの特徴から、違いをみていきましょう。

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バジルとは?

バジルは、生でも乾燥した粉末やペーストなどでもおなじみのハーブですね。特徴や使い方をみていきましょう。

特徴 

バジルはシソ科の植物になります。香りは爽やかでフレッシュな香りです。バジルの特徴的な香りは「リナロール」という成分で、リラックスしたい時や落ち着きたい時に使うといいでしょう。

バジルと一口に言ってもいろいろな種類があり、150種類以上もあるといわれています。

使い方

バジルは、イタリア料理に欠かせないハーブです。爽やかな香りで肉や魚の香味づけやサラダ、ピザ、パスタなど幅広く使われています。生でも乾燥しても使えます。

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パセリとは?

パセリは揚げ物などの添え物の印象があり、残す人も多いでしょう。実は、パセリを残すのは日本人だけで、外国のシェフはパセリを残す日本人が不思議で「日本人は、宗教的にパセリを食べられない理由があるのか」と頭を悩ませたという話もあるのですよ。

特徴

パセリは栄養豊富で、ビタミンA、C、E、葉酸、カルシウムなどハーブの中でもトップクラスの栄養価を誇っています。

使い方

パセリは生でも、乾燥でも食べられます。タルタルソースや、スープ、オムレツなど洋風の料理にあります。緑が足りないなという時に、乾燥パセリを一振りすると彩りがプラスされます。乾燥パセリを常備しておくと便利です。

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バジリコとは?

バジルとバジリコの違いがわかりますか?実はバジルとバジリコは同じものになります。バジルは英語でBasil、バジリコはイタリア語でBacilicoと表記します。

特徴

バジリコはバジルと同じもので、表記の違いになるのです。バジルは150種類もあるので、それぞれに特徴が違ってきます。

代表的なバジルに「スイートバジル」があります。スイートバジルは育てやすいので、家庭菜園でも人気がありますよ。

使い方

乾燥タイプと生タイプがあり、生のものは生ハムやクリームチーズとよくあいます。その他にもサラダやパスタ、ピザに使うといいでしょう。

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パクチーとは

パクチーは独特な香りを「くさい」「カメムシみたな匂い」と苦手な人もいるくらい、好き嫌いがはっきりわかれるハーブです。

特徴

パクチーは、セリ科の植物になります。特徴は香りにありますが、その香りから古代ギリシャでは、薬草として調理や医療に使われていた歴史があるのです。現在は、ベトナム、タイ、中東などのスパイシーな料理には欠かせないハーブとなっています。

使い方

バジルは、捨てるところがないハーブです。種子はスパイスとして使い、根も食用になります。生でも食べられるので、サラダや生春巻きに入れるのもいいでしょう。また、スープや炒め物に入れても香りが引き立ちます。

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栄養素の違い

<バジル・バジリコに含まれる栄養素>βカロテン・ビタミンE・ビタミンK・カリウム・カルシウムなど

<パセリに含まれる栄養素>ビタミンA・ビタミンB・ビタミンC・ビタミンE・葉酸・鉄・カリウムなど

<パクチーに含まれる栄養素>ビタミンA・ビタミンB2・ビタミンC・カリウムなど

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バジル・パセリ・バジリコ・パクチーは代用できる?

バジル・パセリ・バジリコ・パクチーを使おうと思ったら冷蔵庫にない!そんな時に代用できそうなものをご紹介します。

バジルの代用・・・パセリ、青のり、オレガノ

パセリの代用・・・バジル、しそ、セロリの葉

パクチーの代用・・・イタリアンパセリ、セロリ、セリ

  • 代用できるのはどれも独特な香りが強い、野菜やハーブになります。冷蔵庫にパセリ、バジル、パクチーがない場合は試してみてくださいね。

 

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まとめ

ここまで、バジル、パセリ、バジリコ、パクチーの違いや使い方について書いてきました。

この記事をまとめると

  • バジルとバジリコは、イタリア語と英語の表記の違いで同じものになる。
  • パセリは栄養が豊富で、ハーブの中でもトップクラスの栄養の豊富さである。
  • パクチーは香りが独特で好き嫌いがわかれるが、古代ギリシャでは薬草として使われていた。
  • パセリ・バジル・パクチーは香りのクセが強いので、セロリ、しそ、イタリアンパセリなどと代用するとよい。

ハーブは、香りが特徴的で好みがわかれます。けれど、上手に使いこなすといつもの料理が、バジルはイタリア風料理に、パセリは洋風料理、パクチーはアジアや中近東の料理にグレードアップするでしょう。

まずは、クセの少ない乾燥パセリや、バジルなどから使ってみてはどうでしょうか。毎日の食卓が彩り良くなれば、嬉しいです。

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