小豆を食べ過ぎると腹痛が?一日の摂取量を守って毎日食べるとどんな効果が?

小豆は和菓子に使用されることの多い食材です。日本人にとってとても馴染み深い食材ではないでしょうか。甘いものが食べたくなったときにあんこを欲する時って結構ありますよね!

しかし、食べ過ぎると体に悪影響を及ぼすことがありますので注意が必要です。今回は、小豆を食べ過ぎると体に起こる影響などを以下の内容に沿ってご紹介していきます。

  • 小豆を食べすぎると体に悪い?
  • 下痢、腹痛の症状が出る可能性がある
  • 小豆はダイエットに実は良い?
  • おいしいレシピ

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小豆を食べ過ぎるとどうなる?

小豆を食べすぎてしまうと、体に不調が出ることがあります。ここでは、どのような症状が出るのかを解説していきます。

下痢・腹痛

実は小豆を食べすぎると、下痢や腹痛になる可能性があります。小豆に含まれるサポニンと呼ばれる成分や、食物繊維が影響しているようです。小豆を摂りすぎると下痢や腹痛の原因になるため、摂取量には注意しましょう。

アレルギーはある?

豆類の中でも、小豆によるアレルギー症例の数は多くはありませんが、小豆の即時型食物アレルギーと考えられた例や、小豆を摂取して全身蕁麻疹が出現した例などがあります。

ちなみに、餡子(あんこ)の成分は小豆と砂糖(鬼ザラ等)であり、アレルギー物質は入っていません。しかし同じラインで卵を使った商品(黄身餡)を作ることがあります。当然、混入しないように十分に洗浄してから他の商品を製造していますが、材料の一部が機械部品の隙間に付着している可能性はゼロではないため、卵アレルギーの人が餡子を口にするときは注意が必要です。

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小豆の1日の摂取量は?

厚生労働省は「健康日本21」の中で、豆類(大豆及びその他の豆、加工品を含む)の摂取量を成人1日当たり100g以上と設定しています。小豆などは30g以上摂取するように推奨されています。

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ダイエットにもおすすめ

小豆は低糖質でダイエット向きな食材です。疲労回復といえばビタミンB1を豊富に含む豚肉がよく知られていますが、小豆にもビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンB1の疲労回復効果に加え、便秘解消や粘膜の保護、骨や血液の健康や抗酸化作用など、からだの隅々にまで行き渡る効果が見込まれています。

  • 炭水化物の代謝:小豆に多く含まれるビタミンB1には、炭水化物の代謝をサポートする働きがあります。太りやすい炭水化物が蓄積される前にエネルギーとして消費されるように促してくれる効果があります。
  • むくみ解消:小豆は、カリウムを豊富に含む食材です。カリウムは余分な塩分を排出してくれる効果があり、むくみ解消にも大きく貢献してくれます。塩分を過剰に摂取してしまうと水分が溜め込まれ、むくみの原因になります。小豆を食べることでカリウムを摂取できるのでむくみの解消に効果的です。
  • 体脂肪の減少効果:ダイエット効果もあるといわれているポリフェノール。脂肪の吸収を抑えるとともに、脂肪燃焼を促進してくれるはたらきが注目されています。

発酵あんこもおすすめ

“発酵あんこ”とは、砂糖を使用せず麹の力で小豆を発酵させることによって作るあんこです。小豆に含まれるでんぷんを麹に含まれる『アミラーゼ』という酵素によって発酵させることで糖分に変え、甘味を出します。

発酵あんこで太らないワケ
  • 砂糖不使用
  • 麹がダイエットに効果的
  • 食物繊維など体に良い成分が豊富

発酵あんこには砂糖が入っていないので、食べても血糖値が上がりにくいです。砂糖を多く含む食べ物は、血糖値の上昇スピードが速いため肥満になりやすい特徴があります。

また、麹による発酵によって代謝が上がったり、便秘を解消したりと、ダイエットに効果的な作用が起ります。代謝が上がると脂肪を燃焼しやすくなるので痩せるのです。発酵食品には腸内の善玉菌を増やしたり、お腹の働きを良くする作用があります。

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小豆を毎日食べるとどのような効果が?

小豆にはビタミンB1、カリウムを豊富に含み水分の代謝を高めます。むくみをとったり、皮膚の炎症を抑えたり、便秘、大腸ガン予防、イライラなどを防止する効果も期待されています。

美容効果

小豆には、抗酸化作用があるとされています。抗酸化作用はアンチエイジング効果があり、肌つやを良くしてくれる美容効果があります。小豆のポリフェノールは調理をしても残りやすいので、摂取しやすいのが特徴です。

<ポリフェノールの主な作用>

  • 強い抗酸化作用
  • 新陳代謝UP
  • 冷え性改善
  • 美白、美肌
  • 更年期障害の軽減

便通がよくなる

小豆には、不溶性食物繊維が豊富に含まれています。腸の刺激や、便を押し出すぜん動運動を促す作用が期待できます。小豆は便秘対策にとっても効果的なんです!

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小豆のレシピ

レシピ栄養豊富な小豆を手軽に取り入れるための簡単おすすめレシピをご紹介していきます。

手づくりあんこ

小豆からあんこを作るのは大変なイメージがありますが、実は炊飯器で簡単に作れるんですよ!作り方はとっても簡単で、小豆・水・砂糖を入れて炊飯のスイッチを押すだけで完成です!ほうっておけば出来上がるので、初めてあんこを作る人でも簡単に作れますよ!

鍋で作ると焦げ付く可能性もあるので、時間がない人は是非炊飯器で作ってみてくださいね!

小豆バタートースト

炊飯器で作ったあんこをパンにのせて、バターをのせて焼くだけで完成です!あんこの甘味とバターの風味がとっても合います!やみつきになるおいしさなので、食べ過ぎ注意です!

小豆ヨーグルト

画像引用:cookpad

材料は茹で小豆とヨーグルトの2種類だけです。ただ混ぜるだけでOKの簡単おやつですよ!ほんのり甘くて食べ応えもありますので、普段から便秘がちな人や、ダイエット中のおやつにもおすすめです!

まとめ

この記事をまとめると

  • 小豆を食べすぎると下痢・腹痛の症状が出る場合がある
  • 適正量は1日30g
  • 小豆はアンチエイジング効果が絶大
  • ダイエットにおすすめな食材◎

いかがだったでしょうか。小豆にはポリフェノールがものすごく豊富に含まれているため、美容効果が絶大です!肌やつやつやしたり、むくみが取れたりなど良い効果が期待できますよ!

しかし、あんこなどに加工すると砂糖が多く含まれるため、摂取し過ぎてしまうと太る可能性がありますので注意が必要です。そのため、あんこは市販のものを購入するのではなく、手作りがおすすめです。砂糖を0キロカロリーのものに変更して作るなど、工夫するとカロリーアップを防げるので良いです。是非、食卓に小豆を取り入れてみて下さいね!

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