アボカドオイルに危険性はある?成分・効能は?アトピーへの効果|レシピも

アボカドから作られる「アボカドオイル」というものをご存知ですか?食用としても美容用としても使えるアボカドオイルには、どのような成分と効能があるのでしょうか?アボカドオイルの情報満載でご紹介したいと思います。今回は、

  • アボカドオイルってどんなもの?
  • アボカドオイルの成分と効能
  • アチピーに効くって本当?
  • アボカドオイル=危険だと言われる理由
  • おすすめオイルとおすすめレシピ

これらのテーマについて見ていきましょう。

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アボカドオイルとは?

アボカドオイルとは、アボカドから抽出されたオイルのことです。アボカドは「森のバター」と言われるほど脂質が高く、全体の20%を脂質が占めています。

アボカドオイルの色は透明感のある淡い黄色で、わずかですがアボカドの香りがするのが特徴です。一般的なオイルよりも酸化に強く、サラダなどにかけて食用とされる他、美容品としても使われています。

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まずい?

気になるアボカドオイルの味ですが、クセがないので食べやすいです。体に良いオイルといっても油なので、1日に大さじ1杯程度が摂取目安となっています。

アボカドオイルの成分と効能

アボカドオイルは体に良いオイルとして注目されていますが、成分にはどのようなものがあるのでしょうか?また、アボカドオイルを定期的に摂ることによって、どんな効果効能が得られるのでしょうか?アボカドオイルの成分と効能について、それぞれ見てみましょう!

アボカドオイルの成分

アボカドオイルの成分は、オレイン酸を中心とする「不飽和脂肪酸」でできています。不飽和脂肪酸は、太りにくく体に良い脂肪酸です。これ以外にも、α-リノレン酸リノール酸といった不飽和脂肪酸を含んでいます。また、強い抗酸化作用を持つビタミンEも豊富に含まれています。

  • オレイン酸:オレイン酸は、生活習慣予防の効果が高く、血管内の環境改善効果が高い脂肪酸です。悪玉コレステロールの量を減らし、出来た過酸化脂質の量を減らすことで、血管壁へのプラーク生成を抑制します。結果として、動脈硬化や心疾患の予防に役立つ栄養素です。
  • α-リノレン酸:α-リノレン酸は、人間の体内で合成することが出来ない必須脂肪酸の一つで、必ず食事で摂取する必要がある脂肪酸です。体内の代謝によってDHAやEPAに変換されます。α-リノレン酸自体も、血液中の過剰にある脂質を減らし、血液疾患の予防効果がある脂肪酸です。
  • リノール酸:リノール酸は、コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあり、高脂血症を防ぐことで動脈硬化の改善をする働きを持っています。また、リノール酸の代謝によって、リノレン酸の材料になります。血液をサラサラにし、細胞膜の材料にもなる栄養素です。
  • 不飽和脂肪酸:不飽和脂肪酸は、分子中に二重結合を多く含む構造を持つ脂質で、植物の種を絞った油や魚に多く含まれています。加えて、常温で液体になるのが特徴で体内では、悪玉コレステロールの数値を下げる、脳機能改善といった役割を持つ脂質です。
  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。

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アボカドオイルの効能効能

アボカドオイルに含まれる不飽和脂肪酸は、脂質でありながらコレステロール値を下げる働きや、血液疾患予防などの効能があります。その他の栄養成分でも体への効能は盛りだくさん。

ビタミンEには強い抗酸化作用があり、美肌などアンチエイジング効果が期待できます。また、食物繊維が豊富なので整腸作用があり、便秘解消や予防効果も期待できます◎

  • 動脈硬化/脳卒中などの生活習慣病予防
  • むくみ改善・予防
  • 悪玉コレステロールを下げる
  • 美肌効果/アンチエイジング効果

アトピーに効くって本当?

「アボカドオイルはアトピーに効く」と聞いたことがありますか?アボカドオイルは保湿力が高いので、アトピー性皮膚炎の方が使用すると症状が改善することがあります。

しかし、アトピー性皮膚炎の肌は繊細なので、かかりつけの医師に相談して使用するようにしてください。人によってはかえって悪化することも。特に植物性アレルギーを持っていると、肌に合わないことが多いです。

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アボカドオイルに危険性があると言われる理由

アボカドオイル=危険と言われることがありますが、直接的に危険ということはないようです。ごく稀ですが、中にはアボカドアレルギーというアレルギーがあります。天然ゴムアレルギーを持っている人に発症しやすいアレルギーで、アボカドを食べることで蕁麻疹や口の痒みなどの症状が出るものです。

アボカドオイルも同じで、人によってはアレルギー反応が出ることも。アボカドオイルには食物繊維も含まれているため、普段からお腹が弱い方は腹痛や下痢といった症状が出る可能性もあるので、過剰摂取には注意しましょう。

おすすめのアボカドオイル

アボカドオイルを選ぶ時のおすすめポイントをご紹介したいと思います。サラダ油やオリーブオイルと比べるとまだ知名度の低いアボカドオイルですが、このような点に着目して選んでみましょう。

おすすめのアボカドオイル
  • 添加物を使用していない
  • 有機栽培されたオーガニックアボカドを使用している
  • 遮光容器に入っている
  • コールドプレス(低温圧搾)で製造されている

アボカドオイルを選ぶ際のポイントはこちらです。食品を選ぶ際に健康に関わるのが添加物です。できれば無農薬で有機栽培されたアボカドを使用したオイル・無添加オイルを選びましょう。

また、 遮光容器に入っていることでオイルの質が変わるのを防ぐことができます 。オイルの劣化の原因は、酸化に加え紫外線があります。紫外線を避けるため、透明ボトルではなく緑色など 遮光性のある容器に入っているものを選ぶと劣化を弱める ことができますよ。

最後に「コールドプレス」とは、できるだけ熱を加えない製造方法です。オイルは製造過程の熱によっても質が変わってしまうので、できればコーティング(低温圧搾)の方がオイルの質がキープされています。

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アボカドオイルを使ったレシピ

アボカドオイルを手軽に食べられる料理レシピをご紹介したいと思います。日常的にアボカドオイルを摂ることで、健康効果・美容効果が期待できるので是非食事に取り入れてみてくださいね。

アヒージョ

アヒージョはオリーブオイルで作るのが一般的ですが、代用としてアボカドオイルを使っても作ることができますよ◎ その日家にある食材で作れるのもアヒージョの魅力です。エビやしらす、ソーセージなどを入れて熱々に仕上げましょう。

サラダ 

アボカドオイルはドレッシングとしてサラダに使うと、手軽に摂ることができます◎ オイルだけだと塩気がないので、塩胡椒をふりましょう。アボカドサラダにアボカドオイルのWアボカドで、体に良い不飽和脂肪を摂取しましょう。

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まとめ

アボカドオイルってどんなオイル?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • アボカドオイルはアボカドから抽出したオイルで、クセがなくほのかにアボカドの香りがする
  • オレイン酸を中心とする不飽和脂肪が豊富で、体に良くヘルシーなオイル

アボカドオイルは日本ではまだまだ珍しいオイルですが、体に良いので是非見かけたら購入してみてくださいね。

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