あまり見かけることのない・杏。6月から7月頃が旬の果物ですが、食べたことはありますか?収穫の期間が短く傷みやすくて新鮮な状態のまま流通するのが困難なことが、あまり店頭で見かけない理由です。生で食べても美味しい品種もありますが酸味が強いものもあるため、シロップ漬けにするのがおすすめです。この記事では
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目次
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杏のシロップ漬けとは
杏のシロップ漬けとはその名の通り、砂糖を水で溶かして作ったシロップに杏を漬けながら煮て保存したものです。そのまま食べてももちろん美味しいですが、お菓子作りの材料にしたりアイスやヨーグルトにトッピングしても美味しく食べられます!酸味が強くて生食が向かない場合や杏がたくさんあって保存に困ったら、ぜひシロップ漬けにしてみてください。食べやすい甘味が加わり、適切に保存すれば日持ちしますよ。
どうやって作る?
手作りするときに揃える材料は、かための杏・砂糖・水。砂糖と水は、杏の50%の量を用意します。収穫した杏は熟すスピードが早いので、なるべくすぐに調理しましょう。火を通すので、熟した杏は崩れてしまいシロップ漬けには向きません。なるべくかための杏を選びましょう。
杏のシロップ漬けを作るには、出来上がったシロップ漬けを保存する容器をあらかじめ90℃の熱湯で5〜6分ほど、念入りに煮沸消毒しておきます。長期保存するなら密閉できる容器にしましょう。
どんな味?
杏のシロップ漬けはとろりと甘酸っぱくて爽やかな香りでとても美味しいです。グラニュー糖を使うとスッキリとした甘さ、ラカントを使うとダイエット用になります。酸味が強いときはシロップに漬けて数日待てばシロップの甘味が杏に染み込んでいきますよ。
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杏のシロップ漬けの使い方は?
杏のシロップ漬けはお菓子作りやデザートに添えるなど、アレンジ次第で使い道は様々です。ヨーグルトやアイスにトッピング、シロップはかき氷にかけたり、凍らせてシャーベットにするなど。お酒に混ぜても杏の風味を楽しめます。作っておくと重宝しますよ!
ケーキ
ケーキを焼くときに杏のシロップ漬けも一緒に加えると、シロップがスポンジに染み込んで美味しいケーキが出来上がります。見た目も色も鮮やかで杏の甘酸っぱさがアクセントに。ケーキ生地はホットケーキミックスを使っても簡単に作れるのでおすすめです。
ジュース
コップに杏とシロップを入れて水や炭酸水で割れば美味しいジュースになります。レモンを加えてもさっぱりと爽やかな味を楽しむことができます。杏にはクエン酸やリンゴ酸が含まれているので、疲れた時や夏バテ気味の時にもおすすめの飲み物です。
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杏のシロップ漬けの保存期間は?
杏のシロップ漬けを作ったけれど、どのくらい日持ちするのか気になりますよね。保存容器が密閉できるかできないかによって保存期間は異なります。長期保存したいときは密閉できる容器を使いましょう。
保存期間
タッパーなどの普段使う容器の場合は必ず冷蔵保存をして、5日前後が保存期間の目安になります。蓋がしっかり閉まる保存容器なら1年前後が目安になります。ただし、調理から保存までの過程をきちんと行っていた場合のみ長期保存が可能です。また、一度開封したら長期保存はできません。数日以内に食べ切るようにしましょう。
食べれなくなったらどうなる?
杏のシロップ漬けが腐ると次のような変化が表れます。
- 見た目:カビが生えたりシロップが濁ったりする
- におい:ツンと鼻をつくような酸っぱい臭い
- 味:食べたときに舌にピリピリと刺激を感じる
少しでも違和感を感じたら食べるのをやめましょう。
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まとめ
杏のシロップ漬けの作り方や食べ方をテーマにご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 杏のシロップ漬けとは杏をシロップに浸け煮てから保存したもの
- 杏・砂糖・水があれば甘酸っぱくて爽やかな味の杏のシロップ漬けを作ることができる
- 杏のシロップ漬けはお菓子作りの材料やジュースなど、色々とアレンジして楽しめる
- 杏のシロップ漬けの保存期間は密閉容器なら約1年、密閉できない容器なら冷蔵保存で数日間保存できる
限られた期間でしか味わうことのできない杏。品種も様々で生食向きのもの、酸味が強いので加工した方が良いものがあります。酸味が強ければ今回ご紹介したシロップ漬けにすれば美味しく食べることができ、長期保存することもできます。杏を見かけたら、ぜひシロップ漬けにチャレンジしてみてください。
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