暑い夏に食べたくなるものと言えば、やっぱりアイスクリームですよね。その中でも日本では高級アイスとして知られているハーゲンダッツからは、日々新しいフレーバーが発売され続けています。
実は、私達がよく知る日本でのハーゲンダッツと本場アメリカのハーゲンダッツにはいくつかの違いがあるのをご存じでしょうか。
- ハーゲンダッツって?
- アメリカでの立ち位置
- 日本とアメリカの違いについて
今回は、こちらについて詳しく解説します。
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目次
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ハーゲンダッツとは?
まずはハーゲンダッツについて簡単に解説します。
アメリカのアイスクリームブランド
ハーゲンダッツの始まりは1920年代から荷馬車でアイスクリームの行商を行っていた夫婦が、1961年にレシピの改定と社名を「ハーゲンダッツ」へと変更したことを起源としています。
日本では高級アイスとして知られている
日本におけるハーゲンダッツの始まりは、日本法人が設立された1984年に東京都港区青山に第1号店がオープンしたことによるもの。
このオープンを皮切りに、マスコミに大きく取り上げられたことで一気に知名度を高めました。
当時の日本では、アイスクリームは子供の食べるものという概念が根強く残っていました。
しかし、テレビでハーゲンダッツの高級路線を意識したCMが放送されたことにより「大人でも食べるに値する高級なアイスクリーム」というイメージを植え付けることに成功したのです。
とても濃厚でおいしい
ハーゲンダッツアイスクリームの特徴と言えば、なんと言ってもその濃厚な味わいではないでしょうか。
実は、この濃厚な味わいには2つのこだわりがあります。
オーバーラン(空気含有量)へのこだわり
オーバーランという言葉をご存じでしょうか?オーバーランとは、アイスクリームが含む空気の含有量のことを指します。
アイスクリームごとにこのオーバーランの割合には差があるものの、ハーゲンダッツアイスクリームに含まれるオーバーランは、他のアイスと比較すると少ない量である20%〜30%となっています。
アイスクリームとしては、比較的小さめサイズのハーゲンダッツですがオーバーランが低い分ずっしりとして濃厚な味わいを楽しむことが出来るのです。
ミルクへのこだわり
アイスクリームの主原料となるミルクの持つコクが、アイスクリームにも大きな影響を与えます。
数ある日本の酪農地域で最高の乳牛を探し続けた結果、北海道東部根釧エリアの乳牛が最適な環境で育てられていることを発見、以後はストレスフリーで育てられた乳牛の濃厚なミルクを使い続けているのです。
日本ではファンも多い
日本のハーゲンダッツでは、毎月と言ってもいいほどに新しいフレーバー(味)の商品が発売されています。
2021年に発売されたものだけでも、
- 濃厚ロイヤルミルクティー
- バニラ&クランチショコラ
- アーモンドキャラメルクッキー
- 抹茶チョコレートクッキー
- ストロベリーチーズケーキ
- 密いも
- キャラメルホリック
- ヘーゼルナッツ&ミルク
- マンゴー&パッションフルーツ
- 濃苺
の10商品が販売されています。
さまざまな味わいのフレーバーが期間限定として発売されることから、日本にはハーゲンダッツのファンが非常にたくさんいます。
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アメリカでは庶民の味?
アメリカでは日本より少し安く手に入る
高級路線で販売が開始された日本でのハーゲンダッツと比べ、アメリカのハーゲンダッツは価格が控えめになっています。
具体的な内容量と販売価格の違いは以下の通りです。
販売国 | 内容量 | 価格(税別) |
日本 | 110ml | 295円 |
米国 | 473ml |
440円 |
アメリカでも高いイメージがある?
本場アメリカでは、ハーゲンダッツは値段も控えめで日常的に楽しむことが多くなっています。
また、アメリカ国内にはハーゲンダッツ以外にも数多くのアイスクリームメーカーが存在しますが、ショッピングモールには大抵ハーゲンダッツのスタンドが入っているくらいにメジャーになっているようです。
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日本とアメリカでの違い
味が違うの?
日本とアメリカのハーゲンダッツはそれぞれ別の工場で製造されています。使用される原料も大きく異なることから、製品としての味にも違いが現れます。
特に日本人にとってこだわりのあるグリーンティー味を例にあげると、やはりアメリカで発売されているものよりも日本で販売されているものの方がお茶の深い味わいが感じられるようです。
サイズが違うの?
日本で販売されているハーゲンダッツは、ミニカップサイズ(110ml)が主流になっていますよね。しかし、本場のアメリカでは「パイント」と呼ばれる底の深い大型サイズ(473ml)が主流になっています。
日本では、頑張った自分へのご褒美としてハーゲンダッツを食べる人が多いので、アメリカサイズを見るとびっくりしてしまいますよね。
販売しているフレーバーが違うの?
定番のバニラやストロベリーなどが主流のアメリカと比べると、日本では和の素材を生かしたフレーバーが多く販売されていますが、アメリカでは定番のバニラやストロベリーなどが主流になっています。
日本で発売される和を素材にしたアイスクリームなどと比較すると、アメリカでは甘さを全面に押し出したようなフレーバーが人気のようです。
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まとめ
この記事をまとめると
- ハーゲンダッツは1961年にレシピと社名を変更するタイミングで生まれたアメリカの企業
- 高級路線の日本と比べるとアメリカのハーゲンダッツは庶民の味として知られ値段も安い
- バニラやストロベリーなど、とにかく甘いフレーバーがアメリカでは人気を博している
いかがだったでしょうか。
日本では、とにかく高級なイメージのあるハーゲンダッツですが、アメリカでは日常的に食べていると聞いて思わず羨ましくなってしまった人も多いのではないでしょうか。
機会があれば、ぜひアメリカのハーゲンダッツも味わってみたいですよね。
この記事が、皆さんの参考になれば幸いです。
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