アーモンドは危険性がある?肌荒れや便秘に?食べ過ぎ注意?

アーモンドは手軽で食べやすく小腹が空いたときにピッタリのおやつです。体にも良いと言われており、積極的に摂っているという人も多いかもしれません。ですが、食べ過ぎると反対に危険があるって知っていましたか?そこで今回は、

  • アーモンドってどんな食材?
  • アーモンドに危険性はあるの?
  • アーモンドは一日どれくらい食べてもいいの?

コチラについて紹介していきます。

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アーモンドってどんな食材?


そもそもアーモンドとはどのような食材なのでしょうか。パッと答えられる人は意外と少ないかもしれません。そんな知っているようで知らないアーモンドのことを、詳しく紹介します。

アーモンドとは

アーモンドとは、堅果(ケンカ)類に属すバラ科サクラ属の落葉高木で、この果実の種からできるナッツのことです。

アンズやモモ、梅に近い果実を付けますが果実は薄いので食用ではありません。種子の殻を取り除いた種の部分が「生アーモンド」として食べられています。

特徴

アーモンドは大きくスイート種とビター種に分けられ、食用として栽培されているのはスイート種です。

流通は通年されていますが、収穫は8〜10月にされ日本には11月頃に入ることが多いです。ナッツ類の中でも栄養が豊富であり、加工品も多いのが特徴です。

  • アーモンドパウダー
  • アーモンドスライス
  • アーモンドダイス
  • アーモンドオイル
  • アーモンドバター
  • アーモンドミルク

栄養素

アーモンドにはビタミンEやビタミンB2、食物繊維など豊富な栄養素が含まれています。アーモンド(100g)には ゴマの約300倍のビタミンE が、 食物繊維はレタスの約9倍の量 があります。

主な栄養素

  • アーモンド(100g)に含まれるビタミンE:30.3mg
  • アーモンド(100g)に含まれるビタミンB2:0.92mg
  • アーモンド(100g)に含まれる食物繊維:10.1g

また、血管の健康を保つ手助けになるオレイン酸は、ゴマの約約1.8倍、100g中に35gの量が含まれています。

効果・効能

豊富な栄養素を含むアーモンドは、食べるだけでその効果効能を手軽に得ることができます。ビタミンEは、老化や免疫力低下の原因となる活性酵素のはたらきを抑えるアンチエイジング効果があります。

また同じく豊富な食物繊維には腸内環境を改善する効果も。その他、ダイエット効果脳改善機能血圧改善美肌効果も期待できる優れた食品です。

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アーモンドに危険性はあるの?


栄養が豊富で体に嬉しい効果が非常に魅力的なアーモンドですが、もちろんメリットばかりではありません。これから紹介するその危険性にも注意をして食べるようにしてください。

脂質が多い

ダイエットにも役立つと言われているアーモンドですが、一方で脂質が多くカロリーが高い一面があります。

適量であれば問題のないこの脂質量も、摂取量が多ければ消費されず脂肪として蓄えられます。そのため、食べ過ぎてしまうことで太る原因にもなります。

MEMO
アーモンド(100gあたり)含まれる脂質:約50g

食べ過ぎると頭痛や便秘になる

さらにアーモンドは、食べ過ぎると頭痛や便秘の原因になる危険性があります。頭痛の原因は詳しくは分かっていませんが、食べ合わせによる可能性もあると言われています。

便秘の原因は豊富な食物繊維にあります。食べ過ぎなければ便通を良くしてくれる食物繊維も、 食べ過ぎると逆に便が大きくなりすぎてしまったり、消化に時間がかかり過ぎてしまう のです。

また人によっては反対に、お腹がゆるくなり下痢を引き起こす可能性もありますので必ず適量を守るようにしてください。

アレルギーを引き起こす可能性もある

さらにアーモンドはアレルギーを引き起こす可能性も持っています。アーモンドのようなナッツ類でのアレルギーは年々増加をしています。

あまり聞いたことがなく「これまでは症状がなかった」という場合でも違和感を感じた場合は、必ず病院を受診するようにしましょう。

肌荒れの原因に

アーモンドはニキビやシミ、シワを予防する効果のあるビタミンFやビタミンB2を含んでいますが、食べ過ぎは逆効果です。既述のように脂質も多いため、食べ過ぎはニキビや吹き出物を作ってしまう可能性があります。

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アーモンドは一日どれくらい食べてもいいの?


せっかく豊富な栄養を含んでいるアーモンドですが、適量を超えてしまうと、逆効果になってしまうことが分かりました。なんでも食べ過ぎは禁物です。カロリーと脂質に注意し、正しくアーモンドを取り入れましょう。

一日の摂取量

 アーモンドの1日の摂取量目安は20〜30粒程度 です。製品にもよりますが、20粒程度で約120kcalとなり、推奨されているおやつの目安カロリーである200kcalよりも少ない数値になります。

食べるタイミングは特に決まりがありませんが、食事の前1〜2時間前くらいにアーモンドを食べて水を飲んでおくと、満腹感が生まれ食事の食べ過ぎを防いでくれますよ。

まとめ

「アーモンドは危険性がある?肌荒れや便秘に?食べ過ぎ注意?」について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • アーモンドは豊富な栄養素を含んだ優秀な食品
  • アーモンドには腸内環境改善な様々な効果がある
  • アーモンドの過剰摂取は便秘や肌荒れを引き起こす場合がある
  • アーモンドの1日の摂取量目安は20〜30粒程度

アーモンドは普段の生活では不足しがちな栄養が豊富に含まれています。食べ過ぎで逆効果にならないように適量を守ることで、健康的な体に近づくことができますよ。

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