ハワイの朝食として「アサイーボウル」が有名ですが、そもそもアサイーってなんでしょうか?どんな栄養素が含まれてるのかも気になりますね。今回は、スーパーフードとも言われるアサイーの栄養成分や効能、食べ過ぎるとどうなるのかなどご紹介します。
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目次
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アサイーとはどんな食べ物?
アサイーは、ブラジルのアマゾンに自生するヤシ科の植物です。最大で25mほどの高さになり、枝葉の間に紫色の実をつけます。実はほとんどが種で食べられるのはわずか5%。その5%にポリフェノールなどたくさんの栄養素が含まれているスーパーフルーツなのです。
どんな味?まずい?美味しい?
実はアサイー自体にはほとんど味がありません。意外ですよね。見た目はブルーベリーのようですが、甘みや酸味、香りはほぼなく、わずかな渋みとオリーブオイルのような旨味があるようです。
そのため、どのような食材と組みあわせても美味しく食べられます。食べ方としては、フルーツや野菜、ヨーグルト、豆乳などと合わせて朝食やデザートで食べる方が多いようです。
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アサイーに含まれる栄養成分
ポリフェノール/鉄分/カリウム/カルシウム/マグネシウム/オレイン酸/α-リノレン酸/葉酸/ビタミンE/食物繊維/アミノ酸
アサイーを食べる効果・効能は?
目の疲れ
アサイーには、ポリフェノールの一種「アントシアニン」が含まれています。アサイーの紫色の色素でもあります。このアントシアニンは眼精疲労や視力改善に効果があり、アサイーにはブルーベリーの約5倍のアントシアニンが含まれています。パソコンやスマホ等で疲れた目の回復や軽減に効果があります。
疲労回復
アサイーにはアミノ酸・ビタミン・ミネラルが多く含まれているため、疲労回復に適したフルーツとしてスポーツ選手に愛用されています。体調がよくないときにもアサイーを摂るようにすると回復できそうですね。
美肌効果
アサイーには様々な種類のビタミンが豊富に含まれています。特にコラーゲン生成に必要なビタミンCはレモンの約3倍もあり、強力な抗酸化作用のあるビタミンCも含まれています。
高血圧
アサイーには豊富なカルシウムが含まれているため、骨粗しょう症の予防や高血圧のリスクを低下させる効果があると言われています。日本人は慢性的なカルシウム不足で、先進国ではワースト1位と言われていますので積極的に摂りたいですね。
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アサイーは食べ過ぎると健康に悪い?
アマゾンでは、お椀状の容器にすりつぶしたピューレ状のアサイーを入れ、キャッサバ芋を炒ってフレーク状にしたものを混ぜて食しています。アサイーボウルをお椀で食べるスタイルはアマゾンに由来しているのですね。
健康のために、栄養価が高いから…とついたくさん摂ってしまいそうですが、食べ過ぎると健康に良くないのか、調べてみました。
下痢
アサイーには食物繊維が多く含まれています。このうちの水溶性食物繊維が体の中で水に溶けて便を柔らかくするため便秘の解消に役立ちますが、食べ過ぎると水分過多になり下痢を起こしやすくなります。
腹痛
アサイーには不溶性食物繊維も含まれています。この不溶性食物繊維は、水に溶けずに水分を取り込んで膨らという特徴を持っています。そのため便の量を増やし大腸を刺激して動きを活発化させることで排便を促す働きをしています。ただし、便秘気味の人が摂り過ぎると便秘を悪化させ腹痛を起こす可能性があります。
太る
アサイーを食べる代表格メニューはアサイーボウルですが、食材を何にするかで糖質は変わってきます。平均的なアサイーボウルは400~500kcalで、糖質は50~60g。食事のうちの一食をアサイーボウルに置き換えることは問題なさそうですが、他のものも食べるとなるとカロリー過多になり太ってしまいそうなので注意が必要です。
糖質を抑えるために、バナナの量を半分にする・グラノーラの量を減らすといった工夫をして糖質をコントロールしましょう。
まとめ
栄養素たっぷりのアサイーについてお伝えしましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- アサイーには、ポリフェノール・鉄分・カルシウム・オレイン酸など栄養素がたくさん
- アサイーを摂ることで眼精疲労・美肌効果・疲労回復などに効果あり
- 食べ過ぎると下痢・腹痛に。一緒に糖質を摂り過ぎても太るので注意が必要
アサイーは冷凍・粉末・飲料と摂り方はさまざま。自分に合った食べ方でアサイーを取り入れてください!
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