油揚げといえばどんな料理にも合わせることができるとても優秀な食材ですよね!炒め物に入れてもよし、煮物に入れてもよし、食材をはさんでトースターでパリパリにしてもよし、こんなたくさんの使い方ができる食材はなかなかありません。
そんな優秀な油揚げですが、大量に手に入った時にどんな保存をしたらよいかいまいちよくわからず困ってしまうことがあります。
今回の記事では、
- 油揚げとは
- 栄養や効果
- 保存期間
- おすすめの保存方法
- 袋のまま冷凍してもいいの?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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油揚げとはどんな食材?
“油揚げ”は、薄切りにした豆腐を油で揚げた食品です。別称は「稲荷揚げ」「狐揚げ」「寿司揚げ」です。油揚げの大きさ、形、厚みは豆腐と同様で地域によって差があります。
油揚げは調理前に熱湯をかけるなど「油抜き」をしてから料理に用いられることが多いです。きつねそばやきつねうどん、きつね丼や味噌汁、煮物、炊き込みご飯、稲荷ずし、おでんなどに料理されます。
また、油揚げの内部に具材を詰めて爪楊枝やかんぴょうで縛ったものを「巾着」と言います。
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油揚げの栄養と効果が凄い
栄養価を詳しく
大豆食品である油揚げは、たんぱく質、ビタミンE、カルシウム、鉄を含んだ健康食品です。疲労回復、高血圧、動脈硬化予防に効果があります◎
また、大豆イソフラボンを豊富に含んでいます。植物性ポリフェノールであるイソフラボンは健康と美容に効果的です。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
- 大豆イソフラボン:大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと類似した構造を持ち、エストロゲンに結合して作用します。特に、女性ホルモンのエストロゲンが減っていくことで起こる更年期障害の改善や骨粗鬆症の改善効果があります。また、普段から摂取すると肌を綺麗にする、PMSの予防にも繋がります。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
効果・効能を紹介
大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするので、下記のような効果を期待することができます。
月経前症候群(PMS) 更年期障害 卵巣の病気予防 生活習慣病予防
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油揚げは冷凍保存がおすすめ?
油揚げの日持ちは、
- 常温保存:NG
- 冷蔵保存:約3~5日
- 冷凍保存:約1カ月
このように常温保存がNGで、基本は冷蔵保存になります。ただし冷蔵保存したとしても3~5日しかもたないので、すぐに使う予定がなければ「冷凍保存」がおすすめです。
面倒な時は袋のまま冷凍庫にポン!
油揚げを冷凍するときは、開封していなければそのまま冷凍庫にポンと入れてあげればOKです。これだけで約1カ月ほど保存することができます。油揚げはあまり値段が変わらない食材ですが、安く手に入ることがあれば大量購入して冷凍庫で保管するのも良いかもしれませんね!
使うときは冷凍のまま取り出してキッチンバサミでカットして使ってください。油抜きをしたい場合は、熱湯をかけてから調理すれば解凍も同時にできるのでおすすめです。
ちなみに油揚げ同士がくっついてしまった場合は、少しだけ常温で自然解凍させてあげれば簡単に取れますよ!
一度開封した場合
次は開封したあとに冷凍保存をしたいときの方法を紹介します。
開封した後は、油抜きをしたかどうかにかかわらず1回量ずつにラップにくるんだ上から密閉できるジップロックなどの保存袋にいれてから冷凍庫に入れるようにしましょう。
こうすることで冷凍庫内での臭い移りを防ぐことができますよ!解凍するときはそのまま料理に入れてもOKですし、油抜きしたいときは熱湯をかけて解凍させてもOKです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 油揚げは栄養価に優れた食材!
- 油揚げは常温保存NG
- 基本は冷蔵庫に入れて保存しよう
- すぐに使いきれない場合や余った時は冷凍がおすすめ
- 油揚げは袋のまま冷凍庫にポンでもOK
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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