皆さんはスパムという食材をご存知ですか?日本では主に沖縄で使われることが多い食材ですが、最近ではスパムを使ったおにぎりや料理が提供されることが多きなってきましたよね。
そんなスパムですがまだあまり日本人の生活には馴染みがない食材でもあって使い方や、味、そのまま食べられるのかどうかというところもイマイチ分からずになかなか手が出ない人もいるはずです。
今回の記事ではスパムとはどのような食材なのか、味、原材料、そのまま食べても良いのかなどを解説していきたいと思います。
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目次
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スパムってどんな食材?
最近では、スーパーの缶詰コーナーでも「SPAM」という文字を見かけるようになりました。スパムとは加工肉の一種で、わかりやすく言うと、ソーセージの中身を腸詰ではなく缶詰にしたものです。
アメリカのホーメル食品が、1937年に初めて販売開始し広まりました。スパムはホーメル食品の商標登録であり、ランチョンミートの1つの固有名詞です。豚ウデ肉・砂糖・塩・ジャガイモでんぷんなどが原材料で、減塩タイプやタバスコ味など種類も様々です。
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スパムの味は?
スパムの味は「塩辛いハム」といった感じの味です。「Spiced Ham(スパイスドハム)」という言葉が語源ではないかと言われるほどに、塩辛いのです。元々、スパムが作られたきっかけは、太平洋戦争時のアメリカ軍の保存食でした。
スパムは1937年に誕生していますが、当時戦争の真っ只中。戦地に行ってもアメリカ軍の兵士が元気に活動できるよう、スパムに栄養になる成分をギュッと詰めて、あったのです。
スパムの原材料
スパムの原材料は豚肉、塩、砂糖、水、ジャガイモなどです。豚もも肉を加工して「ハム」に、豚肉をミンチにして「ポーク」として、それぞれの加工品を混ぜ合わせて、塩に漬け込んだものがスパムなのです。
前述した通り、保存食として誕生しているため塩分は多めに染み込まれており、戦地で疲れた兵士の活力にもなるように考えられています。
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スパムはそのまま食べてもいいの?
スパムは加熱調理して滅菌された状態で缶詰になっている食品なので、そのまま食べても全く問題ありません。缶詰は非常に保存性能の高い保存形態で、強い衝撃が加わり、容器が壊れなければかなり長い間常温でも保存することができます。缶を開けてそのまま食べることのできる「シーチキン」と同じような感じですね!
焼いて食べるとジューシーさが増す
スパムは加熱しなくても食べることができる食品ですが、加熱したほうが程よくお肉の脂が解けてジューシーな味わいになります。さらにスパムは加熱すると柔らかくなるので食べやすくなります。
しょっぱさが苦手な人は塩分控えめのスパムがある
スパムには通常の塩辛さがつよいスパムと、塩分控えめのスパムの2種類が販売されています。通常のスパムはかなり塩気が強く、日本人の口には合いにくいとされていますので、初めて食べるなら塩分控えめのスパムを選ぶと良いでしょう。
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スパムを美味しく食べるレシピを解説
スパムを美味しく食べるには、どんなレシピがあるのでしょうか?いくつか調べてきたのでご紹介していきます。
スパムおにぎり
まずはスパムおにぎりから紹介しますね!スパムが日常的に食べられている沖縄県ではメジャーな食べ物となっています。スパムおにぎりは、まず薄くスライスしたスパムに、薄く焼き上げた卵焼きを乗せます。その下にご飯を置いて、海苔で巻いて握るだけ。「ポー(ク)たま(ご)」という名前で販売されているので、沖縄に旅行に言った際にはぜひ現地流の食べ方を味わってみてはいかがでしょうか。
ポイントとしては、あまり強くご飯を握らない方がおいしく仕上がります。簡単に作れて美味しいので、是非とも作ってみてください。
野菜炒め
次に「野菜炒め」です。野菜炒めは、通常豚バラ肉やベーコンなどを使って作りますが、その代わりにスパムを入れるだけで美味しく仕上がります。スパムにはかなり濃い目の塩気があるため、調味料を少なめにしてもおいしく仕上がります。
仕上げに醤油をサラッとかけて、香ばしさをプラスすると美味しくいただけるでしょう。ポイントとしては、スパムと野菜をしっかり混ぜ合わせて、最後に塩味を確認する事です。通常の野菜炒めよりも味の確認を念入りにしましょう。
天ぷら
最後に、スパムは「天ぷら」にしてもおいしいです。スライスしたスパムをてんぷら粉につけて挙げるだけでもいいですし、ピーマンを半分に切り、その中にスパムを入れ込んで天ぷらにしてもおいしく食べられます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- スパムは加工肉の一種でソーセージの中身を缶詰にしたもの
- とても塩辛いが、塩分控えめの物もある
- 保存性能が高い
- そのままで食べることもできるが、加熱処理をした方がよりジューシーで美味しく仕上がる
- おにぎりや野菜炒め、天ぷらにするのがおすすめ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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