コーンの缶詰に栄養はある?実は危険って本当?糖尿病との関係性は?

黄色が鮮やかなとうもろこしは、子供にも大人気の食材の1つ。少しだけ使いたいときや買い置きするのに手軽で便利なのが、コーンの缶詰です。このコーンの缶詰と茹でたとうもろこし、どちらに栄養素が多く含まれているかご存知ですか？

今回は、こちらについて詳しく解説します。

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コーンの缶詰に栄養はある?

栄養成分

コーンの缶詰に含まれる栄養成分は以下の通りです。

とうもろこしと比べると?

ゆでとうもろこしの栄養成分は以下の通りです。

両者を比較するとカロリーを含めて栄養成分はゆでとうもろこしが勝っているのがわかります。しかし、利便性の観点や1日に必要な栄養素を全てとうもろこしから摂取するわけではないことを考えると総合的に両者の栄養成分に大差は無いと言えるでしょう。

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コーンの缶詰は危険?

遺伝子組み換えは安全?

コーンの缶詰に使用される原料であるとうもろこしは食品表示法で定められている義務表示対象農作物の1つです。そのため、遺伝子組み換えで作られたとうもろこしを原料として使用する場合は、缶詰の原材料表示欄の「とうもろこし」の後ろに（遺伝子組み換え）と記載する必要があります。

この記載が無い場合は、遺伝子組み換えの心配はありません。気になる場合は、スーパーマーケットなどでコーンの缶詰を購入する際に確認すると安心して使用することが出来るでしょう。

遺伝子組み換え食品は、まだ歴史が浅く長期間摂取することにより人体にどのような影響が出るのかが明確にはなっていません。そのため、消費者が遺伝子組み換え食品を食べるかどうかを自ら選択することが出来るよう、遺伝子組み合え食品である旨を必ず記載するよう定められているのです。

添加物は?

コーンの缶詰には長期間保存を可能にするために食品添加物が使用されている製品も存在します。特に使用される頻度が高いものとその使用目的は以下の通りです。

なお、昨今は「無添加（食品添加物を使用していない）」であることを売りにしたコーンの缶詰も販売されているので、製品選択の参考にしてはいかがでしょうか。

子供に食べさせても大丈夫?

コーンの缶詰はゆでとうもろこしと栄養成分も大差なく、過剰摂取により危険となる食品添加物も含まれていないため子供にも食べさせても問題の無い食材であると言えるでしょう。

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ダイエット効果は?

カロリー

コーンの缶詰に含まれているカロリーは100gあたり約77kcalと、かなりの低数値となっています。ごはんをお茶碗1杯食べると約168kcalとなることから、ごはんの代わりにコーンの缶詰を食べることでカロリー面においては大きく抑えることが可能です。

ただし、コーンの缶詰に含まれる調味液にも別途塩分やカロリーが含まれているためこれらも一緒に摂取することはおすすめしません。ザルに開けるなど、しっかりと水分を切ってから食べると良いでしょう。

また、とうもろこしには食物繊維も豊富に含まれていることが特徴的です。食物繊維は摂取することで腸のぜん動運動を活発化してくれるため、排便を促し便秘の解消にも繋がります。

食べ過ぎで糖尿病に?

その一方で、コーンの缶詰に含まれる糖質については注意が必要です。100gあたり12.5gと決して多い量ではありませんが、継続して食べ続けることで糖尿病など生活習慣病の発症にも繋がる恐れがあります。また、日頃から糖質制限ダイエットなどを行っている人はコーンの缶詰を食材と選択することは避けたほうが良いでしょう。

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まとめ

自然な甘みを楽しむことが出来るとうもろこしはどんな料理にも合わせることが出来る万能食材です。長期保存が可能なコーンの缶詰ならとうもろこしを通年楽しむことが出来るため、日々の食生活をとうもろこしの黄色で彩ってみてはいかがでしょうか。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

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